Wikipedia:査読依頼/親指シフト 20060611
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Wikipedia:査読依頼/親指シフト 20051230に続いて2回目の査読依頼となります。前回の依頼と同じく、今回も「POV(多様な視点の欠落)」についてのご意見を特にお伺いしたく思います。
現状ではすでに親指シフト使いの方にとってはある程度不満のない状態になっているはずなのですが、ローマ字入力・かな入力・新JIS配列使いの方から見ても不満がない記述かどうかは不明でして、特に後者3種の入力法をお使いの方からご指摘を頂けますと嬉しいです。現状では【親指シフトの優位性(POV)について】書いてしまっている部分があるかもしれず、それらを【親指シフトの特徴(NPOV)について】書くように改めていくことを目指しています。
そのほか、Wikipediaにあるべきではない記述などがありましたら、それらについてもご指摘願います。私は親指シフト使いではないので、正直言ってどこまで上手く対処できるかは不明ではありますが……可能な限り対応させていただきます。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。 -- かえで 2006年6月10日 (土) 16:49 (UTC) 要約欄にて引用元の版特定が抜け落ちたため、この行のみを追記し要約を再記述しました。 -- かえで 2006年6月10日 (土) 17:46 (UTC)
- POV関連に限定せず、そのほかのご意見も頂けますと幸いです。 -- かえで 2006年6月16日 (金) 10:03 (UTC)
- 【査読】 ──専門家の方による審査結果。
- 【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価頂いた結果。
- 【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
- 力作でした。ちょっとお求めの議論からははずれますがコメントいたします。若干不満があります。第一に冒頭部が著しくぶっきらぼうです。いきなり段落が切られるのは苦痛なので「親指キーボード」を主語にせず、「この仕様を採用したキーボードが親指シフトキーボードで~」のようにならないでしょうか。第二に概要に歴史的観点がないことです。これは私が歴史屋なので思うことなのかもしれませんが、せめて親指シフトは何を目指して考案されたのか、について10字程度で概要に書き込めないでしょうか。また関連して言えば、歴史的に、親指シフトの開発背景には事務処理をコンピュータによって自動化するという大前提があり、そこでさらに当時導入が簡単そうなカナモジによって早期に実現してしまえという世論が存在する一方、自然な日本語をコンピュータで扱えるようにしたうえで自動化せよという議論もあり、このうち親指シフトは後者の立場に立っての技術的成果であったのではないかと思いますがいかがでしょうか。POV関連でいえば普及率云々はいつころにそれぞれどのくらいの普及であったかのデータが欲しいですが難しそうですね。素人の感想ですが、思いつくままに。--Kotoito 2006年6月15日 (木) 20:37 (UTC)
- 早速コメントいただきありがとうございます。POV関連に限定せず、いかなる方向性のご指摘も歓迎です。今回ご指摘の内容は、POV絡みではない件は全て「要約部分」に関するご指摘でよろしいでしょうか。カナモジの件については、本記事が「入力方式」についての説明であったために抜け落ちていた技術者ではなく一般人が切望していた「漢字表記」(富士通ではJEFシステムが実現し、富士通ワープロの基礎)が元になっているというあたりの説明を、より厚く「歴史」に追記しようかと思いますが、これもリードに含める方が良いかどうか、ご意見をお伺いしたく思います。普及率については最近のものをまるで見たことがないもので、昔のもののみを書くか、節自体をコメントアウトするかのどちらかになりそうです……どちらがより読みやすいか、なかなか判断が付かず困っています。 -- かえで 2006年6月16日 (金) 10:03 (UTC)
- お返事ありがとうございます。10字程度云々というのは概要のセクション(=「要約部」であってますか)です。あとのカナモジ云々については歴史の項目ですね。これだけ技術面の叙述があるので、開発の背景も「市場の需要に応えた」の一言で済ませるのが少々もったいないかなという指摘です。で、これをまとめて言うと、歴史部の「開発の背景」をもう少し加筆していただき、その10字程度の表現を「概要」に盛りかめないかな、という提案ということになります。やはり普及率は難しそうですね。20年とかそれくらいの歴史はかえって資料集めに苦労するということが如実に表れてしまいますね。--Kotoito 2006年6月16日 (金) 16:03 (UTC)
- 「市場の需要」について追記してみました。ここの部分は親指シフトと言うよりも、それ以前(JEFというシステム)に関わる部分なので、将来的には別記事化する必要があるかも……という感じです。これで説明として成り立つかどうかは微妙なところですが、まだまだ改善の余地がありそうな気がしています。普及率については「一回だけ調査結果が公開された」のですが、継続的な調査については調べが付いていません……記事にとって必須とは言い切れないだけに、調べが付くまでは項目ごとコメントアウトするのも手かと思っています。「概要」については……もう少しお待ちください。まだうまい表現が思いつかないもので。 -- かえで 2006年6月18日 (日) 04:42 (UTC)
- 「概要」について追記し、Mononohazumiさんに誤り訂正をしていただきました(相変わらずちょんぼばかりですみません……)。変更後の文について不備・違和感などがありましたら、引き続きご指摘いただければ幸いです。 -- かえで 2006年6月18日 (日) 13:43 (UTC)
- 拝読いたしました。概要以下の見取り図が示され、詳細な記事の通読への抵抗がなくなったように思えます。完全に専門外ということもありますので引き続き精読させていただきます。--Kotoito 2006年6月21日 (水) 16:00 (UTC)
- お返事ありがとうございます。10字程度云々というのは概要のセクション(=「要約部」であってますか)です。あとのカナモジ云々については歴史の項目ですね。これだけ技術面の叙述があるので、開発の背景も「市場の需要に応えた」の一言で済ませるのが少々もったいないかなという指摘です。で、これをまとめて言うと、歴史部の「開発の背景」をもう少し加筆していただき、その10字程度の表現を「概要」に盛りかめないかな、という提案ということになります。やはり普及率は難しそうですね。20年とかそれくらいの歴史はかえって資料集めに苦労するということが如実に表れてしまいますね。--Kotoito 2006年6月16日 (金) 16:03 (UTC)
- 早速コメントいただきありがとうございます。POV関連に限定せず、いかなる方向性のご指摘も歓迎です。今回ご指摘の内容は、POV絡みではない件は全て「要約部分」に関するご指摘でよろしいでしょうか。カナモジの件については、本記事が「入力方式」についての説明であったために抜け落ちていた技術者ではなく一般人が切望していた「漢字表記」(富士通ではJEFシステムが実現し、富士通ワープロの基礎)が元になっているというあたりの説明を、より厚く「歴史」に追記しようかと思いますが、これもリードに含める方が良いかどうか、ご意見をお伺いしたく思います。普及率については最近のものをまるで見たことがないもので、昔のもののみを書くか、節自体をコメントアウトするかのどちらかになりそうです……どちらがより読みやすいか、なかなか判断が付かず困っています。 -- かえで 2006年6月16日 (金) 10:03 (UTC)
- 【感想】 ──専門外の方による感想。
- これはキー配列についてのみの記事なんでしょうが、実際に日本語文書を作るときは、変換がバカか利口かによって作成時間もストレスも異なってくると思うんです。各種機能キーの操作方法とかもね。だから、「入力速度」のみを競うのは、決定的な意味を持つとは思われないんですがどうでしょう。つまり、ワープロとしては、総合力で勝負しなくちゃいけないわけで、変換だけでもキー入力だけでも一概には甲乙つけられず、という観点もアリかなあと思わないではありません。ただ、この観点で見るのが、キーボード(入力方式)の記事として適正かどうかは判断つきませんが(でも、注ぐらいにはなると思います)。
- あと「OASYSの栄光と挫折」のところに「1980年代半ばには、パーソナルワープロの価格が10万円を切り」とありますが、安価なものの実売価格がその程度になったということではなかったでしょうか。そうでもなかったかな? でも、この記述だと、ワープロ専用機のことを知らない人は、そんなに安かった(高かった?)のかと思われるかもしれません。定価でいえば、高級機種はどのメーカーでもずっと20万を超えていたと思います。「10万円を切ったものも登場し」などのほうがよいのかなあ。
- 後期には通信機能とか画像をいじる機能とかもあって、別にキー配列のみでワープロが勝負していたわけでもないですし、この点でも、総合力との話は不可分のようにも感じます。記事中にある「効率よく快適な文章入力を日常的に行いたいという需要などなかった」ということの具体例のひとつですが。富士通ががんばっているほどは、消費者は気にしちゃいなかった、ということなのでしょうかね。気にしてない分、みんなが使っているJISのほうがいいや、ってなこともあったように思います。50音配列なんてのもありましたしねえ。
- 感想ですので、よしなに受け取ってくださいませ。なお、私もいまだに専用機のオアシス使ってます、ははは。58.0.116.158 2006年6月21日 (水) 07:36 (UTC)
- 価格の件、すっかり見落としていました。ご指摘頂きありがとうございます。商品全域の価格が10万円を切るには至りませんでしたので、そのあたりに配慮しつつ語を差し替えてみました。入力速度については……難しいところですね。つい最近、かな漢字変換を行わずに「漢字を直接(ローマ字入力ストロークと同じような方法で)入力する」という操作の打鍵動画を拝見したばかりでして、それを思い出すと「漢字かな交じり文としての入力速度」を見る必要はあるのかもしれません。このあたりを分離するため、ひとまず節の冒頭に「ひらがなの」という語句を追記してみました。はるか昔の記事では入力速度競争に関する(原典のない)数値が書き込まれていたので排除しましたが、もし良さそうな表現がありましたら追記いただけますと幸いです。 -- かえで 2006年6月21日 (水) 12:27 (UTC)
- 上の58.0.116.158ですが、もういちど、ゆ~っくり読み直してみました。これもまた「感想」にすぎないのですが、このように思いました。
- まず、親指シフトとはなんぞやということを、いきなり「操作方法」において詳細に説明しようとしているところに、記事として少々の無理を感じました。記事を全部読む意欲のない人が、上のほうだけさらっと読んでも重要なポイントだけは理解できるようにしたほうがよいのかなと思います。ようするに「主な特徴」を簡単に説明するということですね。現状では導入部(定義部分)にて「日本語の文章を効率よく快適に入力することを目指して考案された」とありますが、それがどういうものかを理解するためには、「操作方式」を読んで理解しないといけないです。
- 私が親指シフトを紹介するなら、
- 日本語を入力する場合、ローマ字入力とかな入力があるが、親指シフトキーボードはかな入力を効率よく行うために考えられたものである
- かな入力は1文字を入力するのに1回の打鍵で済むが、JISかなでは濁音などは2回の打鍵が必要である。親指シフトはかなキーを打鍵する手と反対の親指キーを同時打鍵することにより1ストロークで入力できる
- かな文字キーの配列の工夫により、ホームポジションから手をずらすことなく効率よく打鍵できる(たとえば「の」と「き」は同じキーに割り振られており、親指シフトキーにて切り替えて入力する。そのため、広範に指を移動する必要がない)
- JISかなでは、テンキーがない場合にモードを切り替えないと数字入力ができないが、親指シフトでは切り替えなしで入力できる(数字キーにかなが割り振られていないため)
- 私が親指シフトを紹介するなら、
- なんてことを、まず最初に主な特徴として説明するかな、と思います。詳細は「操作方法」などで説明すればよいと思います(ただし、こうしたキーボードが開発された当時は、ローマ字かな漢字変換なんぞはサポートされてなかったようですので、あくまでも「現状での比較」としての「特徴」になりますが)。
- あと、かな入力の際の優位性ばかりが論じられていますが、製品としてみた場合、機能キーが日本語表示になっているなど、事実上「日本語ワープロのためのキーボード」になっているなどの点は、なんらかの特徴にはならないでしょうか。ソフトが必要だということはあるにせよ。ちょっと話が広がりすぎるでしょうかね。でも、「親指シフト」は「親指シフトキーボード」と同義ですので、物品としてのキーボードの説明もあってよいように思います。エミュの話があるのに、本家の話がないというのはバランスを欠くような気もしないではないです。ほかにも、こうしたワープロ用(日本語入力用)キーボードってのがあるんでしょうか。もしもないのだったら、製品としては唯一の専用キーボードってことになりますよね。
- 「普及率」ですが、提示されている[1]の前のデータが推測できます。[2]に「1986年の新JIS制定の時点ですでに約37万台の出荷実績」とあります。いっぽう[3]に「1986年6月に東芝は初の3.5インチFDD/ハードディスク搭載の「JW-700D」を発売した.ワープロの価格は3万円台に突入し限界に達した.生産台数は200万台を突破した.」ともあります。少々強引ですが、86年の段階では37/200ということで、18%前後ものシェアがあったと言って大きな間違いではないと思います。しかしながら、90年代後半以降はパソコンの時代ですので、わからないのかもしれませんねえ。なにか調べればわかるんでしょうかねえ。
- タイプというより日本語入力の比較は、あくまでも誤変換のない場合、かつ打鍵スピードが同じ場合ですが、[4]の時間をはかることで参考データは得られると思います。独自調査っていうわけではないですが、全体的にもっと調べこむとさらに奥深い記事になるように思いました。220.145.179.25 2006年6月22日 (木) 03:08 (UTC)
- 再びご意見頂きありがとうございます。時間ぎりぎりまで推敲してしまったため、短信のみにて失礼します。ひとまず節「概要」に、「主な特徴」を織り込んでみました……が、冗長かもしれず差し戻しもありえるかもしれません。他の案件につきましては、後日改めて修正を試みる予定です。中途半端ですみません…… -- かえで 2006年6月22日 (木) 16:32 (UTC)
- 「ワープロ用のキーボード」という括りについては、富士通製ワープロであれば「親指シフトとローマ字(後年の製品)」もしくは「JISかなとローマ字(業務用機種のみ)」が同一製品内に同居していましたし、松下製ワープロに至っては「JISかなと新JISかなと50音配列とローマ字入力」が同居している製品(新JISかなと50音配列はキーボードシール対応)さえも存在していました……そこから考えますと、ワープロ用キーボードは当時から多種多様なかな配列向けにデザインされていたと見なすのが妥当かな、と思います。
- タイプ時間については[5]という反証があること・スピードテスト(タイピング競技類)の分野において、より差がついて当然と思われる「ローマ字とJISかな」の差が1割程度になっているということなどを考慮しますと、概ね入力速度に関しては極端な差は出ないであろうという予測が可能です。私自身は「JISかな→ローマ字入力→AZIK→親指シフト→飛鳥」と乗り換えてきましたが、最終的な文字入力速度はあまり変わらなかった気がしています。むしろ親指シフトに関して強調したいのは「少ない手順で多くの文字を打てる=不器用な人であっても器用な人並みの入力ができる[6]」あたりではないかと思うのですが、この視点で計測されたデータがないので、とても記事には表現できないあたりが悩ましいところです。
- 1986年シェアの件、富士通のそれは総出荷台数・年度出荷台数のどちらなのかが明記されていない点が唯一気がかりですね……ここは引き続き要調査ということにさせていただければ幸いです。 -- かえで 2006年6月23日 (金) 15:08 (UTC)
- タイプというより日本語入力の比較は、あくまでも誤変換のない場合、かつ打鍵スピードが同じ場合ですが、[4]の時間をはかることで参考データは得られると思います。独自調査っていうわけではないですが、全体的にもっと調べこむとさらに奥深い記事になるように思いました。220.145.179.25 2006年6月22日 (木) 03:08 (UTC)
- 【その他】 ──表記・文体など