日系フィリピン人
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高山右近、ホセ・リサール、呂宋助左衛門、Edgar "Injap" Sia、Raffy Tulfo 代表的な日系フィリピン人[疑問点 ] | |
総人口 | |
33,000[1][2][3] (2017年) | |
居住地域 | |
メトロ・マニラ、 ダヴァオ、ヴィサヤ諸島、イロコス・ノルテ州、 ラ・ウニョン州 | |
言語 | |
フィリピン語、日琉語族、英語 | |
宗教 | |
仏教、カトリック | |
関連する民族 | |
日本人、メキシコ系フィリピン人、中国系フィリピン人 |
日系フィリピン人(にっけいフィリピンじん、タガログ語: Nippongo Pilipinos, 英: Japanese Filipinos)とは、日本に家系起源を持つフィリピン人である。
- 最初の移民:前スペイン植民地時代。
- 第2グループ:江戸時代初期のカトリック迫害(禁教政策)を逃れたカトリック教徒の貿易商・商人が移住。
- 第3グループ:19世紀後半から20世紀前半にかけての移民政策によりフィリピンへ移住した人々。彼らの多くはフィリピン人と結婚し、日系メスティーソ・コミュニティーを形成。多数はマニラ、ダヴァオ、ヴィサヤ諸島等に居住している。
日系フィリピン人、フィリピン系日本人の一覧
[編集]戦国時代の一世
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二世以降
[編集]- ジョビー・カツマタ
- タムリン・トミタ
- アイコ・メレンデス (en:Aiko Melendez)
- アキコ・トムソン (en:Akiko Thomson)
- イワ・モト (en:Iwa Moto)
- ガイ・オノ (en:Gai Ono)
- ケネス・ナトリ・ジュニア (en:Kenneth Natori Jr.)
- ジロー・マニオ (en:Jiro Manio)
- ニーナ・コダカ (en:Nina Kodaka)
著名な日本系子孫
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- ホセ・リサール (マレー人・中国人・日本人・スペイン人の血を持つ)[4][5]
- マリア・イメルダ・マルコス (Maria Imelda Marcos)
- ルー・ダイアモンド・フィリップス - フィリピン出身で、アメリカの俳優
- マーク・ダカスコス - アメリカの俳優
フィリピン残留日系人問題
[編集]日本人男性と現地の女性間に生まれた者が太平洋戦争の混乱によりフィリピンに残留及び無国籍状態に置かれていた問題[6]。戦後のフィリピン社会は、戦争により大きな被害を受けたことが原因で反日感情が強かったため、母親が夫との婚姻証明書を破棄、名前をフィリピン式に改名する事態が起きた。また当時のフィリピンの法律は父系優先血統主義であったため彼らはフィリピン国籍を取得できず無国籍状態になっていた[7]。彼らへの差別はマルコス政権誕生までは強いものであった[8]。
2018年に実施した外務省の調査では3,810人[9]が確認されそのうち1,000人は連絡先の判明により日本国籍の取得が出来たが残りの1,500人は日本人の父を持っていたが無国籍状態のままであった。
2023年3月末時点では3,972人が確認されており、国籍回復者1548人、死亡及び行方不明により未取得2273人、生存者151人[10]。
脚注
[編集]- ^ “Japanese Filipinos - Ethnic Groups of the Philippines”. 2018年9月12日閲覧。
- ^ Agnote, Dario (October 11, 2017). “A glimmer of hope for castoffs”. The Japan Times. オリジナルのJune 7, 2011時点におけるアーカイブ。 August 9, 2016閲覧。
- ^ Ohno, Shun (2006). “The Intermarried issei and mestizo nisei in the Philippines”. In Adachi, Nobuko. Japanese diasporas: Unsung pasts, conflicting presents, and uncertain futures. p. 97. ISBN 978-1-135-98723-7
- ^ https://sites.google.com/site/truelakandula/joserizalclan
- ^ Lee Khoon Choy. https://books.google.co.jp/books?id=ID&pg=PA108,109
- ^ “「日本人と認めて」フィリピン残留日系人2世が来日”. 2018年8月2日閲覧。
- ^ “「捨てられた」日本国籍”. 2018年8月2日閲覧。
- ^ “立ちはだかった壁”. 2018年8月2日閲覧。
- ^ “陛下の前で涙を流した彼らは何者か〜放置され続けたフィリピン「無国籍邦人」という問題 北島純”. 現代ビジネス. 2018年8月2日閲覧。
- ^ “80代、いまだ無国籍 フィリピン残留の「2世」2人 日本への渡航費用支援募る”. 東京新聞. 2023年11月30日閲覧。
参考文献
[編集]- 鈴木賢士『フィリピン残留日系人』草の根出版会〈母と子でみる〉、1997年7月。ISBN 978-4876481187。
- 船尾修『フィリピン残留日本人』冬青社、2015年12月。ISBN 978-4887731677。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 財団法人 海外日系人協会
- 「わたしを日本人と認めてください」82歳の女性が今、伝えたいこと (BuzzFeed Japan)