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XML基底

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

XML基底[1][2](——きてい,: XML Base)とは,拡張可能なマーク付け言語 (XML) 文書において統一資源識別子 (URI) の基底を指定する書式である[3](§1)。 文書内の資源を相対的に指定する為に用いられる[4]

仕様

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XML基底はW3C勧告である。

新規にxml:base属性を定めている[3](§3)

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XML基底を用いたXML文書の例を次に示す。 尚,この例示はDocBook第5.1版に準じた文書である。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<article
  xmlns="http://docbook.org/ns/docbook"
>
<title>例示用文書</title>
<resources xml:base="tut/">
    <resource href="tut1.xml"/>
    <resource href="tut2.xml"/>
    ...
    <resource href="tut5.xml"/>
</resources>
</article>

一番目の<resource>要素は,実際にはtut/tut1.xmlを取り込む。

特徴

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利点

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各々の統一資源識別子に相対的なパス接頭辞を賦与できる為に,参照パスを短縮できる[5]

脚注

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出典

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参考文献

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  • XML Base (Second Edition)”. W3C (2009年1月28日). 2019年9月4日閲覧。
  • ミッショー ウィリアム H.「XML技術と学術コミュニケーション」『情報管理』第44巻第3号、2001年、163頁、doi:10.1241/johokanri.44.1632019年9月4日閲覧 
  • 上田 俊夫、和泉 憲明、森田 幸伯、橋田 浩一「Jena-セマンティックWebアプリケーション開発のためのJavaフレームワーク」『人工知能学会誌』第19巻第3号、2004年5月1日、325-333頁、ISSN 091280852019年9月4日閲覧 
  • ToyFish.Net (2000年9月9日). “XML基底”. 2019年9月4日閲覧。
  • XML基底”. SuikaWiki (2015年9月3日). 2019年9月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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