津波警報・津波注意報が発表された事例の一覧
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津波警報・津波注意報が発表された事例の一覧は、日本の気象庁が発表した津波警報及び津波注意報の事例の一覧である。
気象庁が津波警報の業務を開始したのは1952年である[1]。その後、電波法の運用改正により1985年から放送事業者による津波警報時等の緊急警報放送の運用が開始された[2]。
なお、2013年3月改正までは種別としては「津波警報(津波・大津波)」と「津波注意報」とに区分され、このうち「津波警報(大津波)」について一般には「大津波警報」と呼称されていたが、東北地方太平洋沖地震後の津波警報等の改善の結果、「大津波警報」を正式名称として採用することとなり、2013年3月改正以後は「大津波警報」「津波警報」「津波注意報」という区分となる[3][4]。
以下、特記しない限り日付、時間は当時の日本時間(JST)とする。
1950年代
- 1952年
- 3月4日10時22分 - 十勝沖地震
1960年代
- 1960年
- 5月23日 - チリ地震津波
- 1961年
- 1968年
1970年代
- 1973年
- 6月17日 - 北海道東南方の地震
- 6月17日13時6分 - 津波警報[10]
- 1975年
- 6月10日22時47分 - 北海道東方沖の地震
- 6月11日0時7分 - 津波警報[11]
- 1978年
1980年代
- 1980年
- 1981年
- 1982年
- 1983年
- 1984年
- 1987年
- 3月18日12時36分 - 日向灘の地震(Mj6.6)[13][15][14]
- 4月7日9時41分 - 福島県沖の地震
- 4月7日9時49分 - 青森県から千葉県野島崎までの太平洋沿岸に津波注意報
- 4月7日10時45分、注意報解除。[17]
- 12月17日11時8分 - 千葉県東方沖地震(Mj6.7)[13]
- 津波注意報
- 東北、関東、静岡県と伊豆諸島の沿岸に津波注意報発表。11時55分に注意報解除。
- 1989年
1990年代
- 1990年
- 1991年
- 1992年
- 1993年
- 1994年
- 10月4日22時22分 - 北海道東方沖地震(Mj8.2)[13][15][14]
- 10月9日 - 北海道東方沖を震源とする地震[18]
- 12月28日21時19分 - 三陸はるか沖地震(Mj7.6)[13][15][14]
- 1995年
- 1月7日 - 三陸はるか沖を震源とする地震[18]
- 7月31日 - チリ北部を震源とする地震[18]
- 津波注意報[18]
- 10月10日 - メキシコ太平洋岸を震源とする地震[18]
- 津波注意報[18]
- 10月19日11時41分 - 奄美大島近海の地震(Mj6.9)[13][15][14]
- 12月4日 - 択捉島を震源とする地震[18]
- 津波注意報[18]
- 1996年
- 2月17日 - 福島県沖を震源とする地震[18]
- 津波注意報[18]
- 2月17日14時59分 - インドネシア、イリアンジャヤの地震(M8.1)[15][14]
- 2月22日 - ペルー沖を震源とする地震[18]
- 津波注意報[18]
- 6月10日 - アリューシャン列島を震源とする地震[18]
- 津波注意報[18]
- 9月5日 - 鳥島近海を震源とする地震[18]
- 津波注意報[18]
- 10月19日23時44分 - 日向灘地震(Mj6.9)[13][15][14]
- 1997年
- 1998年
2000年代
- 2001年
- 12月18日13時2分 - 与那国島近海の地震(Mj7.3)[13][19]
- 12月18日13時9分 - 宮古島・八重山地方の沿岸に津波注意報
- 12月18日気象庁14時20分 - 注意報をすべて解除。
- 津波の高さの最大は与那国島で13時18分に約10cmの津波が観測された。また、石垣島でも13時59分に5cm程度の津波が観測された
- 2002年
- 2003年
- 9月26日4時50分 - 十勝沖地震(Mj8.0)[13][15][14]
- 10月31日10時6分 - 宮城県沖の地震(Mj6.8)[13]
- 10月31日10時55分 - 津波注意報
- 10時53分に宮城県牡鹿町鮎川で30cmの津波が観測された結果、改めて解析を行い10時55分に宮城県に津波注意報を発表した[20]。
- 2004年
- 9月5日19時07分 - 紀伊半島南東沖地震(Mj7.1)[13][21][22]
- 9月5日19時14分 - 和歌山県と三重県南部の沿岸に津波注意報
- 9月5日20時15分 - 伊豆諸島、小笠原諸島、静岡県、愛知県外海、徳島県、高知県にも津波注意報を発表
- 9月5日21時15分 - 津波注意報はすべて解除
- 20時5分に神津島神津島港で最大波約50cmの津波を観測したほか、高知県から伊豆諸島の広い範囲で津波が観測された。
- 関連するとみられる地震が大きく分けて3回発生しており、2回目の地震(次項)では津波警報も発表されNHKが緊急警報放送実施。一方で3回目の地震では津波注意報も含め津波予報は一切発表されなかった。
- 9月5日23時57分 - 紀伊半島南東沖地震(Mj7.4)[13][15][14]
- 9月6日0時1分 - 和歌山県の沿岸に津波警報、徳島県、高知県の沿岸に津波注意報[23]
- 9月6日0時3分 - 三重県南部と愛知県外海に津波警報、千葉県九十九里・外房、伊豆諸島、小笠原諸島、静岡県、伊勢・三河湾に津波注意報[23]
- 9月6日2時40分 - 津波警報・注意報をすべて解除
- 緊急警報放送実施[16]
- 地震は9月5日の19時07分と23時57分に発生。2回目の地震で日付が変わった、翌9月6日0時01分に津波警報が発表されたため緊急警報放送実施。2回目の地震では、6日0時53分に神津島神津島港で93cmの津波を観測したほか、千葉県から四国の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島の広い範囲で津波が観測された[23]。
- 11月29日3時32分 - 釧路沖の地震(Mj7.1)[13]
- 津波注意報
- 釧路、根室地方で最大震度5強を観測。気象庁は北海道太平洋沿岸東部に津波注意報を発表し、同日4時50分に津波注意報を解除した。4時3分に根室市花咲で約10cm、釧路で4時9分に微弱の津波を観測した[24]。
- 12月6日23時15分 - 釧路沖の地震(Mj6.9)[13][25]
- 12月6日23時20分 - 北海道太平洋沿岸東部に津波注意報
- 12月6日23時55分 - 津波注意報はすべて解除
- 2005年
- 1月19日15時11分 - 関東東方沖の地震(Mj6.8)[13][26]。
- 1月19日15時20分 - 伊豆諸島の沿岸に津波注意報
- 1月19日16時55分 - 津波注意報はすべて解除
- 16時0分に三宅島坪田で39cm、16時16分に神津島神津島港で約20cm、16時22分三宅島阿古で約20cmの津波を観測。
- 3月20日10時53分 - 福岡県西方沖地震(Mj7.0[13])[27]
- 3月20日10時57分 - 福岡県日本海沿岸と壱岐・対馬の沿岸に津波注意報
- 3月20日12時0分 - 津波注意報はすべて解除
- 8月16日11時46分 - 宮城県沖地震(Mj7.2)[13][28]
- 8月16日11時50分 - 宮城県の沿岸に津波注意報
- 8月16日13時15分 - 津波注意報はすべて解除
- 石巻市鮎川で13cmの津波を観測。
- 11月15日6時39分 - 三陸沖の地震(Mj7.2)[13][29]
- 11月15日6時46分 - 北海道太平洋沿岸中部と岩手県、宮城県、福島県に津波注意報
- 11月15日7時42分 - 青森県太平洋沿岸及び茨城県の沿岸に津波注意報
- 11月15日8時38分 - 津波注意報はすべて解除
- 7時35分に大船渡で42cmの津波を観測
- 2006年
- 2007年
- 1月13日13時23分 - 千島列島東方の地震(Mj8.2)[13][15][14]
- 3月25日9時42分 - 能登半島地震(Mj6.9)[13]
- 3月25日9時43分 - 石川県の沿岸に津波注意報
- 3月25日11時30分 - 津波注意報はすべて解除
- 初めて緊急地震速報システムを利用して津波予報を発信した事例。地震発生後わずか1分40秒後の9時43分に石川県の沿岸(能登、加賀)に津波注意報発表を伝えた。震度6強観測の地震という事もありNHKでは速やかに報道特別番組が組まれたが、津波注意報発表の一報の方が速かった。石川県金沢で11時08分、珠洲市長橋で11時13分に約20cmの津波が観測された。同日11時30分に注意報は解除された[30][31]。
- 4月20日10時45分 - 宮古島北西沖の地震(Mj6.7)[32][33]
- 4月20日10時51分 - 宮古島・八重山地方の沿岸に津波注意報
- 4月20日11時50分 - 津波注意報はすべて解除
- 7月16日10時13分 - 新潟県中越沖地震(Mj6.8)[13]
- 津波注意報
- 能登半島地震と同様、緊急地震速報システムによる津波予報により、地震発生からわずか1分で新潟県上中下越と佐渡の沿岸に津波注意報発表。柏崎で最大32cmの津波を観測し、同日11時20分に注意報解除[34]。なお、注意報解除後に酒田で24cmの津波が観測された。
- 8月2日11時37分(日本時間) - サハリン西方沖の地震(Mj6.8)[13]
- 津波注意報
- 13時03分に留萌港で20cm、13時33分に稚内港で10cmの津波が観測されたため地震発生から約2時間後の13時37分に気象庁は北海道日本海沿岸北部に津波注意報を発表した。注意報は同日14時26分に解除された。しかし後に留萌港などで観測された津波は、実は地震による津波ではなく複合的要因による潮位の変化であることが判明した[35]。
- 8月16日8時41分- ペルー沿岸の地震(Mw8.0)[36][37][38]
- 8月17日1時4分 - 北海道から沖縄にかけての太平洋沿岸(東京湾、伊勢・三河湾、淡路島南部を除く)と伊豆諸島、小笠原諸島に津波注意報
- 8月17日13時00分 - 津波注意報はすべて解除
- 和歌山県那智勝浦町に5時過ぎに数cm程度の小さな津波を観測して以降、午前中を中心に北海道から沖縄にかけて10 - 20cm程度の津波が観測された。
- 2008年
- 7月19日11時39分 - 福島県沖の地震(Mj6.9)[13][39]
- 7月19日11時41分 - 宮城県、福島県の沿岸に津波注意報
- 7月19日13時20分 - 津波注意報はすべて解除
- 緊急地震速報システムの活用により、同41分に注意報発表。岩手県、宮城県で10cm以上の津波が観測され石巻市鮎川で最大23cmを観測。
- 9月11日9時21分 - 十勝沖の地震[40][41](Mj7.1)[13]
- 9月11日9時24分 - 北海道太平洋沿岸東部・中部・青森県太平洋沿岸・岩手県津波注意報
- 9月11日10時45分 - 津波注意報はすべて解除
- 9時56分頃に十勝港で第一波約10cmの津波を観測、浦河で10時50分頃に最大波18cmの津波を観測したほか根室市花咲、十勝港、八戸、むつ市関根浜、宮古で微弱な津波を観測した
- 2009年
- 1月4日4時44分 - ニューギニア付近の地震(Mw7.6)[42]
- 同日7時33分 - ニューギニア付近の地震(Mw7.4)[42]
- 津波注意報
- 当初、気象庁は7時27分に「若干の海面変動が予想される」旨の「津波予報(若干の海面変動)」を発表したが同9時55分には父島二見で36cmの津波を観測したことを受け改めて解析した結果、同10時8分に気象庁は伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県に、同10時31分に宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島に注意報を発表した。同15時45分に全ての地域で注意報を解除した。和歌山県串本袋港最大43cmの津波を観測した他、千葉県から鹿児島県の広い範囲で津波が観測された[43]。
- 8月11日5時7分 - 駿河湾の地震(Mj6.5)[13]
- 津波注意報
- 同日5時10分に気象庁は静岡県、伊豆諸島に津波注意報を発表した。同日5時13分に焼津で引き波で62cm、5時46分に御前崎で36cmの津波を観測した他、東海地方と伊豆諸島で津波が観測された[44]。
- 8月17日9時5分 - 石垣島近海の地震(Mj6.7)[13]
- 津波注意報
- 同9時15分に宮古島・八重山地方に津波注意報を発表した。同10時00分に発表していた注意報を解除した。横ずれ断層型による地震だったため、津波は観測されなかった[45]。
- 8月17日19時10分 - 石垣島近海の地震(Mj6.6)[13][46]
- 8月17日19時15分 - 宮古島・八重山地方に津波注意報
- 8月17日19時59分 - 津波注意報をすべて解除
- 9月30日2時48分 - サモア諸島付近の地震(Mw7.9)[32][47]
2010年代
- 2010年
- 2月7日15時10分 - 石垣島近海の地震(Mj6.5)[13]
- 2月27日5時31分 - 沖縄本島近海の地震(Mj7.2)[15][14]
- 2月27日15時34分 - チリ地震による津波(Mw8.8)[32][15]
- 2月28日9時33分 - 青森県太平洋沿岸・岩手県・宮城県に津波警報(大津波)[15]。そのほかの北海道の太平洋沿岸から沖縄県までの太平洋沿岸と東京湾内湾、伊勢・三河湾、岡山県、淡路島南部の内海を含む広い地域に津波警報。
- 緊急警報放送実施[16]
- 遠地地震による津波警報であり気象庁は2月28日8時30分に行った記者会見であらかじめ「準備が整い次第大津波または津波警報を発表する」とした上で9時33分に発表した。津波警報(大津波)の発表は1993年の北海道南西沖地震以来17年ぶりで4例目。また、遠地地震での日本国内への津波警報(大津波)の発表はこれが初めてのことだった。なお、沖縄県本島地方では偶然にも2日続けて「津波警報」が発表されたことになった。
- 10月4日22時28分 - 宮古島近海の地震(Mj6.4)[13]
- 津波注意報
- 石垣島や宮古島などで震度4を観測。気象庁は同日22時32分に宮古島・八重山地方に津波注意報を発表したが、津波は観測されず同日23時15分に解除した。
- 12月22日2時19分 - 父島近海の地震(Mj7.8)[13][15][14]
- 2011年
- 3月9日11時45分 - 三陸沖の地震(Mj7.3)[13][50]
- 3月9日11時48分 - 東北地方の太平洋沿岸に津波注意報
- 3月9日14時50分 - 津波注意報はすべて解除
- 大船渡で最大55cmの津波を観測したほか、北海道から千葉県にかけての太平洋沿岸及び、八丈島と父島で津波が観測された。
- 3月10日6時23分 - 三陸沖の地震(Mj6.8)[13][51][52]
- 3月10日6時28分 - 福島県に津波注意報
- 3月10日7時30分 - 津波注意報はすべて解除
- 津波注意報が発表されていない宮城県石巻市鮎川で11cmの津波が観測されている[50]。
- 3月11日14時46分 - 東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)[15][14]
- 3月28日7時24分 - 宮城県沖の地震(Mj6.5)[13]
- 3月28日7時27分 - 宮城県に津波注意報
- 4月7日23時32分 - 宮城県沖の地震(Mj7.2)[13][15][14]
- 4月11日17時16分 - 福島県浜通りの地震(Mj7.0)[13][15][14]
- 6月23日6時51分 - 岩手県沖の地震(Mj6.9)[13]
- 6月23日6時53分 - 岩手県に津波注意報
- 6月23日7時45分 - 津波注意報はすべて解除
- 7月10日9時57分 - 三陸沖の地震(Mj7.3)[13][53]
- 7月10日10時00分 - 岩手〜福島各県に津波注意報
- 7月10日11時45分 - 津波注意報はすべて解除
- 仙台港で12cm、大船渡で10cm、相馬で9cmの津波を観測。
- 8月19日14時36分 - 福島県沖の地震(Mj6.5)[13]
- 8月19日14時38分 - 宮城県・福島県に津波注意報
- 8月19日15時15分 - 津波注意報はすべて解除
- 2012年
- 3月14日18時08分 - 三陸沖の地震(Mj6.9)[13][54]
- 8月31日21時48分 - フィリピン中部・サマール島東の沖合の地震(Mw7.6)[32]
- 12月7日17時18分 - 三陸沖の地震(Mj7.3)[13]
- 12月7日17時22分 - 宮城県に津波警報、青森県太平洋沿岸・岩手県・福島県・茨城県に津波注意報
- 緊急警報放送実施(終了信号が発信されたのは警報・注意報発表から38分後の18時00分)
- 宮城県石巻鮎川で1mの津波を観測したのをはじめ、東北地方太平洋沿岸で数10cmの津波を観測。
- 12月7日19時20分 - 警報・注意報はすべて解除
- 2013年
- 2月6日10時12分 - サンタクルーズ諸島の地震(Mw7.9)[32]
- 2月6日14時41分 - 北海道・本州・四国・九州の太平洋沿岸、伊豆・小笠原諸島、薩南諸島、沖縄県に津波注意報
- 2月6日22時45分 - 注意報はすべて解除。なお、北海道釧路・浦河、三重県鳥羽では、注意報解除後に最大波の津波[57]を観測した。
- 2月6日20時27分に八丈島八重根で40cmの津波を観測するなど各地で津波を観測。
- 10月26日2時10分 - 福島県沖の地震(Mw7.1)
- 10月26日2時14分 - 福島県に津波注意報
- 10月26日2時50分 - 岩手県・宮城県・茨城県・千葉県九十九里・外房に津波注意報
- 10月26日4時05分 - 注意報はすべて解除。
- 10月26日3時23分に久慈港で、3時38分には相馬港でそれぞれ40cmの津波を観測するなど各地で津波を観測。
- 2013年3月の津波注意報改正以来初の津波注意報発令。
- 2014年
- 4月2日8時46分 - 南米西部の地震(M8.2)
- 4月3日3時00分 - 北海道太平洋沿岸、東北地方太平洋沿岸、茨城県、千葉県九十九里・外房、伊豆・小笠原諸島に津波注意報[58]。
- 4月3日18時00分 - 津波注意報はすべて解除。
- 4月3日12時22分に岩手県久慈で、日本国内では、最大となる60cmの津波を観測。なお、震源地に近いチリのイキケでは、2m11cmの津波を観測した。
- 7月12日4時22分 - 福島県沖の地震(M6.8)
- 2015年
- 2月17日8時6分 - 三陸沖の地震(M6.9)
- 2月17日8時9分 - 岩手県に津波注意報[61]。
- 2月17日10時20分 - 津波注意報はすべて解除[62]。
- 久慈市で最大20cm、宮古市で最大10cmの津波を観測したほか、津波注意報の発表されていない青森県八戸市、青森県六ケ所村、北海道えりも町でも最大10cmの津波が観測された。この地震の直前に2つの小規模地震が立て続けに発生した影響で震源位置に100km規模の誤差が生じていたことが判明し、地震後の解析では津波到達予想時刻は10分早く、津波注意報を岩手県沿岸のほか青森県太平洋沿岸と北海道太平洋沿岸中部にも発表されるべきだったことが明らかとなり、気象庁では現在の震源特定の技術では数分間で詳細に分析することは難しいが改善策を検討したいとしている[63]。
- 4月20日10時43分 - 与那国島近海の地震(M6.8)
- 5月3日1時50分 - 鳥島近海の地震(M5.9)
- 9月17日7時54分 - 南米チリ中部沖の地震(M8.3)
- 9月18日3時00分 - 北海道の太平洋沿岸東部・太平洋沿岸中部・太平洋沿岸西部、青森県の太平洋沿岸と日本海沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県の九十九里・外房と内房、東京湾内湾、伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、伊勢・三河湾、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、愛媛県宇和海沿岸、大分県の瀬戸内海沿岸・豊後水道沿岸、宮崎県、鹿児島県東部、鹿児島県西部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島、沖縄本島地方、宮古島・八重山地方、大東島地方に津波注意報[68]。
脚注
注釈
- ^ 実際に観測された最大高の津波は三宅島で観測された80cm。しかしこの津波は津波警報、注意報がすべて解除された後に到達した。
出典
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参考文献
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