wpa_supplicant
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開発元 | ヨウニ・マリネンとその他の開発者 |
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初版 | 2003年4月5日 |
最新版 | |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C言語 |
対応OS | クロスプラットフォーム |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | 無線LANツール |
ライセンス | BSDライセンス |
公式サイト | Linux WPA Supplicant |
wpa_supplicantは、Linux・FreeBSD・NetBSD・QNX・AROS・Microsoft Windows・Solaris・OS/2・Haiku向けのIEEE 802.11iサプリカントのフリーソフトウェア実装である。完全なWPA2サプリカントであり、WPAと古い無線LANセキュリティプロトコルも実装されている。
機能
[編集]以下の機能を備えている。
- WPAと完全なIEEE 802.11i・RSN (Robust Security Network)・WPA2
- WPA-PSKとWPA2-PSK (パーソナルモード、事前共有鍵)
- EAP付きWPA (エンタープライズモード、RADIUS認証)
- CCMP・TKIP・WEP (104/128ビットと40/64ビットの両方) の鍵の管理
- RSN:PMKSAキャッシュ、事前認証
- IEEE 802.11r
- IEEE 802.11w
- WPS (Wi-Fi Protected Setup)
wpa_supplicantには実行中のサプリカントと対話型でやり取りするためのGUIフロントエンドとコマンドラインインタフェースが含まれている。これらのインタフェースから現在有効なネットワークを確認し、認証に必要な情報 (ユーザー名やパスワード) を入力することで、それ以降は自動で再接続が可能となる[2]。
GUIフロントエンドはQtを利用して構築されている。
wpa_supplicantはEAPの複数の認証方式を認証することができる[2]。
KRACK
[編集]wpa_supplicantはKRACKの影響を特に受けやすく、オールゼロのPTK (Pairwise Transient Key) を再インストール可能な脆弱性が存在し、中間者攻撃によってWPA2による保護を無効化することができる[3]。現在はセキュリティパッチによってこの脆弱性は修正されている。
脚注
[編集]- ^ "hostapd/wpa_supplicant - new release v2.11"; 閲覧日: 2024年7月23日; 出版日: 2024年7月20日.
- ^ a b “Linux WPA/WPA2/IEEE 802.1X Supplicant”. 2018年7月13日閲覧。
- ^ “KRACK Attacks: Breaking WPA2”. 2018年7月13日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- wpa_supplicant Linux documentation page - wireless.kernel.org