Wikipedia:秀逸な記事の選考/ワシントンD.C. 20081004

ワシントンD.C.[編集]

(ノート) 賛成/条件付賛成/保留/反対 3/0/0/0 この項目の選考期間は、2009年1月4日 (日) 06:09 (UTC)(2009年1月4日 (日) 15:09(JST))までです。現在賛成票のみ3票集まっているため、2008年10月16日 (木) 14:07 (UTC)(2008年10月16日 (木) 23:07 (JST))までに異議がなければ秀逸な記事となります。

《推薦理由》いわずと知れたアメリカ合衆国の首都であり、200年以上、その機能を保持している都市の記事です。合衆国の政治のパノラマをこの記事で俯瞰できると同時に、歴史的な都市の変遷(2001年の同時多発テロまで)、都市機能といった都市の記事には欠かすことのできない内容が十分に盛り込まれています。また、脚注によるマークアップも十分であり、推薦させていただきます。-- Tantal 2008年10月4日 (土) 06:09 (UTC)[返信]

  • (賛成)アメリカ合衆国の都市記事にはまだまだ低品質な記事が多く、また最近立項された地方都市の記事のほうが以前からある大都市の記事よりも内容が充実しているという逆転現象があるのですが、ゴーヤーズ様による全面改稿によって、このワシントンD.C.は極めて出来の良い記事に仕上がったかと思います。欲を言えば、このような人文系の記事においては、出典はハーバード形式よりもMLAで示すことが望ましいのですが、それは「言い出したらキリが無くなる」性質のものである上、MLAなど、ハーバード形式以外の形式をサポートするテンプレートが全く用意されていないなど、分野を無視してハーバード方式を半ば押し付けるような方針の運用がなされているという現実がある以上、仕方のないことでもあるので、評価基準には加えないことにします。Yassie 2008年10月5日 (日) 01:35 (UTC)[返信]
  • (条件付賛成)ウィキペディアにぜひともなくてはならない項目ですが、非常に完成度の高い記事だと思います。ただ、さらに充実したものとなるよう、気づいたいことを3点だけ述べます。2点目と3点目は強いて要求はしないので、1点目だけ改善すれば賛成票に変更します。
    1. 観光についてもひとこと言及を。外部リンクの節を除けば、「観光」という単語は1回しか登場していません。「旅行」「滞在」「出張」といった言葉も使われていません。居住者以外の人の往来という観点でもよいと思いますが、いずれにせよ簡単でよいので記述があればと思います。
    2. 写真が小さい。興味深い写真が数多く掲載されていますが、目を凝らして見なければなりません。もう少し大きく掲載してもよいと思います。
    3. 人口増減の理由がよく分からない。半世紀もの間なぜ人口が減少したのか、2007年になぜ増加したのか、なんらかの考察がなされていれば記述して欲しいと思います。人種ごとの増減は書かれていましたが、増減の理由にはなっていません。--かぼ 2008年10月5日 (日) 12:10 (UTC)[返信]
      • (賛成)記事への加筆修正と下のコメントを受けて賛成票に切り替えます。人の移動に関して数字でも示すことができればなおよいでしょうが、そうでなくてもとくに不足に感じることはなく、秀逸な記事と呼ぶに足る完成度だと思います。--かぼ 2008年10月9日 (木) 13:37 (UTC)[返信]
    • (コメント)上記1.および2.については先ほど、ゴーヤーズ様が対応してくださったようです。3.に関しましては、記事中に含めることが(WP:ORとの兼ね合いにより)適切か否かの判断が私にはつきかねますので、私がそれを含めることはしませんが、その代わりに、私からこの場で説明させていただきます。
      ワシントンD.C.に限らず、アメリカ合衆国の北東部および中西部の主要都市はほとんどが、1950年代にその人口規模のピークを迎え、その後1990年代に至るまで人口が減り続け、2000年代に入って徐々に増えつつあるという傾向をたどっています。こういった人口増減の傾向の要因として考えられるものをいくつか挙げますと、1) 1950年代以降、州間高速道路網の発達に伴い、都市圏が市域外へ拡大し(日本とは異なり、所属未定地の併合を除いて市町村合併などはあまりしないので、郊外の町村へ人口が流出し、市域人口は減ることになります)、2) その結果として空洞化した都市中心部では治安の悪化等、都心の荒廃と呼ばれる現象が起きてさらに人口が減少するという悪循環に陥り(デトロイトセントルイス等が特に顕著ですが、ワシントンD.C.も例外ではありません)、3) さらに1980年代以降、サンベルトと呼ばれる、南部や西部へ人口や産業が流出し、南部や西部の主要都市は急成長を遂げる一方で、北東部や中西部の主要都市では人口減少に拍車がかかった結果になりました。しかし、北東部や中西部でも2000年代以降、主要都市では軒並み都心部の再開発が進み、職住近接型の住宅街が建設されたり、歴史の長い街であるが故の文化水準の高さが見直されたり、治安など環境の改善もあいまって(ジェントリフィケーション)、人口が増加傾向に転じるところが出てきています。Yassie 2008年10月7日 (火) 16:08 (UTC)[返信]
    • (コメント)観光の項については、ごくごく大雑把な情報をとりあえず載せただけでして、統計的な数字など更に追加できる情報源がないか検討中ですが、詳しい方の加筆もお待ちしたいと思います。--ゴーヤーズ 2008年10月7日 (火) 23:10 (UTC)[返信]
  • (賛成)人文、社会科学系の優良な記事と思います。かぼさんの指摘の人口の推移について、Yassieさんが上記で書かれていることが何らかの文献(アメリカの人口移動の論文なり書籍なり)で示されるのであれば、アメリカ合衆国の経済に触れて頂き、誘導すればよろしいものかと存じます。--Wushi 2008年10月9日 (木) 14:07 (UTC)[返信]