Wikipedia:秀逸な記事の選考/源頼朝 20080307

源頼朝[編集]

賛成/条件付賛成/保留/反対 0/0/2/0 この項目の選考期間は、2008年6月7日 (金) 14:46 (UTC)(2008年6月7日 23:46 (JST))までです。(ノート) 《推薦理由》一読した限りでは、前回の推薦時に指摘された事項について加筆修正がなされていると思われ、先に秀逸記事に選ばれた源義経に比べても遜色のない記事になったかと思われますので、再度秀逸な記事に推薦したいと思います。--彩雲館主人 2008年3月7日 (金) 14:46 (UTC)[返信]

  • (保留)源頼朝に関して、分かりやすい記事に仕上がっているかと思いますが、細部の修正が必要だと思いますので、以下に記しておきます。
  1. 「生涯」・出生節。頼朝の出生地について。京都もしくは尾張と考えられている。に脚注をつけてください。
  2. 「生涯」・平治の乱節。都落ちする頼朝に関しての記述が平治物語・金比羅系本の記載内容であるならば、その研究書についての脚注のマークアップをしてください。頼朝の都落ちに関しては、金比羅系本の記述以外に諸説ありそうなので、両論あるいは各論併記が望まれます。同様のことは、「生涯」・伊豆の流人節の曾我物語を利用した記述でも望まれます。配流時代の頼朝の生活の細部を知るのは難しいでしょうから、なおのこと、脚注が必要ではないでしょうか。
  3. 東大寺の再建について、義経を庇護する寺社勢力の力をそぐ……と1つの学説が紹介がありますが、どなたの学説でしょうか?脚注によるマークアップをしてください。

とりあえず、評価の節以外の点で気になる点をピックアップしました。--Tantal 2008年3月7日 (金) 22:00 (UTC)[返信]

  • (保留): 「秀逸な記事」とされているものはまだまだ少なく、もっと増やしてもとは思い、その意味ではあまりハードルを上げるのもとは思います。そして「古典文学での源頼朝」とか「源頼朝の伝承」とかであれば、この記事は「秀逸な記事」だと思います。よくここまでまとめあげたと。しかし「源頼朝の全体像」であるならばいかがなものでしょうか。後世の軍記物の記述を無批判に採用しているかのように読めてしまうところが気になります。
  1. 一例ですが、「源義家以来河内源氏の嫡男に伝えられる太刀と鎧を用いて戦うが」は平治物語にも書かれていたと思いますが、その刀「髭切」についてはWikipedia内の当該記事にも伝承を伝承としてきちんと紹介しながら最後に「髭切に関する記述は平家物語劒の巻にある。劒の巻を史実として捉えてはいけない、というのが一般的な見識であるようで、したがって髭切に関する記述を史実と捉えてはいけない。」と書かれています。これは傾聴すべき意見だと思います。
  2. 「今昔物語集」や「陸奥話記」「奥州後三年記」に「平家物語」も、重要な歴史資料ですが、鵜呑みにする研究者など一人もいないと思います。これは「吾妻鏡」でもそうです。ちなみに少し前までこの「源頼朝」には「吾妻鏡」を「鎌倉幕府の公式記録」と書かれていましたが、Wikipedia内の吾妻鏡の記事を見るだけでもそうでないことは解ります。
  3. また「評価」「研究」には、現在(あるいは戦後)の研究者は中世史の中で頼朝をどう評価し、位置づけているのかについても十分に述べるべきではないでしょうか。
  4. そしてそれをやりだしたらそれだけでもかなりの長さになるので、記事としてのまとまりを考えると枝葉をバッサリと削るしかなくなるのではと思います。例えば「奥州合戦」はそれ自体の記事が既にあります。「頼朝にとっての奥州合戦に意味」という視点からの記述で、それが他の章も同じトーンで書かれ、関連づける必要があれば「奥州合戦」記事とは別にここに置く意味はあると思いますが、現状では「吾妻鏡」の要約の域を出ないように思います。それであれば「奥州合戦」記事の方に移動する方が適切ではないでしょうか。

「秀逸な記事」に関連して投稿するのは初めてなのでこういう書き方で良いのか不安ではありますが。--KTMCHI 2008年3月12日 (水) 16:02 (UTC)[返信]


  • (コメント)過去に編集に関わった者として、思うところを書いておきます。
  1. 脚注を付与は良いですね。そこで史実なり伝承なり補足すればよいと思います。昔はなかったので使いませんでしたが。
  2. 「評価」に近現代の記述が加わるのは楽しみですね。もしお書きになるのであれば読ませていただきます。
  3. 「奥州合戦」等ですが、頼朝と関わり強い話を吾妻鏡から抜き出したつもりではあります。まぁ重要人物ですのでどうしても多くなってしまうのですが。
  4. 人物記事について思うのですが、まず「生涯」があって、それを受けた千差万別の「評価」「研究」があるわけです。あまりに生涯を削るのはどうかと思います。

とりあえず以上です。脚注については私も作業できるかもしれません。-- 2008年3月22日 (土) 04:30 (UTC)[返信]

  • (コメント)脚注は旨く使えば本論を簡潔に、しかし情報量は多く、という両立が出来ますね。私は前回初めて使ったばかりでまだあまり使いこなせてはいませんが。本論が簡潔になれば、脚注を含めた総量が長くなってもさほど問題は無いかと思います。--Ktmchi 2008年3月25日 (火) 16:50 (UTC)[返信]
  • (選考終了)選考期間の3ヶ月が経過したため、この選考は見送りとなりました。--氷鷺 2008年6月14日 (土) 14:40 (UTC)[返信]