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ツノボソオオクワガタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ツノボソオオクワガタ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: コウチュウ目 Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
上科 : コガネムシ上科 Scarabaeoidea
: クワガタムシ科 Lucanidae
亜科 : クワガタムシ亜科 Lucaninae
: クワガタ属 Dorcus
亜属 : オオクワガタ亜属
subgen. Dorcus
: ツノボソオオクワガタ
D. gracilicornis
学名
Dorcus gracilicornis
Benesh, 1950[1][2][3]
和名
ツノボソオオクワガタ

ツノボソオオクワガタ(角細大鍬形 Dorcus gracilicornis)は、コウチュウ目クワガタムシ科クワガタ属オオクワガタ亜属の1であり、オオクワガタの仲間では中型種である。

台湾では「細角大鍬形蟲」と呼ばれている。

形態

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体長はオスが24 - 48mm、メスが20 - 28mm。

アンタエウスオオクワガタを小型にして、胴を長くしたような姿をしている。

30mm程度のオスでも、はっきりとした内歯(内側のトゲ)を持っていて、メスでは上翅の中央まで 縦のスジがはっきりしている。

アンタエウスオオクワガタのような大アゴ付根の裏側のオレンジ色の毛束はない。

分布

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台湾

生態

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標高の高い涼しい地域に生息して、生息数は それほど多くはない。

幼虫は、赤枯れの朽木の中で生活し、その朽木を食べて育つ。

脚注

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  1. ^ 細角大鍬形蟲”. 台灣物種名錄. 2011年5月4日閲覧。
  2. ^ Dorcus gracilicornis Benesh, 1950”. BioLib. 2011年5月4日閲覧。
  3. ^ Lucanidae”. Biology Catalog. 2011年4月16日閲覧。 Department of Entomology, Texas A&M University

参考文献

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  • 「世界のオオクワガタ大特集」『ビー・クワ』No. 16、2005年。