Wikipedia:Linter
この文書は手引き書です。ウィキペディア日本語版での活動の参考にされていますが、方針やガイドラインではありません。 |
このページではmw:Extension:Linter(ヘルプページ)について解説します。Linterは全ウィキページで問題のあるマークアップを特定するために作成された拡張機能です。Linterが発見された問題のうち重要度が高いものはHTML Tidy(構文に問題があるHTMLを直す、HTML4ベースのツール)からRemexHTML(構文に問題があるHTMLを直す、HTML5ベースのツール)に移行するにあたって、事前に直さなければなりません。
現在、ウィキペディアのソフトウェアはHTML4の標準でページのソースコードを処理しています(例えば、HTML Tidyを使用するなど)。一方、多くのウェブブラウザはより堅実なHTML5に準拠しています。しかし、いきなり何らかの「HTML5 Tidy」に移行しても多くのページの表示が崩壊するなど混乱が生じるだけです。Linter拡張機能はこのような状況を検出して一覧を作成、編集者やボットがそのようなページを修正しやすくします。ほとんどのページが修正されたら、ウィキペディアのソフトウェアはHTML5でページのレンダリングを行うよう移行できます。
Linter拡張機能は特別ページの特別:LintErrorsにて13種類のLintエラーを重要度に沿って表示しています。
背景
[編集]lintは作者と編集者が修正しやすくなるよう、ウィキページやプログラムファイルなどの文書におけるエラーを検出するソフトウェアです。Linter拡張機能はそれをウィキページに対して行います。この拡張機能はページの作者が現在表示させている内容が(MediaWikiがウィキテキストからHTMLを生成するプロセスに変更があるときなど)将来でも同じ表示になるかを確認します(mw:Help:Extension:Linter#Why and what to fix もご参照ください)。
エラー修正を手伝う
[編集]編集者(主に雑草とりに関わる利用者)はウィキペディアでLintエラーの修正に励んでいます。Lintエラーの重要度は高、中、低の3段階があり、パーサー移行に伴う表示変更の度合いによって分類されています。現在、これらのエラーを修正できる編集者を募集しています。下記は修正にあたって役に立つヒントです。
- 各Lintエラーページの右上にはそのエラーに関するヘルプページへのリンクがあります。
- Lintエラーページはほぼ最終更新時間順に並んでいます。
- Lintエラーページでのリストは常に全ページのエラーを含めているとは限りません。特に新しい種類が追加されたとき、エラーページは最初は空白で、数週間かけて全ページをスキャンします。
- 各ページの「ページ情報」ではそのページのLintエラー数が記載されています(エラーがない場合は表示されません)。
- 他人の利用者ページとノートページでエラーがある場合も修正できますが、Help:ノートページ#他の利用者のコメントもご参照ください。
- 以前の議論に従い、他人の利用者ページやノートページを編集した場合はその利用者に事後報告をしてください。
- なお、日本語版ウィキペディアでは新規利用者による他人の利用者ページの編集を制限しています。
- 内容、誤字、文法などは変更しないでください。また、できるだけ見た目が変わらないよう編集してください。
- ただし、
<small>
タグを閉じるはずだった</small>
タグが誤って<small>
になっている場合などはその限りではありません。
- ただし、
- プレビューを利用するなどして、できるだけ1度の編集で修正するようにしてください。
- en:User:PerfektesChaos/js/lintHintではLintHintというカスタムJSをインストールする手順があります。LintHintはウィキテキストエディター内のLintエラーを検出できます。
- エラーを特定、修正した後、再度LintHintを走らせてまだエラーが残っているか確認することができます。
- 編集が保存されると、そのページは再びLintエラーチェックを受けますが、この過程は数秒から数時間まで要します。基本的にはLintHintにおいて修正されたと表示されたら大丈夫です。
新しいパーサーにおける表示を見る
[編集]当該ページまで移動した後、URLの後ろに?action=parsermigration-edit
を追記してください。または、個人設定の「編集」で「ParserMigrationツールを使用可能にする」を有効にした後、左のメニューで「Edit with migration tool」をたどってください。新しい編集画面が表示され、左がHTML Tidyの、右がRemexHTMLの結果を表示します。
関連項目
[編集]- 特別:LintErrors
- mw:Help:Extension:Linter/ja
- ページの修正の仕方に関する簡単な解説
- User:MawaruNeko/ShowPageLintError.js - 各ページの「ページ情報」に表示されたLintエラーの詳細を表示するカスタムJS。Lintエラーの位置、内容を確認できます。
- en:User:PerfektesChaos/js/lintHint - LintHintというカスタムJS。ウィキテキストエディターでLintエラーを検出できます