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Wikipedia:井戸端/subj/曖昧さ回避ページでどこまで詳しく書くか

曖昧さ回避ページでどこまで詳しく書くか

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曖昧さ回避ページのなかで、列記されている項目についての情報はどの程度が望ましいでしょう。いろいろなご意見をいただきたく思います。

直接的な案件は蓮池です。

旧版では、赤リンクや単独記事とまではならないような対象について、曖昧さ回避記事のなかでいくらか情報を掲載していました。これについて、WP:DABDIC(曖昧さ回避ページを辞書にしない)を理由に、それらの「情報」がコメントアウトされました[1]

確かにWP:DABDICには「独立した記事が書かれていないトピックの定義を詳しく書く必要はありません。」とあり、この編集自体は妥当でしょう。(除去でなく、コメントアウトなさったというあたりからは、誠実さも感じました。)

しかし私の個人的な感覚としては、「あっていい情報じゃないかなあ」とも思うのです。「必要はありません」は「書いてはいけません」「書かないべきです」ではない、とも言えるとも。WP:DABDICには「単なる定義のリストにしてはダメ」というくだりもあり、ならば「多少の説明がある」ほうがベターとも言えるのではないだろうか、とも思います。

特に今回の記事の場合、「日本の地名(プロジェクト:日本の町・字#作成対象基準)」でして、このPJでは「基本的に」「現存しない町・字」は作成しないという決まりがあるので「単独記事」とはしなかったのですが、情報源である文献では「単独記事」として掲載されているものもあります。PJの例外規定の「特筆性のあるものを除き、」に基いて単独記事にするという可能性も秘めたものであるとも言えるかなあとも思います。

そこらへん、一般論でもいいですし、個別具体的なことでもいいので、賛否、ご意見をいただければありがたく思います。--柒月例祭会話2017年8月1日 (火) 06:17 (UTC)[返信]

コメント 当事者ですのでコメントを。まずWikipediaを作る側としての一般論を述べると、少し詳しい事項は載せるべきではないと思います。WP:DABDICの節辺りでは、「行きたいページを判別するだけ」ということが何度も書かれています。さらに、他の曖昧さ回避ページの大半は一つのトピックあたり1-2文程度で終始しているものが多いですので、それに従った編集だったと思います。
しかし別の観点であるWikipediaを見るひとからすれば、大体の場合はどっちだっていいわけです。「蓮池 (伊賀市)」の記事を見たくて「蓮池」と検索し、当該の曖昧さ回避ページに来たとしたら、すぐに目次で「三重県」を選んで目的の記事へ行くことが多いでしょう。このときには、少し詳細な説明が書かれていても、いなくても、Wikipediaを見る人は「蓮池 (伊賀市)」の記事に到達できるのです。(現時点では残念ながら記事がなく、かなり無理のある話かもしれませんが)
柒月例祭さんのおっしゃる「多少の説明がある」ほうがベターというのもわかります。ですが、曖昧さ回避の目的は「読者を正しい記事へ導くこと」であり、それ以下でも以上でもないのです。ですから「曖昧さ回避に少し詳しく書くこと」が適切でも不適切でもありませんし(あまりにも長すぎる、というのは例外)、「曖昧さ回避に少し詳しく書かれたことを除去(あるいはコメントアウト)する」のも適切でも不適切でもない。つまり、「どちらでもいい」。そう思っています。--Yuukin0248[会話/履歴] 2017年8月1日 (火) 08:45 (UTC)[返信]
 追記 なお、単独記事を作るには至らない(WP:N未満)ものは曖昧さ回避の必要があるのでしょうか。WP:DABによると赤リンクは曖昧さ回避に載せなくていい気がするのですが……。--Yuukin0248[会話/履歴] 2017年8月1日 (火) 08:54 (UTC)[返信]
単独記事ではなくとも、記事の一部に記述があってそれが案内に値するのであれば曖昧さ回避ページにあって構わないし、利用者の利便性を考えると積極的に載せてよいと思います。むしろ気になるのは記述がないページにリンクしているケースで、例えば「蓮池」の青森県のところには『弘前市にある池。弘前城弘前公園も参照。』と書かれていますが、実際にリンク先の弘前市、弘前城、弘前公園を見ても「蓮池」の記述が全くありません。正直なところこんな記述は除去したいと思ってしまいます。--アルビレオ会話2017年8月3日 (木) 07:37 (UTC)[返信]
(ひとまず一週間たったのでコメントします)コメントいただいたお二方、ありがとうございます。
Yuukin0248さんがおっしゃるように、曖昧さ回避ページというのは、単なる分岐点としての機能だけを持つように設計/求められているのですねえ。だから「高地県の蓮池」だけだとまだ区別がつかないよ、というような場合には、行き先を区別するためにもう少し詳しい情報「高知県土佐市の蓮池」「高地県高知市の蓮池」は必要。
読者の事情次第なんですが、「そう言われても、自分が知りたい蓮池が高知市なのか土佐市なのかもわからないよ」ということもあるだろうから、もうちょっと説明があっても親切ではあるし、「行き先を区別」する目的に適うのだろうと思います。たとえば「高地県土佐市の蓮池。古代から城があり、郡の中心地だった。」「高地県高知市の蓮池。江戸時代にできた町の小さい一地区にすぎない。」とかだと、読者が「あ、こっちだ」と見つけやすいかもしれません。まあ、クリックして違ったら戻ってきて別をクリックすればいいだけかもしれないですけどねえ。
そういう設計・基本原則に照らすと、赤リンクや、リンクさえない項目があったり、過剰な説明があるのは不要/邪魔ということにもなりますね。
ただ、赤リンクやリンクがない項目についても、「記事はないけどほかにもこういうのがありますよ(もしかするとそっちがお探しのものかもしれないですよ)」というヒントは提供できます。赤リンクは未完成なだけで、いずれ完備されるかもしれないです。赤リンクについて、私は以前は「無駄な赤リンクばかり増やすのはどうかと思う」と感じていましたが、最近は、赤リンクには記事名の重複を予防する効果があったり、赤リンクでもリンク元を確認できるのでリンクのニーズを測るのに使えたり、それなりに有用だと思うようになっています。
  • 蓮池で私がやったように、単独項目化されていないトピックについて詳述するのは、どちらかというと一覧記事的な使い方ですね。確かにこれは曖昧さ回避ページの本来の設計意図や基本的な趣旨には反しているのだろうと思います。一応最小限の出典は示してあるので、その気になれば小さな単独項目として立項できないこともない、とも考えますが、蓮池の場合には「PJ日本の町・字」の町名の単独記事作成基準(現存しないのは基本ダメ)を気にして、単独記事にはしなかったというところもあります。
あとは、以前どこかで話題になった記憶もあるのですが、調べ物をしようとする読者のスタンスをどうみるかで、そこに根本的に各利用者の思想の違いがあるのかなあとも思います。つまり、自分が知りたい記事主題が明確にわかっていて、最小クリックでそこにたどり着きたい(それ以外は邪魔)という人と、そこまで行き先が明確ではなく、周辺も含めてぼやっと知りたい人では、ニーズが違うのでしょう。紙の辞書事典では、同じページ内の前後左右の記事もついでに目に入り、思わぬ収穫があるということもあり、それをメリットと考える人もいるだろうと思います。(私はどちらかというと後者の側です。)
蓮池みたいの場合には、「日本の地名の蓮池の一覧」みたいな記事を別に作り、純粋な方向案内としての曖昧さ回避と役割を分ける、というやり方もありえるとは思いますが、それはちょっと過剰な感じもしますし。
  • あと、アルビレオさんご指摘の件ですが、これは蓮池に固有の事情があります。「町名」ではなく「水域・池」の蓮池については、私がこの記事をいじくりまわす以前[2]から赤リンクがありました。町名については上に書いたようにPJ日本の町・字の基準によって赤リンクを解除したりしたのですが、水域についてはそういう基準がないので、赤リンクを外さすことをためらってそのままにしておいたものです。ガッツリ調べたわけでなく、地名辞典類をパラパラ眺めただけなのでアレなんですが、概してこれらの水域の赤リンクが記事化される見込みは大きくは無さそうだ、というふうには思います。正直、削除依頼がらみのゴタゴタの名残り、というところで、現時点ではなんとなく消しそびれている、程度のものに過ぎないと思います。--柒月例祭会話2017年8月11日 (金) 06:52 (UTC)[返信]
コメント 赤リンク関連の説明ありがとうございます。確かに利用者の利便を考えると多少の掲載は必要(あったら便利)ですね…。
読者のスタンスという観点から見ると、「最小クリックでたどり着きたい」がデフォルトで優先されるべきだと思います。あくまでも曖昧さ回避の目的でありますし。しかし私は結構、気になってリンクをクリックしたりするんですが、それで「思わぬ収穫」を得る(おもしろい記事を見られる)ことがあり、「思わぬ収穫」を得られなくするのもどうかと思います。
一方、標題である「どこまで詳しく書くか」はそれぞれの曖昧さ回避ページによるものだと思います。下松駅という曖昧さ回避ページですが、曖昧さ回避の対象は2つしかなく、(この場合は)読み方と「"大阪府岸和田市"or"山口県下松市"にあるJR西日本の"阪和線"or"山陽本線"の駅」を明示するだけで済みます。前者が「1984年開業」、後者が「1897年開業」という情報は無くても迷うことは無いでしょう(問題なし)。この理論でいけば蓮池の曖昧さ回避も柒月例祭さんのような例えでの情報はなくても問題ありません。しかし逆に、蓮池のような地名の曖昧さ回避の場合(どの規模で地名が分布しているかにも寄るが)には、土地の特色を少し示しておくことで「高知県の蓮池」を探しにきた人が高知市か土佐市かで迷う可能性は少し減ります(まあ、間違えても少ししかロスしませんが)。
このように、「曖昧さ回避にどこまで詳しく書くか」はそのトピックによります。ですから、明確に「どこまで書くか」は無いほうがいいのかなと思います。--Yuukin0248[会話/履歴] 2017年8月11日 (金) 08:01 (UTC)[返信]