Wikipedia:井戸端/subj/【再登場】ユニバーサル行動規範/改訂版について
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ユニバーサル行動規範の為の下書きの改訂版施行ガイドライン/改訂版の復活についてコメントをお願いします
[編集]wikipedia:お知らせ#ユニバーサル行動規範の為の下書きの改訂版施行ガイドラインというお知らせが投稿されていました。
おしらせは、UCoCことユニバーサル行動規範の実施ガイドラインが改訂版として復活するので、内容についてのコメントを求めるというものです。UCoCは、今年の3月に投票した、「みんなが守るべき方針」です。投票では却下されましたが、あらゆる言語版のウィキメディアプロジェクトで守られるべきものとして再登場です。もちろん、日本語版も例外ではありません。 ユニバーサル行動規範はその名のとおり「規範」ですから、規則違反の場合の対処について取り扱っています。導入されたらかなり大きな変化だと思うのですが、どうお考えになりますか? たとえば、法律上の問題のある事件や警察沙汰の事件が起きた時に、UCoC違反を取り締まる委員会に、「丸投げ」することが可能なようです。それもひとつの方法だと思いますが。
https://meta.wikimedia.org/wiki/Universal_Code_of_Conduct/Revised_enforcement_guidelines/ja
2022年10月8日まで、意見を担当の人に届けることができるようです。もちろん、上記のノートページに、英語でも日本語でも、好きな言語で書けます。 それと同時に、井戸端でもコメントを募集したいと思います。よろしくお願い申し上げます。--Kizhiya(会話) 2022年9月15日 (木) 00:22 (UTC)--Kizhiya(会話) 2022年9月15日 (木) 00:27 (UTC)再投稿
- まず、二重に投稿してしまって申し訳ありません。
- 「ユニバーサル行動規範のためのガイドライン」改訂版下書き(以下、改訂版下書き)について、考えたことや感じたことを少しずつ書いています。
- 5.の用語集より
- この文の後半は冗談なのでしょうか? まじめに掲示板で議論をしているボランティアたちを嘲っているように見えます。
- 高位意思決定機関 High level decision making body
- 彼らを超えて、上訴することが不可能なグループ(すなわちU4Cや裁定委員会、提携団体委員会)。それぞれの問題はそれぞれの高位意思決定機関が受け持ちます。この用語には、掲示板を見て議論に参加して決定に至った利用者グループは含まれません。彼らの議論の決定に対して上訴できなくてもです。
- (英語原文)High-level decision making body
- A group (i.e. U4C, ArbCom, Affcom) beyond which there can be no appeal. Different issues may have different high-level decision making bodies. This term does not include a group of users participating in a discussion organized at a noticeboard and resulting in a decision, even if the results of that discussion cannot be appealed.
--Kizhiya(会話) 2022年9月18日 (日) 17:36 (UTC)
jawpの皆さんへ
[編集]- 「UCoC施行ガイドライン改訂版」について。これは「ユニバーサル行動規範」(UCoC)を実施するために作られたガイドです。https://meta.wikimedia.org/wiki/Universal_Code_of_Conduct/ja
「ユニバーサル行動規範」というのは、全Wikiメディアプロジェクトが守るべき行動や振る舞いのルールです。もちろん日本語版ウィキペディアも含まれます。
- ガイドライン改訂版には、UCoCの周知方法や研修方法、違反者への罰則や追及、また「「ユニバーサル行動規範統合委員会:U4C」と呼ばれる、違反者を追及する専門機関についても書かれています。UCoCが承認され次第、(まだ承認されていないのです) このU4Cが新設されます。
- このU4Cは、違反者の調査や報告を行います。ただし、「ローカルの執行機関がUCoC違反に対応する場合」(改訂版 「3.対処作業」より)もあり得ます。
- jawpでは、このような執行機関を持つ必要があるのでしょうか? どう思いますか? 持ちたいけれど人がいない……でしょうか。では「おまえがやれ」、といっても、私にも他の仕事があり、またそんな能力はないですし。
U4Cは、以下のような場合に対処してくれるようです。
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- UCoCに従わないための組織的な失敗。
- U4Cが対処します。
- 組織的な失敗の例は、以下のような内容を含みます。
- ローカルにUCoCを実施する能力がない場合。
- ローカルの一貫した決定がUCoCと矛盾している場合。
- UCoCの実施の拒否。
- リソースの欠如と問題に対処する意思の欠如。
カリフォルニア州の法律によって裁かれるような事件、あるいは手に負えない事件は最終的には、U4Cの専門家、あるいは警察に頼むのが良いと思います。ですが、たとえば「5ちゃんねるで個人情報をさらされた」といった場合、これは誰が対応すれば良いのでしょうか。
ガイドラインを書いた方へ
[編集]- 「文体を簡単にする」のは、とても良いと思います。
- 他の言語についてどれくらいご存じでしょうか。インド=ヨーロッパ語は除きます。
- 日本語は(あるいは「うちなーぐち」(琉球語)、朝鮮語などは)、名詞の性などはありません。「主語- 目的語- 述語」といった構造を取ります。
- そのため、あなた方の「ジェンダー差別」に対する対応は行きすぎているように思えることがしばしばあります。もっと他に対応すべき差別があるのではないでしょうか。
- 「文体を簡単にする」に際して、「こちらには無い概念」があることにご配慮ください。そしてそのことに対し、自分たちの優れた文化から、あなた方が考えもしなかった概念を教えてあげるとは決して考えないでください。
- 改訂版ガイドラインを読んで、理想を抱き、非常に実際的な実現方法を考える人たちだな、という印象を受けました。これは良い意味だけではありません。強引だとも思います。「人種と民族がない」のは意味がわかりません。
日本は、強力かつ持続的な奴隷制度が無かった代わりに、古来より分業社会で、他の仕事には無関心です[1] 。jawpに参加している人たちは、記事を書くために集まっています。UCoCや「改訂版ガイドライン」にまったく反応しない可能性が高いと思います。ww2のあと、ずいぶんキリスト教の宣教師が来日したようですが、定着しませんでした。
U4Cとローカル
[編集]U4Cとローカルが対応する範囲の線引きがよくわかりません。
参照
[編集]参考文献
[編集]- 古田, 博司『旧約聖書の政治史 予言者たちの過酷なサバイバル 』春秋社 、2020年。ISBN 978-4-393-32386-1。
以上 --Kizhiya(会話) 2022年9月23日 (金) 04:41 (UTC)
コメント
[編集]- いくらJawp全体がUCoCに対して関心がなさげとは言え、Kizhiyaさんのご投稿に反応がないのはもっと悪いと感じましたので、コメントを残します。ただし、財団が期待している内容ではないと思います。
- 私はUCoCの投票に反対を投票しましたが(公言します)、「結果が出ているんだ」と言った感じでしたし、その結果が賛成が上回っているものの反対も少なくない数あり(meta:Universal_Code_of_Conduct/Project/ja#現状)、ウィキペディアは多数決主義ではないことから施行には疑念を感じざるを得ません。一般社会のことは投票で決まる部分も多いですし、アメリカ大統領選挙のようにそれが僅差なことはありますが、Wikipedia上においては説得力のある反論がある状態では改名ができないように、反対意見者を抑えて施行することはあまりよいとは言えません。
- ところで、投票を受けての文面の改定を頑張るようですが、反対の私からすると「はあ、そうですか」であり、そもそもガイドラインがいかなる内容であっても、それが強制適用されることに納得できないため、そこにリソースを割くメリットを私は感じません。強制適用がまずいのは、meta:Universal_Code_of_Conduct/FAQ/jaの12番に「ローカルの方針とUCoCが衝突する場合は既存の方針がUCoCの期待するところに応えているかどうかを確認するよう奨励され、かつローカルの方針はUCoCが設定した基本的な基準を下回らないことを確実にしなければない」とあるからです。Jawpの全方針を見直して、それがもし改訂の必要があるならばそれぞれに対してコミュニティの合意を取らなければなりませんが、これは非常に大きい労力を要することが予想されます。妥協点を探すことが最善かとは思いますが、ローカルの仕事で手一杯ですし、財団と私では基板としているところが違うため妥協点が見つかりそうもないとも思いました。
- だらだら書きましたが、こんな感じのことを思っています。一感想でもよければ。--Sethemhat(会話) 2022年9月25日 (日) 11:22 (UTC)
- @Sethemhatさん
- ご活躍拝見しております。お忙しいところ、ご意見ご感想をありがとうございます。
- 個人的には、私もこの件については確たる意見はなく、ただ放っておいてはまずいのではないかという理由で井戸端に書き込みました。
- UCoCの投票では、私も反対に入れました。(公言)
- WMFのどこかの部門が何度も施行を要求してくるのは、なんらかの(彼らにとっての?)必要性があるのだろうと考えます。
- また実際、こういうルールが必要な言語版もあるでしょう。それは理解できます。
- jawp との関係でいえば、「UCoCへのリンクを貼って終わり」というのが落としどころなのかもしれません。あとはコメント依頼のときに言及されるでしょうか。
- 私が心配しているのは、UCoC施行ガイドラインが実施され、jawp の違反者に適応されたときに、文化の差によって、たとえばU4C(UCoCの違反者に対応する機関)によって、jawp の誰かが度を超えた罰則を与えられることです。
- どこまで本当かわかりませんが、ダグラス・マレー「大衆の狂気」、福田ますみ「ポリ・コレの正体」といった本で、アメリカ民主党が抑えている地域の「人種、民族、ジェンダー差別反対」の少々行き過ぎた状況を知りました。
- 妥協点として、たとえば私が個人的に考えたのは、「jawp 」ローカルでのUCoC 執行機関を「外注する」というものです。ボランティアの分を越えたことは、報酬を支払ってやってもらう、という考えはそれなりに理にかなっていると思います。
- jawp あるいはその周辺にいる人たちのなかで、特にコロナの元で不本意な状況にいる方も多いでしょう。そういう方が、WMFから助成金として報酬を受け、jawp のトラブル対策を、ときにU4Cと協力して行うというものです。
- これは一例です。(↑も応募者がいなそうな予感がします)
- WMFがUCoCを引っ込めるつもりがないのであれば、jawp のボランティアが疲弊しないよう、あるいはコミュニティの役に立つように使用するのもひとつの方法だと考えています。
参考
- 助成金について
- マレー , ダグラス 著、山田美明 訳『大衆の狂気 ジェンダー・人種・アイデンティティ』徳間書店、2022年。ISBN 978-4198654467。
- 福田, ますみ『ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは』方丈社、2021年。ISBN 978-4908925863。
- --Kizhiya(会話) 2022年9月26日 (月) 19:04 (UTC) 直し--Kizhiya(会話) 2022年9月26日 (月) 19:08 (UTC)
- こちらでよろしいでしょうか? 一読してまず考えたのが「長い」という一点です。この手の文書は長いってだけでもうダメなんじゃないかなと、普段からむやみに長い文章しか書けなくてスルーされがちな人が書いてみる。
- 中央からローカルへの権限移行を称していますが、普通に読めばこれは逆行していると考えられるものではないでしょうか。本気で中央からローカルへの権限移行を掲げるなら、UCoCを遵守しろ、広めろ、研修受けろと、洗脳施設かブラック企業かというような内容にはならないでしょうから。
- 特に認知を高めると研修については、間違ってたときにもう戻れないほど先鋭的な方向に走りかねないので、やめておいた方がいいんじゃないかなと思います。別に皆がUCoC教団に入る必要はないでしょう。そんなものよりも質量ともに最高のWikipediaを作る事を目指す方がいいと思いますし、他プロジェクトでもそれは同様かと。
- 対処作業のセクションでも脱中央集権化を言いつつやってることは中央集権化でしかないように見受けられます。UCoC統合委員会の存在がその疑いを強くしています。
- 総じて、「言ってることとやってることがちぐはぐ」で、関心を失うことを狙って紐付きの中央集権化を実現しようとしているのではとすら疑います。
- 「嫌われやすい事物」に制限をかけることは簡単ですし、「魅力的な事物」の制限を緩めることもまた容易です。ですが、Wikimediaが向かうべき方向性があるとすればその逆ではないかと考えるのです。「正しい」ものだけを希求してそれしか存在しない「美しい世界」は理想ですが、それだけではなく「見苦しく混迷の中にあるがそれでも存在する何か」、泥濘の中の蓮ではなく泥濘そのものもまた公平に見るような観点が必要であり、UCoCを金科玉条とすることはそれを阻害しかねないと考えるのです。--Open-box(会話) 2022年10月3日 (月) 15:46 (UTC)
- Open-boxさん、はじめまして。
- たくさんのご指摘をありがとうございます。お書きになった場所を少し移動させました。
- 特に「脱中央集権化(分散化)」に対するご指摘に感謝いたします。見逃しておりました。「ちぐはぐ」はまさに状況そのものかと思います。
- これに賛同しているボランティアはいるのでしょうか。enwpでも、自分たちのところには不必要という意見を見ました。私はWMFの回し者でも何でもなく、この意見が書かれる場所について、日本が属する地域(EAESP東アジア東南アジア太平洋地域)担当者にお知らせしようとのみ考えています。
- おそらく、何らかの必要があるから、WMFはUCoCを進めるでしょう。個人的に、次回は仲介するのはやめようと考えております。虚しいからです。どうもありがとうございました。--Kizhiya(会話) 2022年10月4日 (火) 07:07 (UTC)
コメント 改定・翻訳など、お疲れさまです。
「ユニバーサル行動規範」という山を登るために、「ガイドライン」という登山道をつくるので、ここから登ってください、と言われている感覚でした。テクノロジーとシステムに依りすぎて、実効性は薄いだろうという、私の感想をコメントとさせていただきます。--温厚知新(会話) 2022年9月23日 (金) 10:56 (UTC)
- @温厚知新さん
- 二重書き込みを削除してくださってありがとうございます。
- 温厚知新さんの
というご感想はもっともだと思います。ユニバーサル行動規範」という山を登るために、「ガイドライン」という登山道をつくるので、ここから登ってください、と言われている感覚でした。
- 私は、「ユニバーサル行動規範は素晴らしい、どうしても守りたい」という気持ちにならないのですが、そこがまず問題なのだと思います。世界のウィキメディアプロジェクトの参加者が「素晴らしい! 守りたい!」と思うルールはあり得るでしょうか。ガイドラインが先に来るのも順序としておかしいです。
- ユニバーサル行動規範の「嫌がらせの禁止」などは確かに良いことです。また、かなり強引に導入しようとしているのは、寄付者の要請などがあるのかもしれません。
- ひとつの対応方法は、現在の管理人の皆さま、それから「UCoC導入に対して改革に対応していこう」という方が、もしおられれば、その仕事をボランティアではなく「有給の仕事」としてしまうことです。ウィキメディア財団は助成金制度があり、「jawp の運営費」で要請し、そこに管理人や改革者の給料を含めれば出してくれるかもしれません。(わかりませんが)--Kizhiya(会話) 2022年9月23日 (金) 15:18 (UTC)
UCoCから想定される不安
[編集]これは、「UCoC実施ガイドライン」についての意見とは少し外れるかもしれません。 UCoCユニバーサル行動規範自体に関する不安です。まだ、原文は確定していません。いずれにしろ、人種、ジェンダー、民族などによる差別を禁じるものになるでしょう。
不安なのは、例えば以下のような条項があります。
3.3、事実に関して特定の解釈もしくは意見を有利にするため(また情報源を不実にあるいは意図的にねじ曲げコンテンツの正しい編集行為から逸脱することにより)系統立ててコンテンツを操作すること
これをもし、弱者といわれる人々が集団で行った場合はどうなるのでしょう。 私はSNSのPinterestに参加しています。色々な画像が流れてきます。そこに、「縄文人は『▲▲民族』だ」というプロパガンダが存在します。私の知る限り何の根拠もないので削除を依頼しても、 その『▲▲民族』が、過小評価されてきた(underrepresented)グループがあるため、私の訴えは無視されます。 逆ならばヘイトスピーチ扱いでしょう。 ウィキペディアでの発言において、人種や民族で人を差別しないのは、良いことです。しかし、記事においてはどうでしょうか。 解釈の違いなどというレベルをはるかに超えた、誤った歴史を捏造し、信じ込み、それを書くことは許されべきではないと私は考えます。UCoCにおいては、誤りを直したり削除したりすることによって、「差別者」扱いをすることを禁じる項目も必要かと思います。つまり、私が疑問に思うのは、ウィキペディアは政治的中立性を柱にしていますが、UCoCはあまりに政治的であることです。 --Kizhiya(会話) 2022年10月3日 (月) 05:04 (UTC)
10月8日まで意見を募集しているので、その日まで掲載していただけないでしょうか。--Kizhiya(会話) 2022年10月3日 (月) 05:16 (UTC)