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WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップ
競技 ソフトボール
開始年 2023年
主催 世界野球ソフトボール連盟 (WBSC)
チーム数 2023: 12[注 1]チーム
前回優勝  アメリカ (2023)
最多優勝  アメリカ (1回)
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WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップ: WBSC U-15 Women's Softball World Cup西: Copa Mundial de Softbol Femenino Sub-15 WBSC)は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する、15歳以下のナショナルチームによる女子ソフトボール世界選手権大会

概要

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2023年に第1回大会が日本東京で開催された。大会は4年おきに開催される。

第1回大会

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第1回大会の日本代表メンバー

2023年10月21日から10月29日にかけて日本東京で開催された。12ヵ国・地域[注 1]が出場し、3会場[注 2]で50試合[注 3]が行われた。決勝はアメリカプエルトリコの対戦となり、3-0で勝利したアメリカが初代チャンピオンに輝いた。日本は大会を通じてアメリカから勝利をあげた唯一のチームとなったが[14]、翌日のプエルトリコ戦に敗れたため3チームが同率首位で並ぶことになり、大会規程により失点差・直接対決の結果[注 4]から決勝進出を逃した[15]。3位決定戦ではチャイニーズタイペイに2-0で勝利して銅メダルを獲得した[16]。大会MVPはアメリカ代表アスペン・ボールウェアAspen Boulware)。元ソフトボール日本代表山田恵里渥美万奈長﨑望未が大会のオフィシャルサポーターを務めた[17]

日本代表メンバー[18][19][20][21]
ポジション 名前 年齢 所属 備考
 日本代表選手
投手 020長友彩莉(ながとも さり) 15歳 ハッピーフレンズ
120梶目莉空(かじめ りそら) 15歳 広島プリンセス
200山本心音(やまもと しおん) 13歳 岸城クラブ
210吉良優里(きら ゆうり) 14歳 大阪イーリス ベストナイン受賞
260中村律(なかむら りつ) 14歳 神田女学園中
捕手 070加減夢華(かげん ゆめか) 15歳 佐賀女子短大付属佐賀女子高 ベストナイン受賞
150橋本真央(はしもと まお) 15歳 岡山エンゼルス
内野手 030安楽咲(あんらく さき) 15歳 ハッピーフレンズ
090中西華(なかにし はな) 15歳 KGスラッガー ベストナイン受賞
110今村倖(いまむら ゆき) 15歳 神村学園高
170藤田莉心(ふじた りこ) 15歳 神村学園中
230睦谷羽蘭(むつたに うらん) 15歳 信濃ドリームスター
240櫻木藍睦(さくらぎ らちか) 15歳 KGスラッガー
290髙久日蘭莉(たかく ひらり) 14歳 那須町立那須中央中
外野手 080大川沙菜(おおかわ さな) 15歳 松戸市立第三中
180ルーウィス梨々亜(るーうぃす りりあ) 14歳 福岡レッドドリームズ
スタッフ
監督 山本優 35歳 札幌Futures
コーチ 古渡美奈 41歳 神田女学園中
峰幸代 35歳 トヨタレッドテリアーズ
最終順位[22]
順位 チーム 大陸連盟
1位  アメリカ 南北アメリカ 9 8 1
2位  プエルトリコ 南北アメリカ 9 7 2
3位  日本 アジア 9 8 1
4位  チャイニーズタイペイ アジア 9 5 4
5位  メキシコ 南北アメリカ 8 4 4
6位  フィリピン アジア 8 2 6
7位  チェコ ヨーロッパ 8 5 3
8位  イタリア ヨーロッパ 8 4 4
9位  ペルー 南北アメリカ 8 3 5
10位  ブラジル 南北アメリカ 8 3 5
11位  ニュージーランド オセアニア 8 1 7
12位  ウガンダ アフリカ 8 0 8[注 5]

歴代結果

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開催年 開催地 チーム数 優勝 準優勝 3位 日本成績
1 2023 日本の旗 東京 12→11[注 1]  アメリカ  プエルトリコ  日本 3位
2 2027 不明の旗 ? 不明の旗 不明の旗 不明の旗

脚注

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注釈

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  1. ^ a b c ウガンダが出場辞退したため、実際に参加したのは11チーム。
  2. ^ 駒沢オリンピック公園総合運動場硬式野球場世田谷区)、世田谷区立総合運動場野球場(世田谷区)、大田スタジアム大田区
  3. ^ 1次ラウンド:30試合、2次ラウンド:18試合、決勝ラウンド:2試合。但し、出場辞退したウガンダの不戦敗(1次ラウンド:5試合、2次ラウンド:3試合)が含まれるため、実際に行われたのは42試合。
  4. ^ 3チーム間の直接対決はともに1勝1敗のため、当該チーム間での失点数(アメリカ:2、日本:4、プエルトリコ:5)によりアメリカが決勝進出。残る1枠は、日本プエルトリコの直接対決に勝利したプエルトリコに確定した。
  5. ^ 出場辞退のため全試合0-7の不戦敗。

出典

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  1. ^ 「第1回女子U15ワールドカップ」大会の見どころ”. JSA (2023年10月18日). 2024年6月9日閲覧。
  2. ^ WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップ プレビュー ソフトボール界の次代を担うスターたちで東京が光輝く”. WBSC (2023年10月19日). 2024年6月9日閲覧。
  3. ^ U-15 女子ソフトボールワールドカップ  有望な選手たちにLA28 の道を開く”. WBSC (2023年10月20日). 2024年6月9日閲覧。
  4. ^ WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップ スーパーラウンド日程発表”. WBSC (2023年10月24日). 2024年6月9日閲覧。
  5. ^ 第1回WBSC U-15女子ソフトボール・ワールドカップ  アメリカが優勝”. WBSC (2023年10月29日). 2024年6月9日閲覧。
  6. ^ U-15女子ソフトボールワールドカップ最終  日本が3位獲得”. WBSC (2023年10月29日). 2024年6月9日閲覧。
  7. ^ MVPはボールウェア そのほかのWBSC U-15女子ソフトボールワールドカップのベストナイン発表”. WBSC (2023年10月29日). 2024年6月9日閲覧。
  8. ^ 大会公式サイト JSA
  9. ^ 大会公式サイト - チーム紹介 JSA
  10. ^ 大会公式サイト - 試合速報・試合結果 JSA
  11. ^ Schedule & Results WBSC
  12. ^ Official Documents WBSC
  13. ^ U-15 Women's Softball World Cup 2023 Daily Report Final WBSC
  14. ^ 強敵アメリカに勝利・スーパーラウンド2連勝”. JSA (2023年10月27日). 2024年6月9日閲覧。
  15. ^ 延長10回タイブレークの激戦も勝利ならず”. JSA (2023年10月28日). 2024年6月9日閲覧。
  16. ^ 日本代表銅メダル獲得!”. JSA (2023年10月29日). 2024年6月9日閲覧。
  17. ^ 元日本代表メンバーが大会オフィシャルサポーターに就任”. JSA (2023年10月3日). 2024年6月9日閲覧。
  18. ^ 女子U15日本代表選手 JSA
  19. ^ 2023年度の女子GEM2(U15)日本代表選手 JSA
  20. ^ Teams & Rosters - Japan WBSC
  21. ^ Stats - Japan WBSC
  22. ^ Final Standings WBSC
  23. ^ Historic Results WBSC

関連項目

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外部リンク

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