Wikipedia‐ノート:プロジェクト間の移動/字引的記事
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ここでは、Transwikiの要件の補助として、字引的記事の定義とそのTranswikiの方針を定める。
字引的記事
[編集]定義
[編集]ウィキペディアは百科事典を作るプロジェクトである。そのため、字引的であって、百科事典的とはいえない記事はウィキペディアよりもウィクショナリーのほうが適当であるといえる。ウィキペディアにおいて字引的な記事とは以下の項目を1つでも満たすものをさす。
- その語彙自体の説明のみにとどまっている記事。
- その記事の主題となる物事に関する説明がなされておらず、その語の解説となっているもの。
- 意味、発音、類義語へのリンクなど、辞書的な内容のもの。
- {{字引}}テンプレートが貼り付けられた記事で、テンプレート貼り付け後1ヶ月以内に有意な更新(字引的という状態から脱却する更新)の無い記事。
- テーマ自体が百科事典的になりえないと十分に判断できる記事。
- 項目名が名詞でないもの。
- サブスタブ状態が3ヶ月間続いている記事。
- ただし固有名詞の項目はTranswikiの対象とはならない。
- ウィキペディアよりもウィクショナリーの方がふさわしいとコミュニティで特に合意する記事。
- 以下に示す方法による投票において、賛成票が5票以上で過半数である、或は、反対の無いもの。
例外
[編集]上記「定義」に当てはまる項目であり、かつ、以下の3項目のうち一つでも合致する場合は字引的記事の例外とし、字引的記事としてのTranswikiは実行せず、即時削除の対象とする。上記「定義」に合致せず以下に合致する場合は即時削除の対象とはならない。
- Wikipedia:即時削除の方針に合致する項目。
- 日本語の字引的未満 の項目。
- 日本語の新語・造語・卑語・俗語の項目。
また、上記「定義」に当てはまる項目であり、かつ、以下の項目に一つでも合致する場合は字引的記事の例外とし、字引的記事としてのTranswikiは実行せず、通常削除の対象とする。
- Wikipedia:削除の方針に合致する項目。
- ウィクショナリーにすでに語義が存在する項目であり、かつ、ウィクショナリーの記事のほうが優れていると十分に認められるもの。
上記「定義」に当てはまる項目であり、かつ、Wikipedia:定期削除の方針に合致している項目は例外としない。
字引的記事の判断
[編集]字引的記事であるかどうかの決定をコミュニティの判断によって行う際は、この手順に沿って投票を行う。
- この投票は通常名前空間の編集回数50回以上のユーザーが実施可能であるものとする。
(最終的な削除・Transwikiの判断は削除依頼にてsysopが行うため)
- 対象記事のノートに以下の形式で書き込む。
- レイアウトは自由。字引的であるかどうかを問う旨の文とその理由を書く。
- 賛成・反対を入力できる欄を作り、時刻入り署名(~~~~)で投票するように書く。
- 1週間の投票期間を設ける。ただし、賛否資格は名前空間にとらわれず編集回数50回以上のログインユーザとする。
- 賛否資格のあるものは賛否資格の無い者の署名を削除することができる。
- 1週間の後、判定を下す。判断基準は前セクションに示すとおり。
Transwikiの方針
[編集]対象記事
[編集]Transwikiが可能なものは前項「定義」を1つでも満たすものとする。
Transwiki依頼・実行方法
[編集]字引的記事のTranswikiの依頼方法・実行方法はWikipedia:プロジェクト間の移動に準じる。投票を行った上での依頼は必ず投票ページ(ノート)へのリンクとその旨を記載すること。
ただし、以下のような項目は例外措置とする。
- 投稿者が1人だけの字引的項目で、Transwiki先が日本語版ウィクショナリーのもの。
措置
[編集]- 投稿者本人がTranswikiする項目にテンプレートを貼り付ける。内容は消さない。
- 投稿者本人がウィクショナリーにて同一内容の記事を投稿する。項目名は「○○」とする。この投稿はウィキペディアと同一のユーザー名で行う(IP不可)。また、同一人物であることを示すため、ユーザーページには相互リンクを貼っておくこと。
- 要約欄には「ウィキペディアからのTranswiki; <編集者名>; <Transwiki元項目名>」を入力する。
- 投稿後、ウィキペディアの項目に{{db}}を貼り付ける。
この際、以下のことに注意すること。
- Transwiki先のノートには履歴を表示しない。
- Export-Logには記載しない。
- ウィクショナリーでは項目名の最初に"Transwiki:"をつけない。
- 管理者は一連の作業が終了するまで、投稿者の白紙化等による記事の削除ができない。
議論
[編集]全体に、よく書けていると思います。内容上、特に反対するような点も見あたりません。日本語の新語等を、そもそもウィクショナリでは投稿できない旨を定めた文書へのリンクがあったら親切かな、と思いましたが。--oxhop 2006年3月19日 (日) 12:28 (UTC)
- transwiki を主眼とすることから、本提案は概ね移動先となるであろうウィクショナリの事情が色濃く反映されるものであり、そしてそうである以上は、本提案内において「ウィキペディアにおける字引的項目」の定義づけおよび位置づけというものはすべきではないというように考えます。とくに、「字引的であるかどうかの投票」というのが一体何を想定してのものなのか本提案からは読み取れませんでした。
- 字引的項目を量産するユーザーに対してウィクショナリへの移住を促すことはよいことですが、しかしながらウィクショナリが受け入れるものは「ウィキペディアにおける字引的項目」そのものではありません。そう考えると、本提案における transwiki の方針はよくわかりません、なぜ「ウィキペディアにおける字引記事」を "そのまま" 移動させるという方法を取り、かつ一連の作業の間の削除を差し止める必要があるのか、よくわかりません。著作者としての人物の同一性さえ確保できれば GFDL はその著作者の著作権を妨げるものではないと理解しているのですが、そうであればユーザーページ間の相互リンクなどで処理すればよく、例外措置であると謳ってまで transwiki の体裁を取らねばならない理由がありません。
- 以上 2 点がざっと読んで感じたことです。大して深く考えていませんので簡単にでもお返事がいただければと思います。取り留めの無い文章で申し訳ありません。--Lem 2006年3月19日 (日) 13:02 (UTC)
- ウィキペディアにおける「字引的項目」の定義を、ウィクショナリが受け容れてくれる可能性の高いものに限定しようということなのでは。--oxhop 2006年3月19日 (日) 13:29 (UTC)
- お返事が遅くなりましてすみません。納得していただけるかわかりませんがお答えしてみたいと思います。
- ウィキペディアで字引的記事の定義づけ・位置づけはすべきでない、という点について。たしかにウィクショナリーの事情を反映させるのは不適当であると思います。ただ、この定義づけは{{字引}}貼り付けの基準であると私は想定しています。このテンプレートは投稿者のウィクショナリーへの誘導とか、事典的執筆の募集を目的としているのだと考えていますが、同時に記事がウィクショナリー的であるという表示でもあると思います。ですから、「事典的執筆の募集」が果たされないようであればウィクショナリーに移動してしまう、というのが適当であると考えます。そのため、そういう行動を起こす際に議論の紛糾を避けるなどの意味で、ある程度の「字引的」の定義があってもいいように感じました。その際にウィクショナリーにとらわれずもっと広い視点で定義づけしていく必要はあるでしょう。「投票」は字引的かどうかの判断がつきにくいときの決め方として書いてみたものですが、必要ないかもしれないのでばっさり削るのもいいでしょう。
- このTranswikiの方針が理解できない、という点について。以前ウィキペディアで字引的項目を立てたユーザーがウィクショナリーに誘導されてきたことがありました。その際、ウィキペディアに作った項目とまったく同一の内容をウィクショナリーに投稿していたのです。そのとき、ユーザーページに相互にリンクが貼り付けされておらずユーザーの同一人物性が確認できなかったため即時削除を実行しました。いい記事だったのですが。そこで、無駄な削除をしないように、ということと、いざこざというか混乱を避けるためにそれなりの体裁でやってもらおうと考えました。ただ、「字引的」は即時削除の方針にありませんのでそこは削っていいと思います。
- あまりいい回答ではないかも知れませんが、このように私は考えています。いかがでしょうか。--Ninomy-Talk 2006年3月21日 (火) 11:50 (UTC)
- ご回答ありがとうございます。transwiki はそれとして、ウィキペディアの項目としての字引表示であってとくに字引項目の削除ということを想定していない、との趣旨のご回答でありますので、要するにそれはスタブの範疇に属すると捉えてよいと感じます。そうすると本案は結局 transwiki のためになされた提案であるということが再確認されたということでよろしいでしょうか。
- Transwiki に関して、そのような削除に絡む事例があったというのは存じており、先の書き込みにおいてもそれは考慮しての発言をしたつもりです。しかるにそのような事例の解決策として本案 Transwiki に関するセクションは不適当なのではないかと言を重ねておきたいと思います。必要なことは別プロジェクトへの誘導をいい加減に扱わず、きちんとした誘導で「そのままコピペ」をさせない、あるいは誘導したという事実のみによってウィクショナリーでの投稿が認められることを保証しないということをはっきりさせることでしょう。それは例外扱いの transwiki によって担保するようなことではないと思います。またそれはそれとして、人物の同一性確認のためのユーザーページ間相互リンクは、権利侵害が発生していないということの確認であるわけですから、コピペの事後でも問題ないと思われます。もしかすると、混乱は Ninomy さんの内部で起きているだけかもしれませんよ。:-D
- まあそういうわけで、例外処理的な transwiki に引っ掛けてこのような提案をなさるというのはちょっと不適当かなというように感じます。字引項目の扱いに関するガイドラインの策定にはできることならば賛同したいと思うのですが、本案が字引テンプレート貼付の基準とするためのみのものであれば本案そのものに反対いたします。本案で oxhop さんの仰る「ウィクショナリが受け容れてくれる可能性の高いものに限定しよう」というご趣旨に近いことをおかんがえなのであれば、「ウィキペディアにおける字引項目の定義」とは一旦切り離したほうがよいと思われます。transwiki すること自体はたとえば字引的項目の扱いのひとつのパターンとして捉えてやればよいかもしれません。いずれにせよ、ウィクショナリーがそのまま受け入れ可能な対象であるのであれば、例外措置などとして扱う必要はなく、通常の方針・手順に則って transwiki を行えばよいわけです。--Lem 2006年3月24日 (金) 21:33 (UTC)
- そうですね。Lemさんのおっしゃることも尤もだと思いました。それでは、Transwikiにとらわれずに、字引の扱いについて考えるという方向に方針転換しようと思います。--Ninomy-Talk 2006年4月1日 (土) 08:37 (UTC)