Wikipedia:井戸端/subj/PC用ゲームの記事ソースと引用法について
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PC用ゲームの記事ソースと引用法について
[編集]PC用ゲームソフトの記事を作成しています。しかし、雑誌のゲーム紹介記事を写すと、著作権侵害になってしまいます。実際、初版が著作権侵害ということで、ページごと削除されてしまった記事もあります。とはいえ、なんとか記事内容を充実させたいところです。そこで質問です。
ア:市販のPC用ゲームソフトの出典として、当該ゲームソフトそのものをソースとして使用することは許されますか?
イ:市販のPC用ゲームソフトの出典として、当該ゲームのマニュアルに書かれている人物紹介の文章を写すことは許されますか?--Well777 2010年9月28日 (火) 09:14 (UTC)
- 「ア」に関しては、記述者が作品を解釈する時点で独自研究(独自の解釈)を含む虞があります。これはWikipedia:独自研究は載せない#一次資料と二次資料における一次資料の問題に該当するため、慎重にあたらなければならないでしょう。大体はWikipedia:中立的な観点への配慮を怠らなければ問題とはなりませんが。その一方で、過剰に作品の詳細を語ろうとすればWikipedia:ウィキペディアは何ではないかの上で問題視されるかもしれません。また引用の水準に無い作中内の要素(歌詞や作中のテキストなど)の書き写しは確実に著作権の問題を引き起こします。これは「イ」に関してもいえることで、登場人物やキャラクターの紹介文を書き写すことは、ほとんどの場合において著作権上問題視されますので、おやめいただいたほうが宜しいかと。肝心なのは、「どのように説明すれば百科事典的なのか」なのではないかと思います。無闇にキャラクターの説明で増量するよりも、作品の性質をきちんとまとめることが肝要なのではないのでしょうか。ゲーム関連記事への参加では、プロジェクト:コンピュータゲームも一読されることをお勧めします。--夜飛(話/歴) 2010年9月28日 (火) 09:42 (UTC)
- 「ア」については、記述者の解釈を含まない情報。例えば画面に出てくるオープニングやヘルプのメッセージは1次情報になります。該当ゲームページ内に限定すれば、ゲーム○×のオープニングメッセージによれば「~~」という設定になっている。のような要約なら書けないこともないでしょう。 ただしゲームを解かないと出ないメッセージは検証性を満たさないかも知れません。 本は購入者は誰でも内容が読めますが、ゲームのエンディングメッセージのたぐいは「クリアした人」だけに限定されてしまうからです。 多少有名なゲームなら危ない橋を渡らずとも公式HPやゲーム専門誌で、編集部による特集記事やレビューが比較的容易に得られるのでそれを利用しない手はないでしょう。
- 「イ」マニュアルの文章を書き写すことは絶対に許されません。 引用形式なら可能なのですが、キャラクターの紹介程度なら引用する必要性がなく、推奨されるのは独自研究にならないように注意しながら言い換えるべきでしょう。 また、マニュアルとゲーム本体だけでは特筆性を全く担保できないので、それだけでは記事として成立しないでしょう。 --Gyulfox 2010年9月28日 (火) 10:25 (UTC) --Gyulfox 2010年9月28日 (火) 11:17 (UTC)
- どちらも許されません。そもそも、紹介記事を書くことに百科事典的な意味はありません。そのゲームに如何なる特筆性があるのかを考えるべきです。
- もしもそのゲームに特筆性があれば、紹介や宣伝以外に、ゲームに関する論評を書いた書籍が(やがて)あらわれることでしょう。例えばスペースインベーダーであれば「敵キャラクターが攻撃を仕掛けてくるゲーム」としては、世界で初めて大ヒットしたゲームといった内容が書かれることになります。それらを集めて、独自研究にならないように注意しながら中立的な観点に沿って纏める(丸写しではありません!)ことで、wikipediaは素晴らしい百科事典となることを目指しています。何でもいいから書いてあればいいわけではありません。
- 残念ながら特筆性の有無を客観的に判断することは難しい問題であり、wikipediaでは検証可能性を満たすのに都合が良かったという事情もあり信頼できる出版元によって出版された二次資料の有無を基準にしてきました。二次資料が無いということは論評する価値が無いということであり、出版されていないということは人類の知恵として民衆に広く知らしめ後世に遺す価値を認められていないという論法です。今でもこの基準を重視するウィキペディアンは多数居ますし、私もその一人です。
- 論評などの書かれた二次資料が出るのを待ちましょう。他の誰かに先に書かれてしまうかも知れない? 構わないではないですか。wikipediaは貴方の名誉欲を満たす場所ではないのですから。それどころか、一次資料に詳しい貴方なら他の誰かが書いてからが本領発揮でしょう。一次資料と照らし合わせ、記述に間違いが無いか確認し、あれば注釈を加えるのです。記事の質を上げる為に。
- 世界最狂の魔法使いCray-G 2010年9月28日 (火) 10:55 (UTC)
- ご指導ご鞭撻、ありがとうございます。既に発売後数年経過したゲームであり、多数の雑誌に取り上げられております。ただ、「出典に基づいて書く」と「著作権侵害(丸写し)は絶対にダメ」の間で、苦労します。これまで私が(一からではないが)多く編集してきた歴史とかの記述なら、それほどこのような苦労は生じないのですが。一から記事を作る苦労を身をもって思い知っていますが、法やルールをおかさず、なんとか記事と呼べるものにまでするべく、頑張ります。ご回答・アドバイス、ありがとうございました。--Well777 2010年9月28日 (火) 11:54 (UTC)
- ゲーム分野というよりも、Well777氏自身がまだ経験不足によって、引用とは何か、著作権侵害にならないためにはどうすれば良いかという基本的な部分で曖昧なのだと思います(人に言えるほど私自身も立派じゃないが)。ゲーム分野で参考にできるような優秀な記事が無いってのがそもそもの問題なのだろうけど(まあディシディアがあるけど)、ゲーム分野以外の優秀な記事なんかも見て、参考にしていくのが氏にとって今重要なことではないかと思います。
- それと一次資料の活用については、まあ上記の方々のように厳しめに見る人も多いですが、Wikipedia:スタイルマニュアル (フィクションの記述)というのもあるので参考にしてください。最終的にはバランスです。--EULE 2010年9月29日 (水) 01:41 (UTC)
- >「出典に基づいて書く」と「著作権侵害(丸写し)は絶対にダメ」の間
- 本当に多数の雑誌に「単なる事実でも宣伝でもない」記述があるのであれば、それは雑誌の執筆者の「主観」に基づいた「意見」であり、それはそれぞれの雑誌全てで内容が異なるはずです。百科事典編纂の仕事とは、それらを集めて「纏める」ことです。「纏める」ということは丸写しになりようがありません、編纂者の「著作性」が反映されるのですから。編纂者の著作性は「独自研究にならないように注意しながら中立的な観点に沿って纏める」ことで著わされます。それが出来ないのは、「多数の雑誌」に載っている内容が全て資料の丸写しをしている「著作性皆無の単なる事実や宣伝」だからです。
- 「丸写しの禁止」が障碍になるのであれば、貴方がやろうとしていることは「単なる事実や宣伝」をwikipediaに載せようとしている、という悲しい現実を示しているのかも知れません。或いは、資料丸写しよりはマシな程度の意見しか書く価値の無い、特筆性の無いゲームなのではないでしょうか。もう一度良く考えてみることをお勧め致します。良く考えた上で挑戦したのであれば、例え失敗だったとしても学べることが多くなりますからね。
- 世界最狂の魔法使いCray-G 2010年9月30日 (木) 20:27 (UTC)