マーク・ダカスコス
マーク・ダカスコス Mark Dacascos | |
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2011年 | |
本名 | Mark Alan Dacascos |
生年月日 | 1964年2月26日(60歳) |
出生地 | ハワイ州ホノルル |
国籍 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | 俳優 |
活動期間 | 1985年 - |
配偶者 | ジュリー・コンドラ(1998年 - ) |
主な作品 | |
映画 『ダブルドラゴン』 『クライング・フリーマン』 『ジェヴォーダンの獣』 『ブラック・ダイヤモンド』 『ジョン・ウィック:パラベラム』 テレビドラマ 『クロウ・天国への階段』 『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』 『HAWAII FIVE-0』 『エージェント・オブ・シールド』 |
マーク・ダカスコス(Mark Dacascos, 1964年2月26日 - )は、アメリカハワイ州ホノルル生まれの映画俳優。
来歴
[編集]母モリコ・マクヴェイ=マレイ(Moriko McVey-Murray)は日本人とアイルランド系アメリカ人の混血。父アル・ダカスコス(Al Dacascos)はスペイン人、中国人、フィリピン人の混血で、姓はギリシア系である。エキゾチックな風貌を持ち、それが彼の大きな魅力になっている。 母方の祖母は広島出身であり、原爆投下時に広島にいた。
両親がカンフーの師範だったため、4歳から格闘技を習う。9歳までハワイに住んでいたが、両親が武術指導を考え、ドイツに移住。18歳の時カンフーのヨーロッパ選手権で優勝。その後、僧侶に憧れて台湾に行った。ポートランド州立大学で中国語と演劇を専攻した。サンフランシスコのチャイナタウンを歩いていてウェイン・ワン監督のスタッフにスカウトされ、映画のオーディションを受け、俳優になった。1985年『dim sum』で映画デビュー。テレビドラマ『クロウ・天国への階段』の主役も務めた。
『クライング フリーマン』で共演した女優のジュリー・コンドラと結婚。二男一女がいる。
日本人の血が流れているせいか、日本とのかかわりも多い。初期の主演作『ダブルドラゴン』は北米で絶大な人気を誇った日本製ゲームが原作であり、映画と同時期にリリースされた同タイトルの対戦型格闘ゲーム版キャラクター(ドット絵)は彼をイメージして描かれている(通常コスチュームでの勝ちポーズに顕著)。出世作の『クライング フリーマン』(小池一夫原作、池上遼一作画)では、加藤雅也と共演している。劇中で日本語を話すシーンがあるが、発音・イントネーションともに完璧で、日本人と変わらないほど流暢に操る。『SPY_N』では藤原紀香と共演している。またフジテレビ『料理の鉄人』の輸入版である『アイアン・シェフ・アメリカ』においては、日本の鹿賀丈史主宰の甥という設定で「アメリカ美食アカデミー主宰」を演じている。
主な出演作品
[編集]映画
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1990 | 仁義なき闘いインL.A./エンジェル・タウン Angel Town |
運転手 | |
1992 | バトルマスター USAサムライ伝説 American Samurai |
ケンジロー・サンガ | |
1993 | オンリー・ザ・ストロング Only the Strong |
ルイス・スティーヴンス | |
1994 | ダブルドラゴン Double Dragon |
ジミー・リー | |
1995 | キックボクサー5 Kickboxer 5 |
マット・リーヴス | |
クライング フリーマン Crying Freeman |
クライング・フリーマン | ||
1996 | サボタージュ Sabotage |
マイケル・ビショップ | |
D.N.A. The Island of Dr. Moreau |
ロー・マイ | ||
1997 | D.N.A.II DNA |
アッシュ・マットリー | ビデオ映画 |
DRIVE 破壊王 Drive |
トビー・ウォン | ||
地獄のサイバーウェポン/レッドライン Deathline |
メリック | ||
1998 | 迫撃者 Boogie Boy |
ジェシー・ペイジ | |
サンクチュアリ Sanctuary |
ルーク・コヴァク | ||
フル・ブラント No Code of Conduct |
ポール・デルッカ | ||
1999 | コマンドライン/ザ・ベース The Base |
ジョン・マーフィー | ビデオ映画 |
2000 | SPY_N China Strike Force |
トニー・ラウ | |
2001 | ジェヴォーダンの獣 Le Pacte des loups |
マニ | |
リーサル・トリガー Instinct to Kill |
J.T. ディロン | ||
2002 | ディープ・コア2002 Scorcher |
ライアン・ベケット | |
2003 | ブラック・ダイヤモンド Cradle 2 the Grave |
ヤオ・リン | |
2004 | エアポート'04 Junior Pilot |
カトー | ビデオ映画 |
2005 | ソーラー・ストライク Solar Strike |
ルーカス・フォスター | テレビ映画 |
レッド・ウォリアー Köshpendiler |
シャリシュ | ||
2006 | ザ・ブレイブ・ウォー 第442部隊 Only the Brave |
スティーヴ・センザキ | |
2007 | ジェイク・アイデンティティー Code Name: The Cleaner |
エリック | |
AVA エイリアン VS. エイリアン インベージョン Alien Agent |
ライカー | ビデオ映画 | |
2009 | イングロリアス・セルビアン Serbian Scars |
ピーター | 日本劇場未公開 |
2010 | アルティメット・インパクト Shadows in Paradise |
マックス・フォレスター | 日本劇場未公開 |
2013 | レジェンド・オブ・メダリオン -時空を越えた秘密の島- The Lost Medallion: The Adventures of Billy Stone |
コブラ | 日本劇場未公開 |
2014 | オペレーション・ローグ Operation Rogue |
ランドル大尉 | 日本劇場未公開 |
2016 | ショウダウン 不死身の弾丸 Showdown in ManilaA |
マシュー | 兼監督・製作 日本劇場未公開 |
2017 | アルティメット・ジャスティス Ultimate Justice |
ガス | 日本劇場未公開 |
マキシマム・インパクト Maximum Impact |
トニー・リン | 日本劇場未公開 | |
2019 | ジョン・ウィック:パラベラム John Wick: Chapter 3 - Parabellum |
ゼロ | |
アンデッド・ドライバー 怒りのゾンビロード The Driver |
ザ・ドライバー | ||
2021 | アサルト33:要塞病棟 Assault on VA-33 |
ジャクソン | 日本劇場未公開 |
2022 | 47RONIN -ザ・ブレイド- Blade of the 47 Ronin |
シンシロ卿 | 日本劇場未公開 |
2023 | 聖闘士星矢 The Beginning Knights of the Zodiac |
マイロック |
テレビシリーズ
[編集]放映年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1986-1997 | ジェネラル・ホスピタル General Hospital |
Police Cadet | 計4話出演 |
1998-1999 | クロウ・天国への階段 The Crow: Stairway to Heaven |
エリック・ドレイヴン | 計22話出演 |
2002 | CSI:科学捜査班 CSI: Crime Scene Investigation |
アナンダ(アーナンダ) | 第2シーズン第17話「六番目のチャクラ」 |
2007-2008 | スターゲイト アトランティス Stargate: Atlantis |
Tyre | 計2話出演 |
2009-2010 | 仮面ライダードラゴンナイト Kamen Rider Dragon Knight |
アドベントマスター / ユーブロン | 計9話出演 |
2010-2018 | HAWAII FIVE-0 Hawaii Five-0 |
ウォー・ファット | 計16話出演 |
2014 | シカゴ P.D. Chicago P.D. |
ジミー・シー | 第1シーズン第8話「チャイナタウンの闇」 |
2015-2016 | エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. |
ギエラ | 計11話出演 |
2016 | LUCIFER/ルシファー Lucifer |
キモ | 第2シーズン第5話「元スターの悲劇」 |
2019 | 五行の刺客 Wu Assassins |
Monk | 計5話出演 |
2023 | ウォリアー Warrior |
Kong Pak |
出典
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外部リンク
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