Wikipedia‐ノート:秀逸な記事の選考/佐久間ダム 20100212

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数値に関して[編集]

  1. 『日本の歴史 - よみがえる日本』(蝋山政道)p.222より引用「佐久間ダムはコンクリート重力式で、花崗岩の基盤の上に一五〇メートル(高さで世界七位)、頂部の長さ二九一メートル、体積一〇六万立方メートル、貯水池は面積七平方キロメートル、水量三.三億立方メートル、満水面積高二六〇メートル、利用水深四〇メートルに達する。発電所は五〇および六〇サイクル両用の立型のフランシス水車と九万三千キロボルトアンペア発電機四台を備え、最大三五万キロワット、常時九万七千キロワット、年間十二.六億キロワットを発電するという大規模なものである。」
  2. 『土と基礎 - 大井川・天竜川水系のダム開発』(江川太朗)p.18およびp.19の表より佐久間ダム部分の数値「認可出力:最大350,000Kw、常時93,700Kw、使用水量:最大306㎥/s、常時93.45㎥/s、有効落差:133.489m、高さ155.5m、設計洪水量:7,700㎥/s、堤頂長:293.5m、総貯水容量:326,848,000㎥」
  3. 『ダム便覧 - 佐久間ダム(元)』(財団法人日本ダム協会)より「堤高:155.5m、堤頂長:293.5m、堤体積:1120千m3、流域面積:4156km2、湛水面積:715ha、総貯水容量:326848千m3、有効貯水容量:205444千m3」

私の方で確認した数値をざっと並べてみました。佐久間ダムはダム諸元や本文中にある数値情報の多くは出典としているダム便覧等にて検証が可能かと思いますが、例えばダム諸元で出典として指定しているページのみでは認可出力等の情報は確認できませんでした(見落としていたらすみません)。どれが正しいかという判断はできませんが、上記の通り、書籍によって微妙な数値の違いが見られますので、検証可能性を満たす形での補記をしていただけたらと思います。--R.Lucy 2010年2月13日 (土) 12:29 (UTC)[返信]

まずダム本体の諸元につきましては、2と3の方が正確です。事業者の発行する『電発30年史』でも同様でした。1については当時の高さ計測法がどうやら異なるようで、手持ちの1950年代発行のダム資料は何れも微妙に高さが今と異なります。認可出力については『電発30年史』p.485と、社団法人電力土木技術協会水力発電所データベースの佐久間発電所(こちら)データを確認し、35万キロワットでしたので両者を出典として追記させていただきます。なお新豊根発電所が間違っておりましたので、これも修正しました。出典は同じです。--河川一等兵 2010年2月13日 (土) 13:06 (UTC)[返信]