オリエンタルラジオ
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オリエンタルラジオは日本のお笑いコンビ。所属事務所は吉本興業。略称は「オリラジ」や「オリエンタル」。初期には「オリタル」とも呼ばれ、新聞には「Oラジオ」と書かれていたこともある。
メンバー
概要
コンビ名は、お互いに好きな単語をくっつけたもの(オリエンタルが中田、ラジオが藤森)。結成当時のコンビ名は「中田藤森」であり、その後「アンディーシンディー」と名乗ったこともあった。(その名前は後にコント番組10カラットで使用された)コンビ名をオリエンタルラジオに決定した理由のひとつは、この単語がネット検索に1件もひっかからなかったからである。 東京NSC10期で、同期には大好物やオバアチャンなどがいる。NSC生の中でも出世が飛びぬけて早かった。
来歴
- 自動車事故の受付のオペレーターのアルバイト(三井住友海上)で知り合う。互いを知り合う内に、元々お笑い好きだった中田の影響を多大に受けた藤森が逆に中田を誘う形で、大学に通いながらNSCへ入学することとなる。結成日は2003年8月1日。
- 『武勇伝』ネタの知名度が圧倒的だが、しゃべくり漫才もする。その時もボケは中田で、ツッコミは藤森が担当する。漫才の方がブラックなネタをする傾向が強いようである。M-1グランプリ2005では漫才のみで準決勝まで残った。
- 2005年12月31日放送の「輝け!2005年お笑いネタグランプリ」ではブレイク賞を受賞。
- ニッポン放送の2006年度春のイメージキャラクター「だったらラジオ ニッポン放送」に任命され、その縁で「オリエンタルラジオのオールナイトニッポンR」(金曜27:00-29:00)のパーソナリティーに抜擢された。
- 「オリキュン」(フジテレビ)が2007年1月17日より水10!枠の22:30~22:54に放送時間が変更になった。デビュー数年でプライムタイムのレギュラー番組を持つという、異例の早出世に「ダウンタウンの再来」と伝えるスポーツ新聞もあったほど。
- 2007年4月からは「週刊オリラジ経済白書」、「ドッカ~ン!」が開始し、お笑い芸人史上最速でゴールデンタイムの冠番組を持つことになった。
武勇伝
「武勇伝」はオリエンタルラジオの代表的なネタ。もとは「中田伝説」というネタでやっていた。「武勇伝 武勇伝 武勇デンデンデデンデン レッツゴー」という早口なリズムにあわせて中田が過去の武勇伝を披露し、藤森がオチをつける。武勇伝ネタを考えているのは中田である。もともとネタ1つ1つのあいだにはいくらかの間があったが、スベるのを恐れて間を縮めていった結果、現在のスタイルになったという。
主な出演番組
テレビ
- ゲンセキ→10カラット→スイッチ!→オビラジ®(TBSほか)
- オリキュン(フジテレビ系)
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(フジテレビ系)※2006年10月4日から水曜レギュラー
- 週刊オリラジ経済白書(日本テレビ系)
- ドッカ~ン!(TBS系)2007年9月で終了
- ヨシモト∞(ヨシモトファンダンゴTV)
- 2005年11月~2006年8月:毎日1部司会、2006年8月~2007年3月:月~土曜1部司会、2007年4月~:月曜2部司会
ラジオ
CM
- シネマぴあ「高校生よ、映画に行こう!」(映画館限定)
- ピザーラ
- NTT DoCoMo東北(山形県限定)
- HOME MADE 家族「musication」
- uno(資生堂)
- 小学館週刊少年サンデー
- ロッテリア
映画
吹き替え
中田がヤギ、藤森が執事の役。
中田がダニエル(サミー・ナセリ)、藤森がエミリアン(フレデリック・ディフェンタール)の吹き替えを担当。
公式商品
- オリエンタルラジオ1(書籍、ワニブックス)
- オリエンタルラジオステッカー(ステッカーシール、吉本興業)
- オリエンタルラジオクッキー(菓子、吉本興業)
- オリエンタルラジオラバーストラップ(ストラップ、吉本興業)
CD
- 「YOSHIMOTRANCE」・・・オリエンタルラジオは、このCDの4曲目の「YOSHIMOTRANCE feat.オリエンタルラジオ」に参加しているという話だが、本人達には全く許可ナシで勝手にサンプリングされていたと後に中田が語った。曲の内容はトランスに合わせて武勇伝がサンプリングされているというもの。