Wikipedia:ノートページのガイドライン/英語版20071217

英語版

ノートページの一般的な利用方法についてはHelp:ノートページをご覧ください。


ウィキペディアのノートページの目的は、編集者たちが記事やプロジェクト関連文書の改変について議論するための場所を提供することです。記事に付随するノートページは利用者が個人的な見解を開陳する演壇として用いられるべきではありません。

ノートページに書き込む際には、利用者の態度ひとつで、編集がスムーズにもなり、また逆に非生産的な論争にもなってしまいます。ノートページでは、コミュニケーション、礼儀、そして思いやりを大切にしてください。以下のリストは、ウィキペディアンがノートページを有効に使うためのヒントとして書かれています。

基本的な考え方[編集]

ウィキペディアの方針を守る[編集]

記事に適用される方針は、程度の差はあれ、基本的にノートページにも適用されます。これら適用される方針には検証可能性中立的な観点そして独自研究を掲載しない方針も含まれます。もちろんノートページでは、推測や提案、個人的に知っている事柄を提供するといったこともある程度は許されますが、これはあくまでその後記事に生かすための調査の手がかりとして認められることです。方針に合致しないことがらを延々と議論し続けるのは、基本的にはノートページの目的外使用です。

ノートページでは、他の人の発言を善意にとり、自分と同じくらい一生懸命考え、また自分と同じくらい感情のある仲間の編集者としてとらえてください。ただし、当然ながら、相手に悪意があったり協力する姿勢が皆無なことが明白な場合は別です。ここで「明白な場合」というのは、第三者の目からみて検証できるということです。「自分と意見があわない」というのは悪意の証にはなりません

Wikipedia:存命人物の伝記の方針には特に注意してください。

style="width:Wikipedia:存命人物の伝記#出典無き批判は除去;vertical-align:top;color:#B2B7F2;font-size:35px;font-family:'Times New Roman',serif;font-weight:bold;text-align:left;padding:10px 10px;" | 「 ソースが皆無か、あっても「テレビで観たことがある」、「ラジオで聴いた」といったような貧弱なソースのみの場合、否定的な題材は存命人物の伝記とそのノートから除去すべきです。 style="width:Wikipedia:存命人物の伝記#出典無き批判は除去;vertical-align:bottom;color:#B2B7F2;font-size:36px;font-family:'Times New Roman',serif;font-weight:bold;text-align:right;padding:10px 10px;" | 」

記事のノートページの使い方[編集]

  • コミュニケーションする: 自分の意見が通じるか不安がある時には、他の人に理解してもらえるよう、また他の人の考えを正しく理解するように一段の努力をしましょう。友好的に振る舞うだけでも格段に状況が好転します。またあなたの考えを詳しく説明するのもよいことです。それに比べると、賛否だけ述べてその理由を説明しないのはあまり助けになりません。もちろん、他者を説得したり、合意形成を行う時には、賛否を述べるのは助けになるでしょう。
  • 脱線しない: ノートページは「記事」について議論するための場であり、その記事の主題に関して会話を楽しむ場ではありません(もちろん無関係な話題は論外です)。記事を改善するための議論から脱線しないように注意しましょう。無関係な議論は削除してかまいません。
  • 肯定的にとらえる: 記事のノートページは記事を改善するための議論の場であり、現行の記事やその主題を批判したり、けなしたり、怒りをぶちまけるための場ではありません。特に存命人物の伝記記事では注意が必要です。ただし、現状に問題があるけれども修正方法に確信がもてないような時には、もちろん、ノートページで問題点を指摘し、他の利用者の意見を募ってください。
  • '客観的に: ノートページは議論の多い話題について利用者が議論を戦わすフォーラムではありません。出典となる二次資料をもつ各種見解を、どのように記事に含めれば最終的に中立的な観点が守れるかについて議論するフォーラムです。各種見解を提示するのに最善の方法は、出典のしっかりした素材を提供することです。
  • 事実に集中する: ノートページでは検証可能性に関する議論をすることが多いでしょう。出典を探すための手伝いを頼んだり、資料ごとに矛盾している事実を比較したり、資料批判を行ったりします。納得いかない主張がある場合、そのことを論駁しようとするよりも、その主張を支える検証可能な出典の提示を求めるほうが有効な場合が少なくありません。
  • 素材を共有する: ノートページは、検証できないために記事から除去された文章(素材)を一時的に置いて、適切な出典を提示するための時間を与えるのに使うことが出来ます。また除去した素材の代わりに掲載する素材について議論してもよいでしょう。
  • 編集について議論する: ノートページは編集について議論するにも有用です。差し戻されてしまった編集をさらに差し戻す時などには、ノートページに理由を記載し、要約欄にノートに編集意図の説明があることを記入することを推奨します。また他の人の編集意図について尋ねる場所としても利用できます。他の人があなたの編集意図について尋ねてきた時には、協力的な態度をとり、きちんと説明するようにしてください。
  • 提案する: 必要を感じれば、記事の改変について他の利用者の意見を聞くためにノートページに新しい提案をしてもよいでしょう。一般的な提案内容としては、内容の改変、ページ移動、ページの統合や分割などがあります。

推奨される習慣[編集]

  • 投稿には署名する: 投稿に署名するためには、チルダを4つ(~~~~)タイプすれば、ページの保存時に利用者名(ログインしていない利用者はIPアドレス)タイムスタンプに置換されます。なお、署名をしなくてもページの履歴に利用者名もしくはIPアドレスが自動的に記録されるため、匿名で投稿することは不可能な点にご留意ください。
  • マークアップをしすぎない: イタリック体ボールド体などで強調しすぎた議論は、まともなコミュニケーションを阻害します。ただし、キーワードの強調などに用いる分には有効な場合もあるでしょう。
  • 簡潔に: 発言が300字(英語版では100語)を超える時には短くできないか検討しましょう。長く、ぐだぐだした発言は理解が難しくなり、無視されたり、分かってもらえなかったりしがちです。細部にわたる細かい議論が必要な場合は、レイアウトに配慮しましょう(下記参照)。
  • レイアウトをきれいに: ノートページのレイアウトをきれいに、きちんと保ちましょう。繰り返しをさけ、ごちゃまぜに書いたり、雑談に脱線したりしないようにしましょう。SN比がよいほうが、参加者を呼び込みやすくなります。
  • 過去ログを読む: 記事のノートページには過去ログのあるものもたくさんあります。その記事の執筆にあらたに参加するのであれば、必ず過去ログを読み、それまでの経緯の把握に努めてください。あなたが疑問に思っている点がどうしてそうなっているのかについての答も含まれているかもしれません。
  • 日本語を使う: 誰に対して投げかけるコメントであっても、ウィキペディア日本語版のノートページでは日本語を使うのが望ましいです。なぜなら、その方がコミュニティ全体に理解しやすくなるからです。日本語以外の言語の使用が避けられない場合には、コメントの日本語訳を添えるように努力してください。日本語訳を要求されても自分では出来ない場合には、翻訳をしてくれる第三者を探すのはあなたの責任です。翻訳を手伝ってくれる人はWikipedia:大使館でみつかるかもしれません。
  • 意見を述べる方法: 一部には意見を募集しているページがありますが、これらのページでは *のあとに、一言程度に要約した自分の意見を括弧でくくって(英語版では'''を使ってボールド体で)提示するのが一般的です。この方法には強制ではありません(一部では反対する人もいます)。意見の重みは見た目よりも、その根拠の説得力によります。プロジェクトの慣習を尊重しつつ、しっかりとした根拠を述べるように熟慮してください。また上記のように投稿に署名することを忘れないでください。また投票は議論より優先されません
  • 議論の場所を一ヶ所にまとめる: おなじトピックをマルチポストしないようにしてください。マルチポストをすると、議論が分断され、別々の場所で互いの交流なしに議論が進みかねません。このようなことは一般的に望ましくありませんし、いったんまとまった話が蒸し返されるといった無駄な労力を要します。マルチポストをするのではなく、議論をする場所を一ヶ所に決め、必要があれば関係各所に議論場所へリンクで誘導する案内を流してください。
    ばらばらの場所でおなじ話題を議論しているのを見つけた時には、すべての発言を一ヶ所にまとめ、リンクで誘導するのがよいでしょう。
  • 新規参加者を歓迎する: 新しくウィキペディアに参加する人たちは、ウィキペディアの方針や慣習に不慣れです。新規参加者を苛めないでください。もし誰かが慣習と違うことをしても、わざとしたのだはと考えないでください。そういったことはウィキペディアでは歓迎されていないことを優しく、礼儀正しく伝え、関連する方針・ガイドライン・ヘルプページなどへのリンクを示し、望まれるやり方を伝えてください。

認められない行為[編集]

以下には公式な方針によって認められていないものも含まれています。違反(特に違反の繰り返し)はウィキペディアからの追放される結果を招きえます。

  • 個人攻撃はしない 個人攻撃とは、他の人について否定的な発言をすることです。一般的には、以下のような行為を指します。
    • 侮辱: 他の人に向かって「バカ」とか「ファシスト」といった言葉を投げ掛けるのは人身攻撃であり、決して認められません。そうではなく、その人の編集の何が問題で、どうすればよくなるのかを説明しましょう。
    • 脅迫: 例えば「自分が親しくしている管理者」を持ち出したり、「投稿ブロックされますよ」といって脅迫してはいけません。
    • 法的な脅迫: 訴訟に持ち込むといって脅すのは、ウィキペディアでは強く忌避されています。詳しくはリンク先を参照してください。
    • 個人情報の記載: 本人の合意なしに他の利用者の個人情報と思われる内容を記載してはいけません。このような行為は即時に無期限投稿ブロックの対象となります。
  • 他の人の行為を歪曲して伝える: 他の利用者の行為や発言に言及する時には、正しい文脈とともに正しく伝えなければなりません。基本的には以下に注意してください。
    • 引用する場合は正確に
    • 他の利用者の編集や発言に言及する際には差分機能を利用する。差分ページを利用すれば、常に編集や発言を正しく示すことが出来ます。
    • ルールとしては、他人のコメントや署名を編集しないでください。次の節で例外について述べます。

コメントの編集[編集]

他人のコメント[編集]

ノートページは出版できるレベルに整える必要はありませんので、誤字や文法の間違いの訂正などをする必要はありません。他人の誤字などを修正すると、一般的に相手に不快感を与えます。特に他人のコメントに本人の許可なしに取り消し線をひいてはいけません

決して他人の発言を意味が変わるように変えてはいけません。他人のコメントを編集してもよい場合もありますが、必ず充分に慎重に行ってください。以下に他人の発言の編集が認められる例を挙げます。

  • 本人の許可がある時
  • 名誉棄損や個人情報などの記載されてはならない内容の除去
  • 記事の改善にまったく無関係な内容(#記事のノートページの使い方参照)
  • 個人攻撃非礼な文言の除去。これには異論もあり、除去に賛成しない利用者も少なくありません。除去の前にWikipedia:礼儀を忘れない#無礼なコメントを消すにはなどを参照してください。
  • 無署名のコメント: 署名されていないコメントは、{{unsigned}} などのテンプレートを利用して署名を補完してもかまいません。使い方は{{subst:unsigned|利用者名もしくはIPアドレス|投稿日時}}です。
  • 割り込み: 非常に長く、論点が多岐にわたるコメントなどでは、これを短いコメントや見出しで分割してもよい場合があります。このような時には、<small>(理由)により見出し追加。~~~~</small> といったコメントを加えておくとよいでしょう。
  • 整形の失敗のために読みにくくなっている長いコメント。このようなコメントについては、内容を可能な限り維持した上で、整形を行うにとどめてください。
  • あなた自身の会話ページでは、他人のコメントを除去してもかまいませんが、一般的には過去ログにすることが好まれます。また、理由なく他人のコメントを除去した場合は、通常、礼を失しているとみなされます。ただし、他人のコメントの文章を改変して、そのコメントの内容や意図を歪曲することは決して認められません。
  • 署名が不適切な場合
  • かつてはリファクタリングがよく行われていましたが、最近ではあまり行われなくなっています。

自分のコメント[編集]

自分のコメントは後から改変しないことが望ましいです。他の利用者があなたの発言にすでに反応しはじめているかも知れませんし、差分ページを使ってすでに引用しているかもしれません。修正する場合には、「プレビューを実行」し、改変後のコメントが他の利用者の目にどう映るかよく検討してください。

すでに他の人の返事がついた後にコメントを改変することは、もともとの文脈を変えてしまい、混乱の原因となります。改変する前に、以下の方法がとれないか、検討してください。

  • 返事をつけてくれた利用者に(会話ページを使って)連絡し、自分のコメントを改変したり削除してもよいか許可を求める。
  • 取り消し線や下線、括弧付きのコメントなどを使って、改変箇所を明示する。
    • 取り消し線を引くには <s>このように</s> します(このようになります)。
    • 括弧付きのコメントは例えば「[自分自身の軽率なコメントを除去しました。]」のようなものです。このようにすれば、あなたの軽率なコメントに対して投げ掛けられた他の利用者のコメントのわけもわかりますし、彼らも「[コメントの削除に応じて、苦情を削除。謝罪を受け入れます。]」といったコメントで発言を置き換えることが出来ます。
    • 決して他人のコメントに許可なく取り消し線を引かないでください。

論争[編集]

他人の行動について問題を感じている時は、Wikipedia:論争の解決にまず目を通してください。

投稿の技術的慣習[編集]

レイアウト[編集]

  • 新しい話題はページの一番下に追加する: ページの一番上に投稿すると混乱しますし、見逃されることもあります。最新の話題は一番下に置くようにしてください。議論は下方向に進めます。このようにすれば、発言の時系列がはっきりします。 + タブを使って新規コメントを投稿すると、自動的に一番下に話題が追加されます。
  • 話題ごとに段落分けする: もし一回の投稿で複数の論点を扱いたければ、空行を間に挟んで、話題ごとに段落を分けるようにしてください。コロン(:)を使ってインデントしている場合は、改行して同じ数のコロンを行頭に挿入すれば段落分けが実現されます。むしろコロンやアステリスクをつかってマークアップしている時には、空行を間に挟まないでください
  • 投稿をスレッド化する: インデントを深くして、スレッド型掲示板のように誰に対するコメントか明示するとよいでしょう。一般的にはコロン(:)を使った箇条書きのマークアップが応用されていますが、削除依頼などではアステリスクを使ったマークアップがよく用いられています。

ノートページでの見出しづけ[編集]

  • S新しい話題はページの一番下に追加する: ページの一番上に投稿すると混乱しますし、見逃されることもあります。最新の話題は一番下に置くようにしてください。
  • 話題ごとに見出しをつける: 話題ごとに見出しをつけてセクションに分割すれば、見やすくなるだけでなく、目次にも表示され、セクション編集機能を使えば要約欄にも自動的に見出しが表示されるようになります。見出しは単語の両脇に == を入れるだけで簡単に作れます。 + タブを使って新規コメントを投稿すると、見出しを簡単に作れます。
  • 見出し名は記事に関係するものに限る: 見出しはあなたが記事のどの点について議論したいのかはっきり伝わるものにするべきです。「この記事は間違っています」といった見出しを使うのはやめましょう。
  • 中立的な見出しを選ぶ: 見出しはトピックを指すべきであり、それに対する特定の見解を示すものであってはいけません。
    • 見出しに褒め言葉を使わない: 特定の編集を称賛したいこともあるかもしれませんが、反対に思っている人もいるかもしれないことを忘れないでください。
    • 見出しで批判しない: これには記事の内容に対する批判も含まれます。その部分を書いた人が見出しを個人攻撃ととらえるかもしれません。
    • 見出しに決して他の利用者名を掲げない: 見出しは必ず他のすべての利用者に当てたものにしてください。

リンク、時刻、ページ名[編集]

  • リンクはご自由に: ノートページでも、記事などへのリンクは有用です。存在しない記事へリンクすると、その名前のページが投稿が望まれているページのリストに入ります。
  • 時刻に言及するときには 世界標準時 を使用する: これは例えば特定の編集や移動に言及する時です。
  • 記事名に言及するときは、その時点の名称を使う: 移動(改名)されたページに言及する時には、古いページ名を使い続けると(特に新規参加者には)話がわかりにくくなります。

ページが長くなりすぎた時[編集]

  • 消さないで過去ログにする: ノートページが長くなりすぎ、すでに議論が修了した話題を含んでいる時には、古い議論を除去するのではなく、過去ログ化してください。詳しくはHelp:過去ログを参照してください。
  • 要約する(リファクタリング): 詳しくはWikipedia:議論が終わったらまとめておくを参照してください。

利用者の会話ページ[編集]

利用者自身の会話ページではより幅広い自由裁量が認められています。コメントの除去も方針では禁止されていません。ただし、過去ログ化を推奨します。詳しくは Wikipedia:利用者ページをご覧ください。

関連項目[編集]