WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップ
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競技 | ソフトボール |
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開始年 | 2023年 |
主催 | 世界野球ソフトボール連盟 (WBSC) |
チーム数 | 2023: 12[注 1]チーム |
前回優勝 | アメリカ (2023) |
最多優勝 | アメリカ (1回) |
WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップ(英: WBSC U-15 Women's Softball World Cup、西: Copa Mundial de Softbol Femenino Sub-15 WBSC)は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する、15歳以下のナショナルチームによる女子ソフトボールの世界選手権大会。
概要
[編集]2023年に第1回大会が日本の東京で開催された。大会は4年おきに開催される。
第1回大会
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2023年10月21日から10月29日にかけて日本の東京で開催された。12ヵ国・地域[注 1]が出場し、3会場[注 2]で50試合[注 3]が行われた。決勝はアメリカ対プエルトリコの対戦となり、3-0で勝利したアメリカが初代チャンピオンに輝いた。日本は大会を通じてアメリカから勝利をあげた唯一のチームとなったが[14]、翌日のプエルトリコ戦に敗れたため3チームが同率首位で並ぶことになり、大会規程により失点差・直接対決の結果[注 4]から決勝進出を逃した[15]。3位決定戦ではチャイニーズタイペイに2-0で勝利して銅メダルを獲得した[16]。大会MVPはアメリカ代表のアスペン・ボールウェア(Aspen Boulware)。元ソフトボール日本代表の山田恵里、渥美万奈、長﨑望未が大会のオフィシャルサポーターを務めた[17]。
ポジション | 名前 | 年齢 | 所属 | 備考 |
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日本代表選手 | ||||
投手 | 長友彩莉(ながとも さり) | 215歳 | ハッピーフレンズ | |
12梶目莉空(かじめ りそら) | 15歳 | 広島プリンセス | ||
20山本心音(やまもと しおん) | 13歳 | 岸城クラブ | ||
21吉良優里(きら ゆうり) | 14歳 | 大阪イーリス | ベストナイン受賞 | |
26中村律(なかむら りつ) | 14歳 | 神田女学園中 | ||
捕手 | 加減夢華(かげん ゆめか) | 715歳 | 佐賀女子短大付属佐賀女子高 | ベストナイン受賞 |
15橋本真央(はしもと まお) | 15歳 | 岡山エンゼルス | ||
内野手 | 安楽咲(あんらく さき) | 315歳 | ハッピーフレンズ | |
中西華(なかにし はな) | 915歳 | KGスラッガー | ベストナイン受賞 | |
11今村倖(いまむら ゆき) | 15歳 | 神村学園高 | ||
17藤田莉心(ふじた りこ) | 15歳 | 神村学園中 | ||
23睦谷羽蘭(むつたに うらん) | 15歳 | 信濃ドリームスター | ||
24櫻木藍睦(さくらぎ らちか) | 15歳 | KGスラッガー | ||
29髙久日蘭莉(たかく ひらり) | 14歳 | 那須町立那須中央中 | ||
外野手 | 大川沙菜(おおかわ さな) | 815歳 | 松戸市立第三中 | |
18ルーウィス梨々亜(るーうぃす りりあ) | 14歳 | 福岡レッドドリームズ | ||
スタッフ | ||||
監督 | 山本優 | 35歳 | 札幌Futures | |
コーチ | 古渡美奈 | 41歳 | 神田女学園中 | |
峰幸代 | 35歳 | トヨタレッドテリアーズ |
- 最終順位[22]
順位 | チーム | 大陸連盟 | 試 | 勝 | 敗 |
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アメリカ | 南北アメリカ | 9 | 8 | 1 | |
プエルトリコ | 南北アメリカ | 9 | 7 | 2 | |
日本 | アジア | 9 | 8 | 1 | |
4位 | チャイニーズタイペイ | アジア | 9 | 5 | 4 |
5位 | メキシコ | 南北アメリカ | 8 | 4 | 4 |
6位 | フィリピン | アジア | 8 | 2 | 6 |
7位 | チェコ | ヨーロッパ | 8 | 5 | 3 |
8位 | イタリア | ヨーロッパ | 8 | 4 | 4 |
9位 | ペルー | 南北アメリカ | 8 | 3 | 5 |
10位 | ブラジル | 南北アメリカ | 8 | 3 | 5 |
11位 | ニュージーランド | オセアニア | 8 | 1 | 7 |
12位 | ウガンダ | アフリカ | 8 | 0 | 8[注 5] |
歴代結果
[編集]回 | 開催年 | 開催地 | チーム数 | 優勝 | 準優勝 | 3位 | 日本成績 |
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1 | 2023 | 東京 | 12→11[注 1] | アメリカ | プエルトリコ | 日本 | 3位 |
2 | 2027 | ? |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b c ウガンダが出場辞退したため、実際に参加したのは11チーム。
- ^ 駒沢オリンピック公園総合運動場硬式野球場(世田谷区)、世田谷区立総合運動場野球場(世田谷区)、大田スタジアム(大田区)
- ^ 1次ラウンド:30試合、2次ラウンド:18試合、決勝ラウンド:2試合。但し、出場辞退したウガンダの不戦敗(1次ラウンド:5試合、2次ラウンド:3試合)が含まれるため、実際に行われたのは42試合。
- ^ 3チーム間の直接対決はともに1勝1敗のため、当該チーム間での失点数(アメリカ:2、日本:4、プエルトリコ:5)によりアメリカが決勝進出。残る1枠は、日本とプエルトリコの直接対決に勝利したプエルトリコに確定した。
- ^ 出場辞退のため全試合0-7の不戦敗。
出典
[編集]- ^ “「第1回女子U15ワールドカップ」大会の見どころ”. JSA (2023年10月18日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ “WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップ プレビュー ソフトボール界の次代を担うスターたちで東京が光輝く”. WBSC (2023年10月19日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ “U-15 女子ソフトボールワールドカップ 有望な選手たちにLA28 の道を開く”. WBSC (2023年10月20日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ “WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップ スーパーラウンド日程発表”. WBSC (2023年10月24日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ “第1回WBSC U-15女子ソフトボール・ワールドカップ アメリカが優勝”. WBSC (2023年10月29日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ “U-15女子ソフトボールワールドカップ最終 日本が3位獲得”. WBSC (2023年10月29日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ “MVPはボールウェア そのほかのWBSC U-15女子ソフトボールワールドカップのベストナイン発表”. WBSC (2023年10月29日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ 大会公式サイト JSA
- ^ 大会公式サイト - チーム紹介 JSA
- ^ 大会公式サイト - 試合速報・試合結果 JSA
- ^ Schedule & Results WBSC
- ^ Official Documents WBSC
- ^ U-15 Women's Softball World Cup 2023 Daily Report Final WBSC
- ^ “強敵アメリカに勝利・スーパーラウンド2連勝”. JSA (2023年10月27日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ “延長10回タイブレークの激戦も勝利ならず”. JSA (2023年10月28日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ “日本代表銅メダル獲得!”. JSA (2023年10月29日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ “元日本代表メンバーが大会オフィシャルサポーターに就任”. JSA (2023年10月3日). 2024年6月9日閲覧。
- ^ 女子U15日本代表選手 JSA
- ^ 2023年度の女子GEM2(U15)日本代表選手 JSA
- ^ Teams & Rosters - Japan WBSC
- ^ Stats - Japan WBSC
- ^ Final Standings WBSC
- ^ Historic Results WBSC