Wikipedia:秀逸な記事の選考/酵素 20061218
賛成/条件付賛成/保留/反対 5/2/0/0 この項目の選考期間は、2007年3月18日 (日) 19:56 (UTC)(2007年3月19日 04:56 (JST))までです。
(ノート) 《推薦理由》 現在私は学校で酵素 (enzyme) について学んでいる最中ですが、ウィキペディア(日本語版)におけるこの記事は「酵素」の細かい部分に至る所まで詳しく、かつそれぞれの節における本文が簡潔でわかりやすく記述されており、秀逸な記事とするには十分に相応しい項目であると考えます。--snty-tact (Talk) 2006年12月18日 (月) 19:56 (UTC)
- (賛成)
(条件付賛成)広い視点から酵素について簡潔かつ丁寧に説明があり、興味深く読ませていただきました。是非秀逸になればとは思いますが、秀逸レベルで評価すると、まだ(私のような)初心者には分かりにくい気がします。改善すべき条件は次の通りです:出典の記載がない。記事の冒頭部が、酵素の定義や説明になっていない(「基質」の定義がここに必要か?)各説の見出しの言葉が、外的因子、気質濃度、…、など分かりにくい。- 各節で説明したいことや前提条件が分かりにくい。見出しの改善に加えて、各節の導入部分を見直せば良いと思う。
作成中の節「生命の起源と触媒作用」が残っている。
- --Coleus 2006年12月19日 (火) 06:50 (UTC)
- (コメント)短期間にも関らず全体にわたる見直しを実現され、実に感服しました。指摘させていただいた4点のうちの3点については解決したと感じ取り消ししました。残る1点について、やはり前提知識のない初学者には、まだ記事が難しく感じます。具体的な部分を指摘すると細かくなるので、ノート:酵素の方にコメントさせていただきます。--Coleus 2007年1月23日 (火) 00:11 (UTC)
- (コメント)評価を賛成に変えました。全体にわたって文を推敲したので、説明したい内容がハッキリと伝わるようになったと思います。--Coleus 2007年2月13日 (火) 10:10 (UTC)
- (コメント)短期間にも関らず全体にわたる見直しを実現され、実に感服しました。指摘させていただいた4点のうちの3点については解決したと感じ取り消ししました。残る1点について、やはり前提知識のない初学者には、まだ記事が難しく感じます。具体的な部分を指摘すると細かくなるので、ノート:酵素の方にコメントさせていただきます。--Coleus 2007年1月23日 (火) 00:11 (UTC)
(反対)(保留)(条件付賛成)提案理由にお書き頂いている様に酵素の細かい部分まで詳しく書かれていますが、言ってみれば枝葉の部分が非常に細かく、そこへ至るまでの幹の部分が欠けている様に存じます。重厚な枝葉を確り支える幹が見えにくい、ともすれば個別の節の寄せ集めとも思えます。序に申しますと簡潔過ぎて、ある程度予備知識が無いと、その枝葉の細かい部分を把握する事が困難です。生化学に詳しい方以外の人が初めて読むには少々荷がかちすぎる、敷居が高すぎる、読み手に相当の知識・予習を要求する記事ではないでしょうか。その一方で、最初の節酵素による反応で、行き成り「一般に化学反応を進行させるには....」という導入から始まり、化学反応を左右する要素を述べ、つらつらと来て漸く無機触媒との対比にはいります。酵素(生体触媒)の説明のために、可也手前のところから説明を始めて迂遠な印象も否めません。これも含めると、スタートからゴールまでの説明のレンジがあまりにも広すぎて、散漫である、という印象も御座います。参考までに英語版のEnzymeは歴史的面な側面から入り、どのように解明されてきたかを紹介し、鍵と鍵穴モデルによる特異性について説明して、というふうに順序良く細かい部分へ進んで読みやすくなっております。また、歴史についても、英語版では概要を説明しているのに対して、当記事では年表のみであり、不親切との印象を持ちます。本記事については、読み手が期待する内容、読み手に期待できる前提を良く勘案し、また、内容については、酵素について基本的な記述、酵素の持つ各々の特質・特徴へ至る道を確りと記述すること、構成を練り直すこと、これらが最低限必要と存じます。その様な次第で、申し訳ありませんが現状の記事について、私は秀逸に推す事が出来ません。東 遥 2006年12月19日 (火) 09:19 (UTC)- 大幅に改稿され、とても読みやすくなりました。尽力戴いた皆様に敬意を表したいと存じます。改めて拝見させていただきましたが、以下の点で課題が残っているやに存じます。酵素については、非常に語る事が多いものと存じますが、それを片っ端から総覧している、言ってみれば欲張りである、という印象が御座います。
- 構成-1 : 今次改稿前の時点で個別の要素の数が多く、その内容を引き継いでいることもあるかと存じますが、多くの要素が詰め込まれており、またおのおのについてそれなりに踏み込んでいるので、全体として分量が多く、読むのは大変です、というのが第一印象です。要素で分けられるものは、思い切って別の記事へ分割・転記する事も必要かもしれません。
- 構成-2 : また、個々の節の階層構造や順序についても、まとめなおす事が出来るのではないかと存じます。
: 詳しくない読者にもその主題について理解できる : 上記(構成-1)にも関連しますが、やはりある程度の予備知識を要するものと存じます。また、酵素の多くの側面について順次提示されるので、ある程度生化学に精通していないと消化不良になるのではないかと危惧します。これも、踏み込んだ部分は思い切りよく当該記事へ転記していき、そこへうまく繋いで紹介する、という事も必要と存じます。- 改稿いただき大分読みやすくなったと存じます。東 遥 2007年3月17日 (土) 01:50 (UTC)
- 中立的立場 : 酵素が生命・生物の中に生じ、生命活動と不可分のものではありますが、一方で酵素の素性についても様様な分析を経て明らかになっております。しかし、特に最初の節でウエイトを生命活動に置いており、以後の展開につながりにくくなっている様に思われます。
:詳細は後ほどノートに書かせていただきます。東 遥 2007年1月24日 (水) 17:34 (UTC)- 申し訳ありません、業務が集中して私的に時間が取れず、構成等を検討する時間がとれませんでした。もう少し選考期間があると勘違いしておりました。19日まで、充分な討論が出来ないと存じます。申し訳ありません。東 遥 2007年3月17日 (土) 01:50 (UTC)
(反対)(条件付賛成)前述されているように、非常に細かい部分が記載されていますが、肝心の基礎の部分の脆弱が否めません。私自身が気になった点も既に上の文に書かれているのでそれ以外に気になった点ですが、冒頭にある『タンパク質からなるものが多く』と書いてあるのですが、酵素はタンパク質なのではないでしょうか?この文のままでは酵素はタンパク質以外のものからなる可能性も示唆されます。酵素反応の調節機構の項目において、アロステリック効果が見出しに書かれていますが、確かに多くの酵素にアロステリック効果が見受けられますがそこはフィードバック制御と書いておいたほうが無難なように思います。また、酵素の実生活への応用の項目においても、食品にしか触れられておらず他の応用が書かれていない点不備を感じました。従って、まだこの項目には足りてない部分が多く見受けられたため、反対条件付賛成とさせていただきました。私自身、タンパク質に豊かな知識を持っているわけではないので誤りがありましたら申し訳ありません。悲涙 2006年12月20日 (水) 19:19 (UTC)- (コメント)随分修正が入っていたようなので、反対を条件付賛成に変更させていただきました。まだ足りない部分がありますので、条件付にさせていただきました。加筆に修正ご苦労様です。悲涙 2007年1月10日 (水) 14:39 (UTC)
- (コメント)RNAが酵素作用を示すことが知られています。リボザイム参照のこと。
- 「フィードバック制御」であると、アロステリック効果だけでなく酵素誘導による酵素量制御も含みます。なので両者は観点が異なります。
- 細かいとこらはさておき、私も足らないと考えます。あら金 2007年1月7日 (日) 02:32 (UTC)
- (コメント)ご指摘ありがとうございます。RNAがこのような働きをすることは知りませんでした。また、酵素反応の制御においてご指摘の通りですね。見落としておりますた。悲涙 2007年1月10日 (水) 14:39 (UTC)
- (コメント)悲涙さんから直接のコメントがいただけてないですが、酵素#利用の節に「医療」「日用品」「工業利用(全般・技術)」が加筆されていますので、「食品にしか触れられておらず~」の点は解決されているのではないかと思いますが、いかがでしょうか。--Calvero 2007年3月17日 (土) 04:03 (UTC)
- (コメント)さらにバイオセンサーについて書き足しました。酵素の利用の概観はこんなところで大丈夫かと思います。--スのG 2007年3月17日 (土) 19:16 (UTC)
(条件付賛成)酵素についての説明が詳しいだけでなく、それに関連した単語の意味なども分かりやすく解説されておりとてもよいと思います。
ただ、足りないと私が思うところは、
- 出典資料の明記
- 初心者が分かりにくいと思われる用語(文頭の「触媒」など)
を訂正すればよいと思います。このような記事は文頭が大切なので、特に文頭を工夫し、理解しやすくする必要性があると思います。--May.Low 2006年12月26日 (火) 19:37 (UTC)
- (賛成)賛成いたします。問題になっていた各節の冒頭も、何を説明したいのかがはっきりと分かるようになり、私が最初にコメントをした当時からはかなり秀逸な記事として成長してきていると思います。--利用者:May.Low/name2007年3月16日 (金) 08:25 (UTC)
(反対)東 遥さんの意見と重なるのですが、「酵素って何?」という質問に対する答えの部分があまりにも簡潔すぎる、薄っぺらいという印象を受けました。もっと補足してわかりやすく説明しないと、秀逸な記事とは呼べないと思います。あと、「酵素による反応」のところで酵素と無機触媒との対比の記事が半分以上を占めていますが、この部分は改めて見出しを付けても良いのではないでしょうか。また、その後の「酵素触媒機構モデル」のところで「無機触媒や酸塩基触媒と比べても非常に優れた特性を持つといえる」とありますが、上記の対比のところでは双方にメリット・デメリットがあると言う記述であり、矛盾しているように感じます。さらに、この時点まで酸塩基触媒についての言及が全くなされていないにもかかわらず、いきなり「酸塩基触媒よりも酵素の方が優れている」と書かれても説得力に欠ける気がします。--GARNET 2006年12月30日 (土) 18:26 (UTC)- (コメント)総論と各論の構成上や用語の使い方が不適当な為の問題でしょうが、酵素のメリットについては「酵素は(金属のような)無機触媒よりも以下に…この点は酵素の基質特異性による。」のフレーズで言及されています。これは各論のように見えますが総論のはずです。「非常に優れた特性を持つといえる」というフレーズは演出と考えられ、度を越して(ウソ)をいっているわけではないので(私は)宜しい様に考えます。あら金 2007年1月6日 (土) 18:20 (UTC)
(条件付賛成)以前と比べて内容が大幅に改善され、だいぶ読みやすくなりました。条件付賛成へと変えます。気になった点を述べると、- 「酵素の実生活への応用」の項の酵素一覧が、「工業用酵素」の酵素一覧と重複しています。悲涙さんの意見にあるように「酵素の実生活への応用」を充実させる際に、上手く統合するとより良くなるかと思います。
- 「構造」の項はもっと前に持ってきてもよろしいのではないでしょうか?基質特異性などを説明する際に、構造についての知識があったほうがより理解しやすいと思われます。
あと、基質特異性の項目など、ところどころ文章が変になっている部分がありますので、直して頂けるとなお良いです。 --GARNET 2007年1月16日 (火) 08:08 (UTC)
- (賛成)以前に読んだから更に改善され、よりわかりやすくなっていると感じました。特に問題に思う点は無いので、賛成票へと変更いたします。--GARNET 2007年3月15日 (木) 17:50 (UTC)
- (コメント)冒頭を読みまして、幾つか気になる箇所がありましたので列挙しておきます。
- 冒頭文
- 化学反応は、生体が能動的に「執り行う」ものではない。
- 「基質選択性」は後述される「基質特異性」と同義か。
- 「副反応」は一般には予防接種による望まざる効果を指す。反応選択性の定義づけで用いるのは不適切ではないか。
- 酵素の役割
- 代謝の何たるかを宣言しておく為にも、「生物は生きるために~」が最初に来た方が親切ではないか。
- 例示の酵素はALDHで良いのか。ALDHの基質がそもそもアルデヒドなので、酸化後にカルボン酸のみを生じる事は半ば自明。これで第一級アルコールの酸化反応全体に関する選択性を論じるには無理がある(気がする)。
- 「補因子」の説明がおかしい。「補因子 ⊇ 金属、補酵素、補欠分子族、…」ではないか。
既に言及されている事ですが、全体として用語の統一が為されていない点、構成が混沌としている点、加えて他記事へ譲る内容の線引きが曖昧な点(補酵素、基質特異性など)は改善すべきと思います。構成に関しては、全体の秩序を優先する編集と、節単位での完成を目指す編集とが競合し、それが上手く機能していない印象を受けました。一度ノートなどで方向性の合意を図る必要があるかもしれません。- NEON 2007年1月11日 (木) 02:59 (UTC)
- (コメント)上記への回答をノート:酵素に記入しました。(ここでの議論展開は趣旨が別の為)あら金 2007年1月12日 (金) 14:15 (UTC)
- (賛成)私は専門は物理化学なので、正直な所上で議論をされている方のような詳細な所は把握し切れて居りません。ですが、この記事の最初の版を見て著しく記事が発展しており、まさにウィキプロジェクトの成果の見本のように思いました。つまり、この記事自体が数多くのウィキペディアンの努力の結果によってここまでになっているのだと思い感動いたしました。--Kk8998982 2007年2月11日 (日) 00:42 (UTC)
- (賛成)Coleusさんの推敲のお陰で読みやすくなったと思います。高校生から大学学部生の勉強の材料には丁度よい内容なのではないのでしょうか。審議期間の終了が迫っていますが、みなさんいかがでしょう。--スのG 2007年3月14日 (水) 10:26 (UTC)
- 審議終了に向けてのまとめ
- 2007年3月18日1:00(UTC)現在、賛成5票、条件付き賛成2票で秀逸な記事認定条件を満たしていません。
- 条件付き賛成票は
- 悲涙氏からは最新版に対する評価のご回答をいただけていません。(ちなみに同氏の活動を見ると2007年1月13日 (土) 04:06(UTC)以来、全分野で投稿がないです)
- 東 遥氏からは、(多忙につき)一か月程度の審議延長希望(?)および、大幅な記事分割が提案されています。(ノート:酵素#項目・構成等について参照のこと)
- 東 遥氏の提案の線で編集を進めた場合、他のReviewerが不足を指摘され加筆した事項を分割削除することになるので、記事の再審査が必要になると予想します。
- --あら金 2007年3月18日 (日) 01:03 (UTC)
- (コメント)東 遥氏の提示する条件は、記事の大幅改編を伴うので他のReviewerの賛成条件を満たす形で編集が可能かどうかは全くわかりません。そういった意味では期間延長すれば条件を満たすという段階ではないので、ルール通り延長なしの否決でやむなしと考えます。--あら金 2007年3月18日 (日) 01:14 (UTC)