YOSHIKIシンフォニックコンサート2002 with 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 featuring VIOLET UK
YOSHIKIシンフォニックコンサート2002 with 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 featuring VIOLET UK | |
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公演会場の東京国際フォーラム。 | |
イベントの種類 | コンサート |
開催時期 | 2002年12月3日・4日 |
会場 | 東京国際フォーラム ホールA |
主催 | ニッポン放送 |
企画制作 | ジャパンミュージックエージェンシー、バックステージプロジェクト |
協力 | エクスタシー・レコード・インターナショナル、河合楽器製作所 |
YOSHIKIシンフォニックコンサート2002 with 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 featuring VIOLET UKは、日本の音楽家であるYOSHIKIが2002年12月3日と4日に東京国際フォーラムで開催したクラシック・スタイルのコンサート。コンサートの模様を収録したライブDVD『YOSHIKI Symphonic Concert 2002 with Tokyo City Philharmonic Orchestra featuring VIOLET UK』が2005年3月30日にリリースされている。また、このコンサートで演奏した「Forever Love」と「Amethyst」はYOSHIKIが2005年3月23日にリリースしたアルバム『ETERNAL MELODY II』に収録された。
背景
[編集]音楽家の藤原いくろうが音楽監督とオーケストレーションを務め、1999年から行われているコンサート・シリーズの一環として企画された[1]。当初は先に企画されていたコンサートにYOSHIKIがゲストで参加するだけの予定であったが、ミーティングを重ねるうちにYOSHIKIのコンサートに企画が変更された[2]。最初に主催側から出演依頼があったときは腱鞘炎や、Violet UK、globe、愛知万博のテーマ・ソングのレコーディングでの多忙を理由に固辞していたが、その後も何度かオファーを受け、最終的に開催を決定したのは2002年の晩夏であった[1]。出演を承諾した理由は、主催者側の「クラシックの素晴らしさをもっと世の中に広めたい」という言葉であったとYOSHIKIはコンサートのフライヤーにコメントを記している。
コンサート概要
[編集]コンサートではX JAPAN、YOSHIKIのソロ・プロジェクトであるViolet UK、2002年に加入を表明したglobe、YOSHIKIがプロデュースするDAHLIAの1作目のシングルで、2005年日本国際博覧会「愛・地球博」の公式イメージ・ソング「I'll Be Your Love」の楽曲のオーケストラ・アレンジのほか、天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典で演奏されたYOSHIKI作曲による奉祝曲「Anniversary」も演奏された。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団によるオーケストラは、YOSHIKIから弦楽器をフィーチャーしてほしいという強い要望を受け、弦楽5部が16型編成(第1ヴァイオリン16人、第2ヴァイオリン14人、ヴィオラ12人、チェロ10人、コントラバス8人)に[1]、2管編成(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットが各2人)、ホルン4人、パーカッション4人、ハープ1人という編成になっている。コンスタンチン・D・クリメッツと藤原いくろうが指揮し、コンサートミストレスは野口千代光が務めた。YOSHIKIは「The Last Song」「Unamed Song」「Amethyst」(ボーカル・バージョン)「I'll Be Your Love」「Screaming Blue」「Blind Dance」「Blind Dance」「Anniversary」「Endless Rain」でピアノを演奏したほか、「Seize the light」で指揮を務めた。フィーチャード・アーティストとしてViolet UKのボーカリストであるドーターとニコール・シャージンガー、DJであるコリーン・レニハンも参加し、ドーターは「Unnamed Song」「Amethyst with Vocal」「Screaming blue」「Blind Dance」を歌い、シャージンガーは「I'll Be Your Love」(英語バージョン)を歌った。
配信
[編集]有線ブロードネットワークスとショウタイムが「BROAD-GATE 01」および「ShowTime」において、2002年12月20日からコンサートの模様をオンデマンド配信した[3]。
セットリスト
[編集]- 「Say Anything」(12月3日)/「Tears」(12月4日)
- 「Amethyst」
- 「The Last Song」
- 「Unnamed Song」
- 「Forever Love」
- 「Longing」
- 「Amethyst with Vocal」
- 「Seize the Light」
- 「I'll Be Your Love」
- 「Screaming Blue」
- 「Blind Dance」
- アンコール
- 「Anniversary」
- 「Endless Rain」
出演
[編集]- YOSHIKI(ピアノ、指揮)
- コンスタンチン・D・クリメッツ(指揮)
- 藤原いくろう(指揮)
- 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(オーケストラ)
- ドーター(ボーカル)
- ニコール・シャージンガー(ボーカル)
- コリーン・レニハン(DJ)
ライブ・ビデオ
[編集]2002年12月3日と4日に東京国際フォーラム行われたコンサートのライブDVD『YOSHIKI Symphonic Concert 2002 with Tokyo City Philharmonic Orchestra featuring VIOLET UK』が2005年3月30日にリリースされた[4]。このDVDはアメリカに生活の拠点があるYOSHIKIがプライベートでも鑑賞できるようにと、YOSHIKIの要望でリージョン・フリーになっている[2]。
収録曲
[編集]『YOSHIKI Symphonic Concert 2002 with Tokyo City Philharmonic Orchestra featuring VIOLET UK』 | |
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YOSHIKI の ライブ・ビデオ | |
リリース | |
録音 |
2002年12月3日・4日 東京国際フォーラム ホールA |
ジャンル | クラシカル・クロスオーバー |
時間 | |
レーベル | V-Project |
プロデュース | YOSHIKI |
全作曲: YOSHIKI。 | ||
# | タイトル | |
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1. | 「Say Anything」 | |
2. | 「Amethyst」 | |
3. | 「The Last Song」 | |
4. | 「7th」 | |
5. | 「Forever Love」 | |
6. | 「Longing」 | |
7. | 「Amethyst with Vocal」 | |
8. | 「Seize the light」 | |
9. | 「I'll be your love」 | |
10. | 「Screaming blue」 | |
11. | 「Blind Dance」 | |
12. | 「Anniversary」 | |
13. | 「Endless Rain」 | |
14. | 「Tears」 |
脚注
[編集]- ^ a b c 『キーボード・マガジン』(2003年1月号)リットーミュージック
- ^ a b 『FOOL'S MATE』(2003年11月号)フールズメイト
- ^ “有線&ShowTime、「YOSHIKIシンフォニックコンサート2002」の模様を12/20より独占配信”. RBB TODAY (2002年12月4日). 2014年2月6日閲覧。
- ^ “YOSHIKI Symphonic Concert 2002 with Tokyo City Philharmonic Orchestra featuring VIOLET UK”. ORICON STYLE. 2014年2月6日閲覧。