Wikipedia:井戸端/subj/毎週放映されている特撮ヒーロー番組の登場人物の説明について
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毎週放映されている特撮ヒーロー番組の登場人物の説明について
[編集]仮に次のような番組があったとします。
- ウルトラ仮面センタイジャー
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- 悪の軍団ワルワルダーが地球侵略を開始した。高校生A村A助は、セイギ星からやって来たセイギリンから超能力を授かり、ウルトラ仮面センタイジャーに変身する能力を身につけた。だが、その正体は誰にも知られてはならない。彼はセイギリンと共に、人知れずワルワルダーと戦い続けるのだった。
- 登場人物
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- A村A助・・・16歳の高校生で、ウルトラ仮面センタイジャーに変身して悪の組織ワルワルダーと戦う主人公。正義に燃える熱血漢。
- B田B男・・・A村A助のクラスメイトで、彼の親友。気が弱く、いつもA助に助けられてばかりいる。
- C谷C子・・・本作のヒロイン。A村A助のクラスメイトで、気が強く、いつもA助とケンカばかりしている。
これが番組公式ページ書かれていれば、それを出典として登場人物の説明ができるのですが、問題はここからです。
- ケース1
第2話でA村A助がウルトラ仮面センタイジャーである事がC谷C子に知られてしまい、C子はA助に頼まれ、ウルトラ仮面センタイジャーの正体を秘密にする約束をしたとします。そして第2話の放映後、C谷C子の説明に、「なお、彼女だけはA助がウルトラ仮面センタイジャーである事を知っている。」という記述が追加された場合、誰が見ても明らかな事実なので、出典は必要ないのでしょうか?それとも、「本作第2話」を出典とするべきなのでしょうか?
- ケース2
第3話でA村A助が、親友B田B男の話に感動して泣いてしまったとします。そして第3話の放映後、A村A助の説明に、「B田B男の話に感動して泣いてしまうなど、意外と涙もろいところもある。」という記述が追加された場合、これは個人的な感想で、A村A助の説明として特に必要性が感じられないように思われるのですが、独自研究として削除するべきなのでしょうか?それとも、「本作第3話」を出典としてフォローしてあげるべきなのでしょうか?
- ケース3
第4話で、いつもは助けられてばかりのB田B男が、逆にA村A助を助けたとします。その事が公式本ではなく、通常の月刊誌などで取り上げられ、「いつも助けられてばかりのB田B男だが、時にはA村A助を助ける事もあった。」と紹介されたとします。そしてこの記事を読んだ人が、この記事を出典としてB田B男の説明に、「時にはA村A助を助ける事もあった。」と記述したとします。その雑誌の記事を書いた人はもちろん番組の関係者ではないのですが、番組を観た人からすれば確かに事実です。この場合、検証できる事実としてこの記述を認めるべきなのでしょうか?それとも「要出典」として公式本のような信頼できる記事の出典を促すべきなのでしょうか?
現状としては、最初は必要最小限の説明しかかかれていなかったのが、放映回数を重ねるごとにトリビア(雑学)的な記述が増えていくのですが、一応番組の中で確認できる事は出典なしで記述を認めている状態です。なにか良いアドバイスがございましたら、ぜひご教授ください。 --V5+c6-S3+w8=DDss(会話) 2013年3月12日 (火) 15:26 (UTC)
※利用案内より転記しました
- 事実だけを淡々と書くのではなく、それがどう重要かを説明することが好ましいと思います。また、話数の明記はスポットの話題であれば追加して良いと思います。
- 1→そもそもの問題として「知っている」だけではあってもなくても良い文章です。しかしどういう経緯で知られたとか、それがストーリー展開でどう影響するかが説明すべき重要な点になると思います。話数に関しては、文章の構成次第でしょう。飛び飛びで20話ぐらいにまたがり徐々に詳しく知られていったことを説明するため、逐一何話だと説明したら却って分かりづらいでしょうが、何話の時点で知られたと明記するだけなら大きな問題はないと思います。
- 2,3→ストーリー全体を通して見たときその人物の人柄を説明する上で重要かどうか、ストーリー全体を通して重要なイベントかといったところが問題点だと思います。重要かどうか判断できないようであれば今は追加しないほうがいいかもしれません。
- また、全体的な問題として毎度毎度何かある度に追加しないほうが好ましいです(Wikipedia:創作物を基にした逐次的な編集参照)。何かある度に文章を追加すると、冗長で読みづらい文章になることがあります。
- 例えば…
- 乙は甲の味方かどうか分からない。
- 乙は甲の味方かどうか分からないが、乙は甲に敵対的態度を示していない。
- 乙は甲の見方かどうか分からないが、乙は甲に敵対的態度を示していない。しかし丙は乙を疑っていることが分かった。
- 乙は甲の見方かどうか分からないが、乙は甲に敵対的態度を示していない。しかし丙は乙を疑っており、乙の行動を逐一監視している。
- 乙は甲の見方かどうか分からないが、乙は甲に敵対的態度を示していない。しかし丙は乙を疑っており、乙の行動を逐一監視していたところ、実は敵のスパイだった。
- 上記のような形で変化を逐一追加すると最後はくどい文章になってしまいます。これをまとめて書けば「乙は甲に敵対的態度を示していないが、実は敵のスパイだった。丙だけがこれを察しており、乙の行動を逐一監視して正体を掴んだ。」とスッキリして読みやすくなります。スッキリして読みやすい文章を書くためには、ある程度話の流れを把握すべきです。--Marine-Bluetalk✿contribs✿mail 2013年3月13日 (水) 13:03 (UTC)
いろいろ教えていただきありがとうございます。たしかどこかに、せっかく書いてくれた事なのだから善意にとるようにと書かれていたのと、誰もが知っているような当たり前なことまで出典を求める必要はないという事も書かれていましたし、私としましてもできるだけ削除せずにフォローする方向で編集していきたいのですが、実は人物像だけでなく番組内に登場するアイテムの説明に至るまで、特に重要とは思えないような記述があり、その対応にものすごく悩む時があるのです。中には完全にトリビア的な記述もあるのですが、その番組のファンならばそのようなトリビアも興味深い事でしょうし、実際私も「へぇ、そんな事があったんだ」と思うような記事を何度も目にしていますので、一応番組制作関係者の証言の出典があったり、番組の中で個人的な感想や推測ではなく事実として確認できる事ならそのまま載せていたり、記述が不足していれば書き足したりしてフォローしているのですが、本来百科事典であるはずのWikipediaが、「ファンのための資料」という形になりつつある事に不安を感じている毎日です。「編集は大胆に」とか「編集を楽しむ」ようにとか、「確固たるルールはない」とか書かれてはいましたが・・・。重要ではない記述であっても、簡潔明瞭に編集し直して読みやすくする事で、百科事典としての機能を維持できると受け止めてよろしいでしょうか?(私自身はルールとマナーを守るべきだと思って、重要な事だけを書き込むように心がけています。ただ、アカウントなしの人達の記述がひどい時があるので・・・。)--V5+c6-S3+w8=DDss(会話) 2013年3月13日 (水) 15:22 (UTC)
- フィクション作品記事で「登場人物」節が無秩序に肥大化するのに心を痛めている編集者は多いかなと思います。私もうんざりしている一人です。とりあえず、関連するガイドラインはWP:IINFO、Wikipedia:信頼できる情報源#概要、WP:WAF、プロジェクト:フィクション/登場人物と設定の記述、WP:PLOTSUM(あと廃止になったWP:SE)などですね。これらのノートページを確認すれば、この問題に編集者たちがどういうふうに頭を悩ませてきたか分かるかと思います。個人的にはぜひWP:BOLDで整理してほしいとは思うのですが、現状で記事がこういうふうに肥大化しているということは、こういうどうでもいいようなトリビアにこだわる人もいるということであって、一筋縄では行かんのですよ。WP:SURPLUSみたく、めんどくさい手続きを強いるガイドラインもありますね...。
- それで、「あらすじ」節と「登場人物」節は分けて考えたほうがよいです。「あらすじ」節の出典は基本的に作品そのものです。例外は、公開前や古い作品でアーカイブが残っていない場合であって(要するにWP:Vが満たせない場合)、そういう場合は公式ホームページなり、外部文献を使って記述します。各話単位で、話の筋に沿ってあくまでも見たままに解釈を交えずに書く限りはあまり無茶なことにはならないですね。
- 問題は「登場人物」節です。「あらすじ」節に書く代わりに話の筋をこっちに書く人が多いんですよね。それと、大筋には関わってこないトリビアの類。時系列もむちゃくちゃだし、原作漫画、テレビアニメ、映画版での設定がごちゃ混ぜになってたり、「意外と涙もろいところもある」などといった作品全体を観て編集者が感じた感想(要するにWP:ORですね)が書いてあったりとか、個人的に、作品の理解に役立つわけがなかろうと思うような記述も多いです。このあたりは、百科事典のフィクション作品記事には何が要求されているのか、という点で共通理解が深まらない限りは改善しないかなと思います。「意外と涙もろいところもある」というような設定が外部文献で確認できる場合、たとえば製作者がインタビューでその意図を説明している場合、そういうことを出典を使って書くと百科事典の記事として面白くなるとは思うのですが。
- それで、英語版はこの問題に上手に対処できていると感じています。連続物ではないですけど、たとえば、英語版の映画作品記事ガイドライン(翻訳はプロジェクト:映画/映画作品スタイルガイド)というようなのがあります。そこでは、「登場人物」節の代わりに「キャスト」節となっていて、物語世界ではなく現実世界の観点から記述するというふうになっています。主役とか悪役といった役柄さえ記述するのは禁止となっていて、そういうことは「あらすじ」節で伝わるように書け、となっています。要するに、一次資料・作品そのものを出典にした記述は「あらすじ」節に封じ込めるということであって、さらに「あらすじ」節には字数制限があるので肥大化しようがない、ということです。あと、トリビアには出典を要求するとか。『アベンジャーズ』ではこういうのを意識して、映画公開前にきっちりとしたあらすじ節とキャスト節に書き直して、キャスト節にアイテムや衣装に関するトリビアが書き込まれたら、すぐに外部文献に当たって何も見つからなかったら即除去、というふうにして記述が肥大化するのを防ぎました。記事が育つ過程で見張るのが一番です。うる星やつらの登場人物みたくなったらもう手後れ、手の施しようがないですね...。
- 無茶な編集をするIPユーザーがいても対話を試みてください。対話に応じなかったり、無茶な編集が止まなかったら、半保護の依頼をするとよいです。--Bugandhoney(会話) 2013年3月13日 (水) 19:37 (UTC)
- ケース2の場合に一つだけ気になったのですが、そのA村A助君は一回しか泣いていないわけであり、そこでそれを性格の一面としてとらえるのはどうでしょうか。人間だれだって泣いたことがないなんて人いないと思いますし、まして物語なのですから。言いたいことはそれだけです。--Beaver 223(会話) 2013年3月14日 (木) 03:52 (UTC)
- いくつかの問題があるので、ひとまとめに考えないほうがよろしいかと思います。
- 文章がスパゲッティコードになってしまうものについては、Marine-Blueさんの説明通りです。全体を見通して状況を整理すれば記述も判りやすく簡潔になるでしょう。
- 出典については基本的に一次出典になりますが、その中でも特定できるのですから、必要であれば「**話」等と明記することは可能でしょう。これは、あまり深刻な問題ではありません。特に現代の作品でしたら、後に何らかの形で販売されることが大半ですから、検証可能性が満たされる蓋然性は高いです。むしろ、Bugandhoneyさんが指摘された独自解釈を事実として記載する点を問題視された方がよろしいかと思われます。ただ、外部の媒体(設定資料集であったり雑誌の記事であったり)で出典が確保されている場合もありますので、一度記載された方と対話してみると良い結果が生まれるかと。
- 登場人物が肥大化することには、とりあえず5つの原因を考えつきました。第一にストーリーとして別途紹介するべきものが登場人物に盛り込まれている場合。これは、記述の整理の問題です。第二に独自研究が追加される場合。これについては、出典を確認して欠けているようでしたら削るか(言いすぎってだけなら)穏当な記述にまとめることで対処を試みてはいかがでしょう。第三に、同じ事が何度も書かれる反復記述。これは、Marine-Blueさんのご説明にあるものと同様です(翻訳やってると、どの分野でもひどいんだよねこれ……)。第四にトリビアが整理されていない場合。些細なことを逐一足していくのはWikipediaの記事には適していません。ただ……これについては別途、些細と称して何でも削るという別方向の問題と、放映中の作品特有のトリビアだと思っていたら伏線だったという難点があります。これらについては出典があるもので固めていくことを心がけて下さい。第五に、これらを踏まえてなお本当に記述内容が大量である場合。これはプロジェクト:フィクション/登場人物と設定の記述の検討が必要です。
- いずれにしても対話を心がけて下さい。簡潔明瞭が行き過ぎるとそれはそれで内容に問題が生じます。例えば記事中のAを説明するのにより小さな事象a'が必要なら、それはトリビアではなく必要な記述になりますから、行うのはa'の除去ではなく簡潔な記載に変更することになります。V5+c6-S3+w8=DDssさんが不要と思ったことでも、このように結びついていることはありますので、まずは相手の方の意図を確認された方が良いでしょう。--open-box(会話) 2013年3月14日 (木) 03:55 (UTC)
皆様、どうもありがとうございます。とても参考になりましたし、少し気が楽になりました。私の手に負えないと思われていた事に、解決の糸口が見えてきました。本当にありがとうございました。--V5+c6-S3+w8=DDss(会話) 2013年3月14日 (木) 15:41 (UTC)