在韓日本人
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재한 일본인・일본계 한국인 | |
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総人口 | |
23,267人(2007年10月) | |
居住地域 | |
ソウル、釜山、他 | |
言語 | |
日本語、韓国語 | |
宗教 | |
仏教、キリスト教、統一協会、その他の新宗教 |
在韓日本人(ざいかんにほんじん)とは、大韓民国(韓国)で生活する日本人のことである。その中でも、韓国に帰化した者は日系韓国人(にっけいかんこくじん)という。
概要
日本統治時代には、多数の日本人が朝鮮半島に移り住んだが、太平洋戦争の敗戦に伴い、そのほとんどが日本へと引き揚げていった。残留した日本人または日系人は在日コリアンに比べて極めて少ない。
外務省によると、2007年10月現在韓国において滞在もしくは永住権を得た日本人は、23,267人となっており[1]、滞在理由としてはビジネス・結婚・留学がその大部分を占めている。
韓国における日本人妻
戦前、朝鮮半島において朝鮮人男性と結婚し、戦後に韓国が独立した後も、日本へ帰国せず現地に留まり続けた日本人妻が存在したが、反日感情によって激しい差別に遭い、迂闊に日本語を喋ることも許されなかったことから、発話障害者のふりをして生活していた者もいた。また、朝鮮人の夫が世間体を気にしたなどの事情もあって、家庭から追い出されたり、夫の方が家を出て別の韓国人女性と暮らした、といったケースも多かった。
他にも、韓国への帰化が叶わなかったことから、年金を受給できなかったり、社会保険にも加入できないなど、最低限の福祉すら受けることが出来ず、苦しい生活を強いられているといったケースも多く見られる[2]。