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Wikipedia:秀逸な記事の再選考/オペラ 20061219

(ノート) 現行制度前秀逸指定記事見直しの一環として、今回オペラをとりあげます。いくつか問題とおもった点をあげますと

  • 出典、参考文献がひとつも挙げられていない。
  • 記述の密度にやや濃淡がある。たとえばドイツオペラには比較的稿が割かれている一方、フランス近世オペラについての記述が不十分であったりする。オペラ製作システム(作曲、台本、演出等の関係また興行経営という観点からの記述)に薄く、音楽作品と様式の編年的叙述に偏っている。

などです。現在でもそれなりの情報量はなくあきらかな誤り等、重大な問題があるというわけではないと考えていますが、それでも現在の秀逸選考にかけた場合、バランスをかき検証可能性の点から問題を含むため、以上の二点から通過しないのではないかと思っています。

ご審議よろしくお願いいたします。Aphaia 2006年12月19日 (火) 12:42 (UTC)[返信]

  • 除去:参考文献が一つもないのは致命的であると思われます。そのほかに:
    • ドイツに肩入れしすぎで、18世紀までのイタリア語オペラの記述が少なすぎだと思います(これは書き足そうかと思っています)。
    • 現代におけるオペラ上演に関する記述がほしいです。現状の記事では、過去の芸術形式のように見えます(といっても、そういう加筆は難しいかも)。--Kazubon 2006年12月20日 (水) 13:29 (UTC)[返信]
(コメント)特に詳しいわけではありませんが、会話ページで声を掛けて頂いたのでコメントだけでも・・・。参考文献がないのは、やはり問題かと思います。内容については、一通りのことは書かれており、特に問題があるようには思われません。書き始めるとあれもこれもとなりがちな項目をよくまとめた記事という気はします。ただ、これを現在の秀逸選考に掛けたら、それこそ、あれもこれも、という形で通過するのは難しいと思われます。ただし、言い出せばきりがなくなる項目だと思うので(そういう意味では現在の秀逸の選考基準が少し問題化とも・・・)、これでも良いのかな、という気もします。賛否は保留し、コメントだけで失礼します。--汲平 2006年12月24日 (日) 03:25 (UTC)[返信]
  • 除去: 《「保留」とどちらか迷いましたが、「秀逸な記事」として見た場合、やはり不満があります。具体的には、定義があまりしっくりしません。ノートの冒頭で指摘されている点がそのまま課題として残されていると感じました。以下、個人的な意見です。「概要」の節では、ジングシュピールオペレッタミュージカルなどとの関係について逐次的に触れるのは煩雑なので、具体的には各項目の説明参照ということで、ここでは総論(「こんなのもある」)として括った方がよいのではないでしょうか。レチタティーヴォやアリア、これに加えて現状で触れられていない「序曲」を始めとした器楽部分については「オペラの構成」などととして別に節を立ててはどうかと思います。「歌唱法」ないしは「オペラ歌手」の節も別にほしい。「歴史」の節では各国別と作曲家別の記述が混在しており、構成面でやや難があります。またこの節ではハンガリーチェコの重要作品が記述から抜け落ちています。近年の演出(家)重視の傾向にもどこかで触れて欲しいところです。現状は作品中心なので、社交・娯楽面からの上演・観劇スタイルやファッション(衣装やオペラグラス)の変遷など、「オペラ文化」的な側面について節を立てて述べてあると楽しいと思います。すでに指摘されていますが参考書籍もほしい。あと、ソープオペラスペースオペラは関係ないのかなあ。》みっち 2006年12月26日 (火) 01:23 (UTC)[返信]
  • (コメント)初期に執筆していたので賛否は付けませんが、元々現在のような選考制度がなかったころの選定項目は、これに限らずいったん取り下げて再選考に掛けてもいいんじゃないかと思います。各項目に期待される水準も当時よりは格段に上がっていますし、実際それに答えうる項目も増加していますので。総論はともかくとして、ノートにもかつて書いたように、いろいろ書いてあるべきことが漏れていて自分でも不満があります。参考文献が書かれていないのも確かにご指摘のとおりです。英語版由来の部分はともかく、特定の文献を参考にしたのではなく、各所で覚えた知識を確認するために複数の文献を拾い読みで参考にしていたと記憶しています(なので挙げ方が難しいのを言い訳に省略したような気もします)。残念ながら時間が経ったのと住宅事情により手元に文献を置いてないので、出典の加筆は部分的ににしかできなさそうです。内容的には、従来の記述の延長で加筆する方法のほか、この項目が立ち上がった当時と異なりすでに多くの優秀な項目が成立していますので、そういう場面ではむしろ刈り込んで各論に任せる方向で改訂してはどうかと思います。sphl 2007年1月1日 (月) 08:45 (UTC)[返信]
    • (補足)さきの発言の一部を修正したついでに、蛇足を。上記のコメントは主に私が加筆していた部分に関するものなので、他の方の追記および私の書いた部分の他の方の改訂にあたるところには必ずしも当てはまらないことを補足します。時間を掛ければ、自分で書いた版に対しては以前参考にした文献との対応を加筆できると思いますが、その後の加筆を考慮すると単純に当時の参照を加筆できるかどうか精査しないと余り意味が無いかもしれませんね(すみません、当時きちんと書いていれば、編集途中でそういうことは議論してうまく改訂に盛り込めたかもしれなかったですね、と言い訳しつつ反省)。Elthyさんがおっしゃっているように、(主要執筆者の方々が)資料を提示し、ここで指摘された加筆修正案を適用して再選考を目指す、というような手順を踏みましょう。sphl 2007年1月6日 (土) 05:07 (UTC)[返信]
  • 除去(条件付き):現在でも秀逸かどうかの当落線上にある記事では有ると思われます。(秀逸選考に出されたら)自分なら「条件付き賛成」位は付けるでしょうか。悪いといってもだ単に「文献の明記がないだけ」であり、何も文献を見ないで書いた記事ではないだろうと思われます。執筆者の方に参考にされた文献を追記して頂くよう査読か執筆依頼にかければすぐに秀逸に返り咲けそうです。よってちょっと変な提案ではありますが「条件付き」除去ということで。Elthy 2007年1月5日 (金) 03:39 (UTC)[返信]
(追補)秀逸に返り咲く道を作るために文献記載を追記していただける方法を探す、というのを除去の条件にしようと思ったのですが、返り咲く方法を模索しないのであれば特に条件無しで除去ということにしても問題ありません。この記事については向上性を失うのは惜しいのですが。Elthy 2007年1月6日 (土) 04:48 (UTC)[返信]
    • (コメント)1月1日付けで除去の条件を満たしておりますので、1月8日にチェックして議論および記事状況が変わっていなければ、除去ということでよろしいでしょうか。Elthyさんは条件付き除去、といわれておりますが、条件が何なのか判然とせず、文意を取れませんでした。--Aphaia 2007年1月5日 (金) 08:14 (UTC)[返信]

存続への支持がなく、3票以上の除去支持が表明されました。よって秀逸な記事からの除去をもって議論の結論とします。ご意見いただいたみなさまありがとうございました。--Aphaia 2007年1月10日 (水) 09:54 (UTC)[返信]