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「ツノボソオオクワガタ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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'''ツノボソオオクワガタ'''(角細大鍬形、[[学名]]:''Dorcus gracilicornis'')は、[[コウチュウ目]]・[[クワガタムシ科]]・[[オオクワガタ属]]・[[オオクワガタ亜属]]の1[[種 (分類学)|種]]であり、オオクワガタの仲間では中型種である。
台湾では「細角大鍬形蟲」と呼ばれている。


== 形態 ==
== 形態 ==
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30mm程度のオスでも、はっきりとした内歯(内側のトゲ)を持っていて、
30mm程度のオスでも、はっきりとした内歯(内側のトゲ)を持っていて、
メスでは上翅(じょうし)の中央まで 縦のスジがはっきりしている。
メスでは上翅(じょうし)の中央まで 縦のスジがはっきりしている。
アンタエウスオオクワガタのような大アゴ裏側のオレンジ色の毛束はない。
アンタエウスオオクワガタのような大アゴ付根の裏側のオレンジ色の毛束はない。


== 分布 ==
== 分布 ==
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== 生態 ==
== 生態 ==
標高の高い涼しい地域に生息してい
標高の高い涼しい地域に生息して、生息数は それほど多くはない。


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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* ビー・クワ No.16(2005) 世界のオオクワガタ大特集
* ビー・クワ No.16(2005) 世界のオオクワガタ大特集



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2009年5月20日 (水) 12:50時点における版

ツノボソオオクワガタ
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分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目 Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : コガネムシ上科 Scarabaeoidea
: クワガタムシ科 Lucanidae
亜科 : クワガタムシ亜科 Lucaninae
: オオクワガタ属 Dorcus
亜属 : オオクワガタ亜属 Dorcus
: ツノボソオオクワガタ D. gracilicornis
学名
Dorcus gracilicornis
Benesh,1950
和名
ツノボソオオクワガタ

ツノボソオオクワガタ(角細大鍬形、学名Dorcus gracilicornis)は、コウチュウ目クワガタムシ科オオクワガタ属オオクワガタ亜属の1であり、オオクワガタの仲間では中型種である。 台湾では「細角大鍬形蟲」と呼ばれている。

形態

体長: オス 24-48mm. メス 20-28mm.

アンタエウスオオクワガタを小型にして、胴を長くしたような姿をしている。 30mm程度のオスでも、はっきりとした内歯(内側のトゲ)を持っていて、 メスでは上翅(じょうし)の中央まで 縦のスジがはっきりしている。 アンタエウスオオクワガタのような大アゴ付根の裏側のオレンジ色の毛束はない。

分布

台湾

生態

標高の高い涼しい地域に生息して、生息数は それほど多くはない。

幼虫は、赤枯れの朽木の中で生活し、その朽木を食べて育つ。

参考文献

  • ビー・クワ No.16(2005) 世界のオオクワガタ大特集


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