Wikipedia:秀逸な記事の選考/ベンジャミン・ディズレーリ 20121223
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賛成/条件付賛成/保留/反対 3/0/0/0
この項目は、選考基準の賛成のみ3票以上を満たしています。2013年2月20日 (水) 03:46 (UTC)(2013年2月20日 (水) 12:46 (JST))までに異論がなければ、この項目は秀逸な記事となります。この項目の選考期間は、2013年3月23日 (土) 06:49 (UTC)(2013年3月23日 (土) 15:49 (JST))までです。
(ノート) 《推薦理由》Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ベンジャミン・ディズレーリ 20121111にて良質な記事へ選出されました。当該選考における指摘事項は修正されており、秀逸な記事の選考へ提出しても問題ないものと判断しましたので推薦いたします。--ayasesaya(会話) 2012年12月23日 (日) 06:49 (UTC)
- 賛成 もう一度通読してみましたが、およそ何か足りないところを指摘できるところはないようです。隙のない記事で、秀逸な記事にふさわしいと思います。2点だけ細かいところを指摘しますが、細かいものなので最初から賛成票としたいと思います。--Tam0031(会話) 2013年1月8日 (火) 15:46 (UTC)
- 「南欧・近東旅行」の節で、エジプトから帰国の際に執筆した小説Alroyをオールロイと書いていますが、「借金と小説執筆」の節ではアルロイと書いているようです。どちらがよいかはわからないですが、統一して欲しいです。
- "Der alte jude is der Mann"は、少なくとも"Der alte jude ist der Mann"だと思います。また検索すると、"Der alte Jude, das ist der Mann"が多く出てきますね。
- コメントありがとうございます。Alroyについては適切な日本語表記が見つかっていません。人名であり、[1]などではそのまま使用していますので、日本語を併記しなくても良いかもしれません。もう少し探してみます。Der alte Jude, das ist der Mannが正しそうでしたので、確認が取れた出典を明記のうえ、修正しました。--ayasesaya(会話) 2013年1月10日 (木) 13:39 (UTC)
- 横から失礼いたします。執筆者です。コメント・修正ありがとうございました。"Der alte Jude, das is der Mann"の件ですが、『ヴィクトリア女王 下』(スタンリー・ワイントラウブ、中央公論社)のP.200を出典にいたしましたが、再確認いたしましたところ、やはりこちらでは"is"になっています。他の出典を探すしかないと思っていたら、Ayasesayaさんが他の出典で確認していただいたようなので助かりました。ありがとうございました。Alroyにつきましては、訳者の違う二つの本を別々に出典にしたことが原因です。申し訳ありません。具体的には『ディズレーリ伝』(アンドレ・モロア著、 安東次男訳、1960年東京創元社)が「オールロイ」、『ディズレイリ』(ロバート・ブレイク著、瀬尾弘吉、1993年大蔵省印刷局)では「アルロイ」になっています。ブレイクの方が大著で本格的な伝記という感じですので、とりあえずこちらに合わせて統一しておきたいと思います。--Omaemona1982(会話) 2013年1月10日 (木) 19:20 (UTC)
- コメント ベンジャミン・ディズレーリとウィリアム・グラッドストンは質・量からして両方ともFAクラスの記事だろうと思います。今日はベンジャミン・ディズレーリとウィリアム・グラッドストン合わせて5時間ほど参考文献を見ながら検証してきました。いやはや、これは検証作業には50時間ほどかかりそうです。今日は全体の5%ほどしか検証していませんが気になった点を一つ。メイン文献の1つブレイク著に関しては問題ありません。モニペニー・バックルに新しい資料を加え学術書と言ってよい文献ですが、もう一つのメイン文献のモロア著が気になります。1927年原著ですからモニペニー・バックルを下地にしているのでしょうが、モロア著は読んでみると実に面白いのですが、その面白さになにか歴史小説(司馬遼太郎や吉川英治)的なものを感じます。重要なことは史実だとしても細かなエピソードは史実か創作か疑わしいところが感じられます(モロア著には参考文献が示されていません)。具体例で言うと女性に人気-売春婦の晩餐のくだりですが、青年貴族が売春婦の晩餐に加わって聞いた話をディズレーリに話したとのこと。19世紀のイギリス貴族が売春婦の晩餐に加わる事など本当にあるのでしょうか?モロア著から持ってきたエピソードは他の文献で裏が取れているのでしょうか?私には「女性に人気」節をはじめとしてモロア著からの裏がとれないエピソードは削ったほうがいいのでは?と思いましたがどうでしょう?--ぱたごん(会話) 2013年1月12日 (土) 09:38 (UTC)
- コメントおよび長時間の検証ありがとうございます、かつ大変な手間を取らせてしまい申し訳ありません。私もモロワの小説的雰囲気は執筆しながら気にはなっていました。ただ古い故か、ディズレーリの伝記としては権威があるらしく、たとえば『世界伝記大事典』(ほるぷ出版)はその人物についての参考書を最後に紹介するのですが、ディズレーリの項目の参考書の欄にはまずモロワを参照するべきとしていたりします。モロワの著作に関する評価を調べてみたいと思いますが、とりあえず売春婦の話はモロワが紹介している逸話であることを強調する編集をしておきました。他のモロワだけが紹介している逸話も他から確認できなければ、同じ処置をしていきたいと思います。そしてモロワの著作の信頼性を証明できなければ、モロワ系逸話は削除した方がいいかもしれませんね。--Omaemona1982(会話) 2013年1月13日 (日) 03:34 (UTC)
- 賛成 朝にはピットあり、日が高く上ったときにディズレーリあり、夕方にチャーチルあり、日が沈んでも尚サッチャーあり、と称えられるイギリスの大政治家の一人です。297Kバイトもの大作記事ですが、参考文献にあたってみるとものすごい分量で記事はこれでも大幅にダイエットしてあり、質を落とさずに297kにまとめ上げた主筆者の力量には感服いたします。
- さて、600もの脚注のうち約1/4、150ほどを参考文献と照らし合わせましたが、概ね矛盾は有りませんでした。瑣末なことはいくつか見つけましたので、最後に羅列しますが、それは私でも直せますのでFA化に当たってさしたる問題とは思えません。メインの文献のブレイブ著は900ページもの大著ですが、ブレイブ著あるいは著名なモロワ著などと照らし合わせても必要なトピックはすべて網羅されています。翻訳本が中心なので細かなニュアンスは文献ごとに若干違い、すり合わせに苦労された様子が伺われます。ですがこの記事は多くの文献に当たりブレイブ著1冊だけをまとめたものよりもさらに充実していると思われます。
- 脚注491
- ブレイブp146となっていますが、ブレイブp825だと思われます。また自由党の獲得議席は353議席と思われます。
- 脚注364
- ブレイブp144となっていますが、ブレイブp628と思われます。また獲得議席は保守党350、自由党245、アイルランド57だと思われます。(脚注365、尾鍋p.132の方も保守党350、自由党245、アイルランド57となっています)
- 脚注349(a)
- ブレイブ著p.606となっていますが「ビュート侯爵(英語版)をモデルにしたと思われるロゼアーを主人公にして」のくだりはブレイブ著p.603と思われます。
- 脚注410(b)
- モロワ著では「慎重派の外相ダービー伯爵を辞職させ」とは読めませんでした。ディズレーリの主張に閣僚のうちただ一人の反対のダービー卿は辞職し、惜しみながらも戦争準備遂行にためにやむを得ず辞任を認めざるを得ず、そのディズレーリの強い姿勢にロシア大使は恐れを抱いたという流れではないでしょうか?
- Der alte Jude, das ist der Mannの翻訳ですが、ブレイブ著、モロワ著では「あのユダヤの老人、かれはまさに人物だ」ですが、ビスマルクの意図は「あいつはすごい奴だな、力量のある政治家だな」ということだと思いますが、中高生に「漢」で通じましょうか?
- 以上、ご点検いただけましたら幸いです--ぱたごん(会話) 2013年1月14日 (月) 10:42 (UTC)
- 修正に対応いたしました。徹底的に精査していただいたようでありがとうございます。--Omaemona1982(会話) 2013年1月14日 (月) 14:56 (UTC)
- 賛成 ディズレーリのことは私もちょっとだけ調べてみたんですけど、まったく足りないものがありそうには思えません。秀逸な記事の基準を完全に満たしているとおもいます。--朝姫(会話) 2013年2月13日 (水) 03:46 (UTC)
(秀逸)賛成のみ3票以上より1週間、特に異論がありませんでしたので、この項目は秀逸な記事となりました。--Tam0031(会話) 2013年2月22日 (金) 16:19 (UTC)