Wikipedia:秀逸な記事の選考/政教分離の歴史 20070225
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賛成/条件付賛成/保留/反対 0/0/0/4 この項目は反対のみ3票を満たしています。2007年3月14日 (水) 17:19 (UTC)(2007年3月15日 (木) 02:19 (JST))までに意見がなければ、この項目は却下されます。
(推薦理由) 文章構成、脚注、画像、中立性のそれぞれにおいて、日本語版Wikipediaにおいて、秀逸なレヴェルまで練りこまれている。日本及びヨーロッパに限定しているが、イスラーム世界に関して、この文章に盛り込むことは別項目で行われれば良いと思い、今回、推薦します。--Tantal 2007年2月25日 (日) 01:50 (UTC)
- (反対)まず、文章・脚注・画像・参考文献等は非常にレベルが高いことを認めます。その上で反対理由を述べます。
- 日本の記述がおまけのような扱いであり、それ以外のアジアやアメリカ大陸の記述がありません。アジア諸国は近代化が遅かったという反論がありそうですが、本記事は古代キリスト教思想から記述されており、その反論も妥当ではありません。冒頭にも「とりわけヨーロッパの国家とキリスト教の関係史を中心に概観する」とあるので、ここは日本の記述を分離して、単にヨーロッパの近代化の中での政教分離の歴史のみを記述したほうがすっきりすると思います。
- 18世紀までの記述となっており、現代における法や政治との直接の関連性がなさすぎます。これでは「中世および近世における政教分離の歴史」です。
- 節や小見出しが細分化されすぎており、かえって見にくくなっています。「目次へ移動する」等もあちこちに貼り付ける意味があるのか疑問です。
- (反対)文句無しにレベルは高いことは確かですが、「百科事典」における「政教分離の歴史」としては最適とは思えません。まず「政教分離」を古代から論じ始める事の是非について疑問があります。政教分離という概念の存在する以前についてはさらっと触れる程度にすべきではないでしょうか。主題の選択と内容の取捨が噛み合っていない様に感じます。「政教分離」よりもむしろ「聖俗権力闘争」の方が適切ではないでしょうか。また「とりわけヨーロッパの国家とキリスト教の関係史を中心に概観する」と宣言されている訳ですが、「政教分離の歴史」として論じる際に、このように限定することの根拠(正当性)が示されていません。タイトルが「ヨーロッパの」ならそれでも構わないと思うのですが。最後に長さも気になる所です。折角の力作に削れなどと言うつもりは更々ありませんが、これは最早、粒度といい文章量といい、百科事典よりもWikibooksの方が適切ではないでしょうか。もしWikibooksで「ヨーロッパにおける聖俗の闘争」という主題設定の記事であれば、文句なしに秀逸といえるのですが。--コータ 2007年3月5日 (月) 15:04 (UTC)
- (反対)「西方世界における聖俗の権力闘争」であればその限りではありません。「ヨーロッパ」とするにはビザンツ関係の話題がなく問題を感じます(もっともそれを「分離」という枠組みで祖述することは難しいだろうとも思いますが)。--Aphaia 2007年3月7日 (水) 16:18 (UTC)
- (反対)とりあえず本記事は秀逸の条件とされる完成度を満たしていません(現在の部分はen:Separation of church and state (medieval)よりやや広い範囲という程度)。
コメントアウトしておいた執筆を予定している部分を明らかにしておきます。よく考えたら、当分執筆する余裕もないですし、予定は未定という言葉を思い出しました(笑)まだまだ既存箇所は当初の予定から言えば、近現代史を含んでおらず、中世でも重要な箇所が欠落しているため、全体の半分にも及んでいませんので、現在の内容では「政教分離の歴史」としては不十分です。--Kanbun 2007年3月7日 (水) 17:19 (UTC) - (却下)反対票のみ4票で1週間を経過したため、却下されました。--かぼ 2007年3月16日 (金) 01:59 (UTC)