Wikipedia:BRDの誤用
この文書は私論です。一部のウィキペディアンが助言や意見を記したものです。広く共有されている考え方もあれば、少数意見の見解もあります。内容の是非については慎重に検討してください。 |
この文書の要旨: BRDのサイクルにおいて、B(大胆な編集)に続くのは、RD(差し戻しと議論)です。 |
Wikipedia:大胆な編集、差し戻し、議論のサイクルを誤用する行動を説明します。このBRDのサイクルとは、大胆な編集(Bold)、差し戻し(Revert)、議論(Discuss)が繰り返されていくということです。誤用には少なくとも2種類あります。
- 忍者(英語版で編集忍者とか差し戻し忍者と呼ぶ)
- 妨害者
これから述べる助言がうまくいかない場合、残念ながら、あなたがコミュニティに助けを求めるまでは、少なくとも一時的に彼らが勝利をおさめる以外に手がありません。
忍者
[編集]あなたはお茶をすすりながら、穏やかに記事を編集しています。突然、シュッ、いつのまにか編集が元に戻っています。あなたは編集時の要約欄を書き入れたことを確かめ、なぜこのような編集をするのか、議論を行うようにと相手の会話ページに残します。あなたは先の差し戻しを戻し、編集要約欄にその会話ページへのリンクを残しました。すると、シュッと、おそらく同じ人がいつのまにか再び差し戻すのです。あなたは両方の会話ページに議論を行うようにと記しますが、そのどこにも居ないのです。あなたは三度目の差し戻しを行い、しかしまたもや元に戻されます!あなたが苛立ち、利用者の編集履歴を確認すると、いくつもの記事に同じことを行っています!
突然、さらなる忍者がヒュッ、ビシッ、バシッ、彼らは記事に好ましくない編集を行い、あなたにできることはありません!
この忍者という呼び方は正確かつ丁寧な呼び方で、他の侮辱的な用語よりも有用です。 忍者たちは、記事から記事へと移動して編集を行い、しばしば中立的な観点に反し、しばしば彼らは一族として動きます。彼らは無言ですが、急所をついていきます。本物の忍者のように驚くような正確さと狡猾さ、技術を兼ね備え、目的もない破壊行為を行います。本物の忍者のように、人間というより機械のようです。陰謀団のように、お互いを認識し配慮しあっています。もしあなたが忍者と編集合戦をしてしまえば、3RRの不理解でブロックされてしまう可能性も高くなります。
忍者に対処するための要点は、編集について議論することです。忍者であることを指摘し、BRDについて教えます。さらなる差し戻し、あるいは一連の差し戻しの後には、なぜそうしたのかを議論することなく、大胆に編集してはいけません。
忍者に類するのは、「BRDに基づいて差し戻します」と駆けつける編集者です。彼らは差し戻しの理由を議論したり、先行する議論を申し出ることはありません。忍者のように匿名性を纏うことはなく、破壊的というよりは妨害的です。自らをウィキペディアを断固として防衛している者だと、おそらく信じ込んでいるでしょう。しかし、BRDの要点はR(差し戻し)ではなくD(議論)です。先に議論を始めた人が、BRDをよく守っている人です。
妨害者
[編集]妨害者は、忍者とは正反対のやり方でBRDを悪用し、少なくとも単に迷惑なものです。
無言で編集を行うのではなく、全く逆のことをします。彼らは、ひとつの記事に対して大胆に、そして議論を引き起こすような編集を行うでしょう。それが差し戻されると、そのノートページに10ページもの作文を書き込みます。誰かが数行の返信を寄せると、彼らは、「論点に答えていない!」と返すのです。あなたが答えて欲しい点は何かと尋ねると、彼らは「全てだ!」と言います。そうしてあなたは、あらゆるささいな点にまで返答するという、うんざりする作業を行い、投稿します。
5分後、あなたがノートページを見ると、新しい10ページの作文が増えています。これが続きます。実際に合理的で有意義な議論というよりは、どちらが先に断念するだろうかというゲームのようです。
そうしてあなたが差し戻し、すると彼らもまた編集要約欄に「合意がない!編集合戦をやめてください!ノートページを見よ!」と、差し戻します。
妨害者に対処するための要点は、彼らの妨害行為を指摘して、無視することです。差し戻しが続く場合は、管理者伝言板/3RRに編集合戦を報告したり、コメント依頼を行います。BRDを悪用してあからさまに不要な議論を強制してはいけません。