Zuma
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ジャンル | パズルゲーム |
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対応機種 |
ブラウザゲーム Xbox 360 Windows Mac OS X iPod 携帯電話ゲーム |
開発元 | PopCap Games |
発売元 | Oberon Media |
人数 | 1人 |
メディア | ダウンロード販売 |
発売日 | Xbox 360: 2007年12月4日 |
対象年齢 | Xbox 360: CERO:A(全年齢対象) |
『Zuma』(ズーマ)とは、アメリカのゲームデベロッパーであるPopCap Gamesが2003年にリリースしたパズルゲームである。
Shockwaveで作成され、ブラウザ上でプレイが可能な『Zuma』(無料)と、Xbox Live Arcade、iPod、携帯電話ゲーム、Windows、Mac OS X向けなどのプラットフォームでリリースされている『Zuma Deluxe』(有料)が存在する。
2009年には続編の『Zuma's Revenge』がリリースされた(後述)。
ルール
[編集]- フィールド上には色のついたボールを発射する砲台と、それを取り囲むように外側から内側に向かって渦巻き状など(ステージによって異なる)になったレーンが存在する。
- 砲台(カエルのようなキャラクター)はプレイヤーの操作で360度自由に回転させることができ、その方向に任意のタイミングでボールを発射することができる。
- さまざまな色のボールが一列に連なった状態でレーンの上を転がってくるので、それがレーンの終端まで達してしまわないよう、ボールを消していく。
- 砲台から発射したボールがレーン上の列に衝突すると、そのボールが衝突した部分に挿入される形で列に加わる。
- 同じ色のボールを3つ以上連ねると消すことができる。
- ボールが消されたことによって列がとぎれた場合、その両端に同じ色のボールが存在すると、ボールの列が後ろにぶつかるまで吸い寄せられる。この際、ぶつかった衝撃で、ボールの列全体を少しだけ後退させることができる。
- ボールが吸い寄せられた際に、さらに同じ色のボールが3つ以上連なると、連鎖反応が起こり、これらも消すことができる。
- ボールの列を最後まで消しきるとクリアで、逆にボールがレーンの終端まで達してしまうとミスとなる。
Zumaとパズループ
[編集]Zumaのパズル性部分のコンセプトは1998年に日本のゲームメーカーのミッチェルがアーケードゲームとしてリリースした『パズループ』(欧米版のタイトルは "Ballistic" および "Magnetica")をコピーしたもので、前述のZumaのルールもパズループのそれと大部分同じである。ただし残機制の採用などの変化は加えられている。
著作権や特許権等の知的財産権が保護しているのはゲーム中の表現、キャラクター、内部のプログラムといった部分であり遊びのルールやコンセプトのアイディア部分は対象になってはいないが、ミッチェルの社長尾崎ロイはインタビューでPopcapを非難した[1][2]。
Zuma's Revenge!
[編集]Zumaの続編。2009年にWindows・Mac OS X版が、その後ニンテンドーDS・iOS・Xbox Live Arcadeでもリリースされた。グラフィックスやゲームモードなどが強化されている。日本語版は「ズーマ・リベンジ!」のタイトルで、ブラウザゲームとダウンロード版(Windows)がリリースされている。
脚注
[編集]- ^ “尾崎ロイへのインタビュー(英語)”. insert credit. (2006年1月16日). オリジナルの2006年1月31日時点におけるアーカイブ。
- ^ “IGDA Japan chaper - ニュース - 「Puzzloop versus Zuma」進展を見せないものの認知が進む Pupcapアイデア盗用問題”. IGDA日本. (2006年1月22日). オリジナルの2006年2月17日時点におけるアーカイブ。
外部リンク
[編集]- Zuma Xbox Live Arcade版 - マイクロソフト 2012年8月11日閲覧.
- MITCHELL:パズループの歴史 - ウェイバックマシン(2015年2月14日アーカイブ分)