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Wikipedia:井戸端/subj/「20xx年現在」について

「20xx年現在」について

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Wikipedia:すぐに古くなる表現は使わないという文書があるんですが、そこでは「現在」と書かれている場合「2011年現在」と書きなおしてくれというようなことが書かれています。これは逆説的に、すぐ古くなる表現ではないでしょうか。2012年にも同じ状態なら2012年と書きなおす必要がでてきます。「現在」と書かれていれば変化がなければ書きなおす必要がありません。50年先も考えてくれと文書には書かれていますが、ウィキペディアは紙の百科事典ではないので、状況が変化すればすぐ書きなおすことが可能です。 ロック (音楽)の見出しに「ロックの誕生から現在まで」というのがあるのですが、これをわざわざ{{CURRENTYEAR-JST}}を使って(使うなとは書かれていますが)「ロックの誕生から2011年現在まで」と書きかえる必要はないのではないでしょうか。ロックが2011年以降音楽のジャンルとして突然なくなることは常識的に考えてありませんし。そこまでして限定する必要が、数値データでもないのにあるのでしょうか。--Afaz 2011年10月22日 (土) 08:16 (UTC)[返信]

その「変化がなければ」というのが問題です。状況が変化しても、必ず編集されるとは限りません。単に「現在」と書いてしまうと、内容は随時更新されているのが当然であって、閲覧時点の「現在」であるという保障を自動的に与えてしまいます。これはまずいです。閲覧者に対しては、いつの時点での「現在」なのか、明確にしておく必要があります。それが記事の信頼性を高めることになるのではないでしょうか。内容が古いとしても、間違った情報を与えられるよりはいいでしょう。またそのため、「Wikipedia:すぐに古くなる表現は使わない」では {{CURRENTYEAR}} の使用を避けるよう述べています。ロックの項目のような使い方もまずくて、「ロックの誕生から2011年現在まで」よりも「歴史」のような節名が適当と考えます。最新であることを示すとか、特に限定の必要がなければ、そもそもそのような表現の変更を検討したほうがよいと思います。--Calvero 2011年10月22日 (土) 08:56 (UTC)[返信]
一般論では
  • 現在、PCのメモリ搭載量は4MB - 8MB程度が標準である
これがすぐに古くなる表現です。もちろん、多数の人員によりこまめなメンテナンスが保証されているのなら、問題ないでしょう。しかしそんなことは保証されていません。仮にこれが5年間放置されたらどうでしょう。とんでもない内容がそこに記されていることになります。迅速な修正が常に求められ、これはすぐに古くなる表現です。その点、
  • 1995年現在、PCのメモリ搭載量は4MB - 8MB程度が標準である
であれば、あ、この記事は古いんだな、ということで、読者側に伝わります。よって誤解を招く虞は低く、必ずしも迅速に書き直す必要はなくなります(書き直した方がいいに決まっているのはこちらでも同じですが)。一般論ではなくロックの件であれば、Calveroさんの仰る通りです。--Hman 2011年10月22日 (土) 09:08 (UTC)[返信]
コメント 記事中で{{CURRENTYEAR-JST}}を使うべきではありませんが、確かに「ロックの誕生から2011年現在まで」という表現は当該記事の文脈からはおかしいと感じます。Calveroさんご指摘のように「歴史」などとすべきところでしょう。以下一般論です。「状況が変化すればすぐ書きなおすことが可能」とのことですが、「可能」だけでは不十分ということなのだと思います。状況の変化を恒常的に監視し続け変化が生じれば瞬時に反映するということでもない限り、結果的に誤った情報を読者に提供するおそれがあります。数日遅れ程度で反映されればまだいいですが、何か月も何年も放置されて反映されない場合もあります。もちろん、たとえ短かい期間でも読者が誤った情報を目にするのは望ましくありません。これが最大の問題だと思います。Wikipedia:すぐに古くなる表現は使わないの趣旨は、古い(過去のある時点での)情報を載せないということではなく、「時間経過によって内容の正確性が失われないように記述してください」ということだと思います。--Penn Station 2011年10月23日 (日) 01:49 (UTC)[返信]
コメント 「現在」ではWikipedia:すぐに古くなる表現は使わないですが、「2011年現在」では毎年更新しなければ陳腐化するため、短期間には変動しないような内容の場合は、私は「2010年代現在」なども使っています。--Rabit gti 2011年10月23日 (日) 15:22 (UTC)[返信]

これの原文を斜め読みしたのですが、常識から判断できるところは必ずしも変更しなくて良いなど、もうちょっと柔軟です。日本語版の解釈は、少々固すぎるように思いました。--Afaz 2011年10月24日 (月) 15:42 (UTC)[返信]

ラプラスの逆悪魔は本当に存在するか?」…という小生の駄言はさておき、現在時間軸の常識として「未来は不確定だが過去は確定的である」という法則が、今だ打破されずに存在しております。ゆえに、「執筆当時では確定していたその時(以下「現在」)」と「執筆当時から進んでいる今この時(以下「今現在」)」の間には以降の内容に諸々の、いわば「矛盾」が存在するのであります。上述の例を借用すれば

  • 現在、PCのメモリ搭載量は4MB - 8MB程度が標準である

この表現では今現在と矛盾が発生しております。されどこの問題は「現在」という語に矛盾を孕んでいるのではなく、「4MB - 8MB程度が標準である」が矛盾を孕んでいることにご注目あれ。すなわち「すぐ古くなる表現が年代を書かないことにより無視できなくなり、今現在との間に齟齬が発生する」というのが主問題であります。

  • 1995年現在、PCのメモリ搭載量は4MB - 8MB程度が標準である

こう書くことに拠る違いは、執筆当時の年代を書くことによって確定的な現在(4-8MBが標準だった時代)と確定していない未来=今現在(4-8MBが標準以下になった時代)に対応していることにあります。「現在」という部分に年代を明記したことにより、以降の文章にある「今現在との間に存在する矛盾」が回避されたことにご注目あれ。 翻って冒頭の意見に戻りますれば、「2011年現在」という表現は「現在」と等価にあらず。将来変化することに対応すべく現在という語が使われ、将来今現在との間に起こるであろう以降の文章の矛盾を先に回避するために年代を書く必要があるのであります。 そして上述矛盾が起こらなければ、つまり「ロックの誕生から現在まで」という文章においての「現在」は今現在と同じであるがゆえに、むしろ書く必要がないのであります。--力在領域 2011年10月29日 (土) 09:42 (UTC)[返信]