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Wikipedia:井戸端/subj/翻訳記事の出典について

翻訳記事の出典について[編集]

私は英語版の記事を翻訳して新しくページを作りたいと考えているのですが、出典が海外の文献で、かつ日本で入手することが難しい場合どのように対応しているのか記事の翻訳経験のある方に伺いたいです。--佐藤なにが会話2021年8月17日 (火) 03:24 (UTC)[返信]

コメント 分野にもよりますが、ある程度日本でも関心がもたれていたり、学術的な主題であれば研究が進んでいる場合には、記載内容に誤りがない限りは代替になりうる文献を日本語で探して補うことができると思います。但しどうしても文献が入手できず日本語の文献も確認が難しい場合には、(あまり望ましいことではないですが)その外国語版での検証をある程度信用してそのまま出典を未確認で翻訳してしまうこともあります。ただ、全く何もせずに全面的に信用するというのはよくなくて、最低限その記述が正しそうであること、出典に記載がありそうかどうかくらいは確認しておくべきです(本文が読めなくても目次やアブストラクトは読める、といった場合もあるため)。その上で、ノートにその旨記載したり、本文の該当部分にコメントで検証内容を記載しておけば、今後ほかの方の検証を期待することもできるでしょう。なお、同様のQ&Aを過去に見たことがあるのでそちらもご紹介します。(Wikipedia:執筆・翻訳者の広場#翻訳するのに必要な出典・脚注の割合) --紅い目の女の子(会話/履歴) 2021年8月17日 (火) 05:08 (UTC)[返信]
コメント 私の場合、個人的に関心がある分野の場合、アマゾンで出典取り寄せちゃいますね。10日もかかりません。で、検証してみると、元の英語版には問題がどっさりある、ということがしょっちゅうです。「A,B,C;D,E.[1]」みたいなのを検証するとEの部分しか記載されていないとかね。なので英語版で出典がついていても疑ってかかります。英語版の履歴も精査し、どの時点の版で誰が出典を示して、その後に誰が弄っているかもチェックします。
どちらにせよ、適切な訳語を求めたり、原文だけではどうも訳しにくい(周辺知識を要する)ことも多いので、関連日本語文献も漁ります。そうするとたいてい、あちこちで原文と入手した資料との齟齬が出てきます。
そこまでいくと、もはや翻訳ではなく、集まった資料を基に書き下ろすほうが早くて正確ですね。
まあ、全員にそこまでやれといっても無理筋ですけどね。あくまで個人的な思いとしては、適切な情報源を自ら入手できない分野では、無理に英和辞書で翻訳してくれなくてもいいですよ(しないでね)、アクセスできる情報源を基に書ける記事を書いてくださればいいのに、とは感じますけど。情報源を適切に精査しないまま翻訳されると、そのあとのメンテや加筆も難しくなりますし。--柒月例祭会話2021年8月17日 (火) 05:27 (UTC)[返信]
コメント 大方、紅い目の女の子さんと柒月例祭さんの仰るとおりだと思います。けれども、実際に翻訳執筆してみると、なかなか思うように行かないことも往々にしてあります。そんなときは、一人で課題を抱え込まないでください。はじめから完璧でなくてもよいのです。編集を楽しんでください。出典の記述の確認作業を他のユーザーと分担して、お互いに検証結果を分かち合えば、自分では入手できない情報源を利用することも可能です。この方法は言語の垣根を越えます。実際に私も、日本では入手困難な海外の専門書の記述について、英語版のユーザーにノート等で問い合わせて、確かめていただいたことがあります。こういう作業もまた、共同で記事を作り上げるウィキペディアの醍醐味だったりします。なお、念のため申し上げておきますが、「はじめから完璧でなくてもよい」というのは、最大限の自助努力をした上で、他ユーザーとの役割分担を奨励するものであって、決して不完全な記事の投稿を推奨する趣旨でないことは正しくご理解くださいね。よきウィキライフを。--Doraemonplus会話2021年8月17日 (火) 08:55 (UTC)[返信]
  • 返信 長文のアドバイスを頂きありがとうございました。
  1. 代替できる文献を探す
  2. 海外のユーザーと協力する
  3. 実際に文献を取り寄せる

このような具合に作業をすると新たな知見を得ることができたり逆に文献どうしの齟齬が生まれるケースがあるため自分でまとめて執筆するというのは驚きでした。ともかく、一次ソースを探して直接当たることが大切だと思いました。また、どうしようもない時は助けてもらったりして補い合うのもWikipediaを編集する上で大切な態度だと思いました。--佐藤なにが会話2021年8月17日 (火) 10:34 (UTC)[返信]