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大豆田とわ子と三人の元夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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大豆田とわ子と三人の元夫
別名 まめ夫
ジャンル 連続ドラマ
脚本 坂元裕二
演出 中江和仁
池田千尋
瀧悠輔
出演者 松たか子
松田龍平
角田晃広
岡田将生
市川実日子
高橋メアリージュン
弓削智久
平埜生成
穂志もえか
楽駆
豊嶋花
小泉光咲
石橋静河
石橋菜津美
瀧内公美
近藤芳正
岩松了
ナレーター 伊藤沙莉
音楽 坂東祐大
エンディング STUTS & 松たか子 with 3exes
「Presence」
(各回詳細は#主題歌・エンディング参照)
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
プロデューサー 佐野亜裕美
制作 カズモ(協力)
製作 関西テレビ放送
放送
放送チャンネルフジテレビ系
映像形式文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2021年4月13日 -
放送時間火曜 21:00 - 21:54
放送枠火曜21時枠
放送分54分
公式ウェブサイト
配信
チェインストーリー
大豆田とわ子を知らない三人の男たち
出演者松田龍平
角田晃広東京03
岡田将生
小泉光咲
配信サイトGYAO!
配信国・地域日本の旗 日本
配信期間2021年4月13日 -

特記事項:
初回は15分拡大(21:00 - 22:09)。
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大豆田とわ子と三人の元夫』(おおまめだとわことさんにんのもとおっと)は、2021年4月13日からカンテレ制作により、フジテレビ系火曜21時枠」で放送中の坂元裕二・脚本によるテレビドラマ[1]。主演は松たか子[2]

公式サイトではハッシュタグとして「#まめ夫」の略称を用いている[3]

オープニングコール、エンディングコールは劇中で大豆田とわ子を演じる松たか子が行っている。

あらすじ

建設会社「しろくまハウジング」社長、大豆田とわ子には三度の離婚歴がある。ある日とわ子は亡くなった母が使っていたパソコンのパスワードロックを解くため、設定したと思われる元夫たち三人(田中八作・佐藤鹿太郎・中村慎森)に連絡を取る羽目になってしまう。再会をきっかけにとわ子は自身の娘・大豆田唄を交えて、八作の経営するレストラン「オペレッタ」で元夫たちと度々会うようになる。とわ子は慣れない社長業に苦慮しながらも「幸せになることを諦めていない」と元夫たちに宣言する。元夫たちも結婚時に輝くような時間を過ごしたとわ子への未練を抱きつつも、八作は親友の恋人・三ツ屋早良から迫られ、カメラマンの鹿太郎は仕事で知り合った女優・古木美怜に不倫スキャンダルの隠れ蓑として交際するふりをするよう頼まれ、弁護士の慎森は派遣切りにあったと称する依頼人・小谷翼からの身に覚えのない問いかけに頭を抱えるなど、周囲の女性たちに振り回されてゆく。

物語が進みとわ子と八作の離婚原因が、八作がとわ子の親友・綿来かごめに片思いし、彼女に心を残したまま結婚したことをとわ子が許せなかったからだと明らかになる[4]。とわ子は会社の取引相手で彼女と同じくバツ3の社長・門谷に結婚前提の交際を申し込まれるが、やがて内心では離婚した女性を見下している彼の本性が明らかになり、なびかなかったとわ子はビジネス上の圧力をかけられる。交渉のため彼に会いにゆきその車に乗ったとわ子は遅い時間になっても帰らず、「オペレッタ」で彼女を案じる元夫たちのもとに、早良・美怜・翼の3名がやってくる。

キャスト

主要人物

大豆田とわ子(おおまめだ とわこ)〈40 → 41〉
演 - 松たか子[2](少女期:木下渓、10歳時:高丸えみり
本作の主人公で、建設会社「しろくまハウジング」の新社長。過去に3度の離婚歴があるため、田中・佐藤・中村の名字で呼ばれることも多々あるが、説明するタイミングを逃しているため特に訂正もせず適当に話を合わせている[2]
最初の夫・八作との間に産まれた中学3年生の娘・唄と2人暮らし[2]。26歳の時に八作と離婚。原因は彼が他の女性への思いを消せないまま自分と結婚したことに気づいたためだが、とわ子の41歳の誕生日に靴下をプレゼントしたことを切っ掛けにその相手が親友のかごめだと知る[4]
前社長に指名され社長に就任するも、立場が変わったことで社員たちと距離ができてしまい寂しさを感じている。元建築士であるため社員たちの気持ちを尊重したいと思っているが、会社の利益を考えなくてはならない立場から現場と対立することもあり、自身は社長に向いていないと零す。
ベランダの窓の網戸をよく外す。家具の組み立てが苦手。朝のラジオ体操では周囲と動きが合わない。猫舌。ストレスを感じるとしゃっくりが止まらなくなる。
田中八作(たなか はっさく)〈40〉
演 - 松田龍平[2]
とわ子の最初の夫で、唄の実父。東京・奥渋谷のレストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソン[2]
物腰が柔らかく男女問わず人当たりがいいため、その気がなくても自然と女性にモテてしまい、困っている。親友である俊朗曰く「オーガニックホスト」。
俊朗の彼女・早良からの強引なアプローチに頭を悩ませており、周囲からモテないための行動(失礼な言動や不潔感のアピール)をレクチャーされ実践するも、察しの良い彼女に効果はなかった。
とわ子と結婚する以前から、彼女の親友・かごめに恋をしているが、彼女が恋愛に興味をもたないことを知って片思いの気持ちを抱えたままとわ子と結婚し、それに気づいたとわ子からの申し出で離婚する[4]
佐藤鹿太郎(さとう かたろう)〈45〉
演 - 角田晃広[2]
とわ子の2番目の夫。業界ではまあまあ有名なファッションカメラマン[2]
以前はスクープカメラマンをしていたが、潜入取材で訪れた社交ダンス教室でのとわ子との出会いを契機に現職に転身した。
離婚後もとわ子には未練たらたらで、事あるごとに好意を示しているが相手にされていない。離婚の原因については「(とわ子の)しゃっくりを止めてあげることができなかったから」[注釈 1]と語る。スタジオにはとわ子の写真が飾られており、周囲には自身の最高傑作だと自慢気に話す。
撮影を担当した女優・美怜からアプローチを受け、新たな恋の予感に浮かれるが彼女の目的は鹿太郎に瓜二つな不倫相手の影武者だった。
周囲からは器が小さいと言われている。口笛を吹くのが下手。やたらと「家族」を強調してくる。
中村慎森(なかむら しんしん)〈31〉
演 - 岡田将生[2]
とわ子の3番目の夫。「しろくまハウジング」の顧問弁護士。
とわ子との離婚後は渋谷の同じビジネスホテルに2年間泊まり続け、近所付き合いがないために楽だと感じている。
何でも否定から入るひねくれ者。顔に似合わず走り方がダサく、体育の評定は12年間1だった。パンダの動画を見て癒されている。強がりで他人に弱みを見せられず、自分で自分を励ますタイプ。
挨拶を不要だと言い切っていたが、とわ子たちにぎこちなく挨拶をした。また、鹿太郎がとわ子に花束を渡した際にも難癖をつけるが、八作から花を1輪渡された際には嬉しさを隠せずにいた。周囲から面倒くさがられ残念だと言われている自覚はあるが、直す気はない様子。
ある日公園でホームレスをしていた翼と知り合い弁護を引き受けようとするが、彼女から嘘をつかれていたことに不信感を抱く。

とわ子の関係者

大豆田唄(おおまめだ うた)
演 - 豊嶋花[5]
とわ子の娘。実父は田中八作[5]。中学3年生。
医者を目指すと勉強に励んでいたが「20歳までに結婚する」と宣言し勉強を辞めてしまい、熱心にメイクの練習をしている。
旺介と継母の幾子がとわ子のために早めのバースデーパーティーを開いた日に、西園寺という開業医の息子と18歳になれば結婚すると言いだす。とわ子は反対だが、旺介と幾子は賛成している。
大豆田旺介(おおまめだ おうすけ)
演 - 岩松了[5]
とわ子の父。元参議院議員だが現在は落選が続き無職[5]。とわ子が「しろくまハウジング」の社長に就任後、ふたたび選挙運動を始める。
大豆田幾子
演 - 石村みか
大豆田旺介の後妻。
綿来かごめ(わたらい かごめ)
演 - 市川実日子[5](10歳時:知久杏朱)(#1 - #6)
とわ子の30年来の親友。未婚で自由気ままな生活をしている。たびたびとわ子の家で食事を共にしている。
幼い頃、町内では狼少女と恐れられていたが、信号のない横断歩道を渡れず立ち止まっていたとき[注釈 2]助けられたのを契機にとわ子と知り合い、「空野みじん子」というペンネームで少女漫画を合作するなどして仲を深める[注釈 3]。とわ子を自分にとって、友人を超えて「家族」と名の付くすべてを内包したような存在ととらえており、彼女に甘え、とわ子もかごめを大事にする、仲の良い関係を築いている[6]
初入社した会社を3か月で退職しており、その後8回の転職を繰り返すも仕事が長続きしない。30歳の誕生日に、隣家の可哀想な赤ん坊を連れ出して指名手配された過去がある[注釈 4]
とわ子と同じマンションに住む五条から好意を寄せられており、気の合う彼を良く思っていたが自身の人生に恋愛は必要ないと心に決めており、誘われていた食事をすっぽかす[6]。恋愛も含めて、自分の生き方が一般的なものからずれていることを自覚しており、「ただただ、それが私なんだよ」と受けとめている[6]
30年ぶりに「空野みじん子」のペンネームを用いて『りぼん』に応募し少女漫画家の夢に再挑戦することを決める。とわ子は彼女のネームを見て「天才」と絶賛し手伝いを申し出たが、「空野みじん子」はもう2人のものではなく、ソロプロジェクトなのだと断る。
とわ子がイベント会社社長・門谷に仕事の予算を交渉した日の深夜午前1時17分、心筋梗塞で突然他界する。
松林カレン(しょうりん カレン)
演 - 高橋メアリージュン[5]
「しろくまハウジング」営業部責任者。とわ子を支える優秀な部下。
三上頼知(みかみ よりとも)
演 - 弓削智久
「しろくまハウジング」設計部。
利益を度外視する傾向があるためとわ子と対立することもあるが、建築士としての彼女の腕には一目置いている。
城久間悠介(しろくま ゆうすけ)
演 - 平埜生成
「しろくまハウジング」施工部。前社長の息子。
大壺羽根子(おおつぼ はねこ)
演 - 穂志もえか
「しろくまハウジング」経理部。
黒部涼(くろべ りょう)
演 - 楽駆
「しろくまハウジング」新人。
六坊仁(ろくぼう じん)
演 - 近藤芳正[5]
「しろくまハウジング」の重鎮[5]。イベント関係の仕事は極力参加しない。
門谷が発注したアートイベントの仕事に一切追加予算を出さないと連絡してきたことで、発注済みの材料などで1億円の損失が発生することに浮足立ち、狼狽する社員たちを落ち着かせ、最終予算内で仕事が収まるよう調整する指示を出す。
駒月美和
演 - 田辺愛美
「しろくまハウジング」の社員。
山村エミー
演 - 田村まな
「しろくまハウジング」の社員。
しろくまハウジング社員
演 - 寺井義貴

八作の関係者

三ツ屋早良(みつや さら)
演 - 石橋静河[5]
俊朗の彼女[5]。勝ち気で積極的な女性で、八作に出会った瞬間好意を抱き猛烈にアプローチする。
俊朗のことはタイプではないが、優しそうだったから付き合ってみただけと話す。
出口俊朗
演 - 岡田義徳
八作の親友。恋人の早良を伴いオペレッタを訪れる。
早良の浮気を疑っているが、その相手が八作だとは気付いていない。
持田潤平(もちだ じゅんぺい)
演 - 長岡亮介[7]
八作を誘い「オペレッタ」を立ち上げたシェフ。八作からは「もっちん」と呼ばれている。
心配性で、いつも店の評価を気にしている。
丸田タカト(まるた タカト)
演 - 小泉光咲
オペレッタのギャルソン。

鹿太郎の関係者

古木美怜(ふるき みれい)〈32〉
演 - 瀧内公美[5]
有名女優。岩手県出身。血液型はO型。
写真撮影で知り合った鹿太郎に好意があるそぶりを見せ彼に近づく。母親のイヤリングに関する思い出話で鹿太郎の同情を引くが、そのエピソードは以前出演したドラマと一言一句同じセリフで語られたウソ話[注釈 5]であった。実は鹿太郎と瓜二つの男性と不倫しているのをパパラッチから脅迫されており、週刊誌に証拠写真を送られると出演した映画やCMに契約違反で賠償金を支払う羽目となることから、交際相手は独身の鹿太郎だと偽装するため彼に近づいていた。しかし自身の要望に懸命に応えようとする鹿太郎の優しさに触れ、不倫相手が冷たくなってきたこともあり「これからは普通の恋がしたいの」「器の小さい恋がしたい」と鹿太郎に対し本当に恋愛感情を抱くようになる。

慎森の関係者

小谷翼(こたに つばさ)〈26〉
演 - 石橋菜津美[5]
ビジネスホテルの従業員。
パワハラを受けたという会社の上司の名前が変わるなど慎森に嘘をついていたことがバレたため事務所を逃げ出す。後日、公園で槙森と再会した際「私のことを覚えているか」と尋ねても彼は気づかなかったが、実は渋谷のビジネスホテルの従業員で2年前から慎森と顔を合わせており、彼が宿泊する部屋にタオルを届けた際に顔を合わせ、ようやく気づかれる。

ゲスト

以下のゲストのほか、毎回主題歌のゲストラッパーがカメオ出演する(#主題歌・エンディング参照)。

#1
とわ子の母
演 - 広澤草
大豆田旺介の前妻。とわ子の社長就任と同時期に亡くなる。
佳純[注釈 6]
演 - 岩井七世[8]
八作に思いを寄せ、オペレッタで壁ドンならぬドアドンをする女性。
健正[注釈 6]
演 - 斎藤工
置き引きされたとわ子のカバンを取り返してくれた船長服の男性。
とわ子からデートに誘われ横浜のレストランでディナーを楽しむが、実際は船長ではなく寸借詐欺師であった。
ギャルソン
演 - 冨田佳輔
とわ子が健正と訪れた横浜のレストランの店員。
このまま健正がとわ子から金を借りるのを見れば、彼が女性から金を借りるのを5回見ることになるとこっそりとわ子に教える。
#2
蛯原太陽
演 - 川久保拓司
「しろくまハウジング」を頻繁に訪問するインテリアデザイナー
スポーツマンで、しょっちゅうとわ子をバスケに誘っている。
スマホを水平にして通話する姿を見たとわ子と槙森から陰で笑われていた。
グルメ社長
演 - 岩谷健司
年商一千億円の社長。すき焼きに特化した卵をとわ子に贈る。
城久間幹生
演 - 佐藤旭
「しろくまハウジング」の前社長。
入院中に社員たちを呼びだし、とわ子を新社長に指名する。
刑事
演 - 松本亮
#3
仲島登火
演 - 神尾楓珠
「しろくまハウジング」の若手建築士。
大学図書館の設計を手掛けそのセンスで建築士出身のとわ子を感動させるが、採算度外視のプランのために不採用にされる。自身の作品が実現しなかったことから「しろくまハウジング」を退職し、以前から誘われていたシンガポールの設計事務所に渡る。今回は離れることにしたが、社長として嫌われ役に徹するとわ子のことは嫌いではなく、機会があったらまたいつか仕事をしたいと「オペレッタ」で友人に語っており、その場に偶然居合わせた鹿太郎から肩を組まれ共感されるも、面識がないため戸惑っていた。
切腹おじさん
演 - 板垣雄亮[9]
戦国武将「清水宗治」の子孫を自称する男性。
ラジオ体操を終えたとわ子に、自分の先祖が日本に切腹の文化を作ったと話しかける。
演 - 中井千聖
鹿太郎のカメラアシスタント。
鹿太郎から食事代を手渡されるが300円しかなかった。
吉倉優奈
演 - 福岡みなみ
「しろくまハウジング」の社員。
仲島が「しろくまハウジング」を退職したことを聞いて、退職すると言い出す。
#4
五条廣務
演 - 浜田信也
とわ子と同じマンションに住むオーケストラ指揮者
独身のいい男で、かごめを食事に誘うなど彼女に好意を抱いていたが男女関係が面倒だという理由でかごめにフラれる。
史郎[10]
演 - 廣末哲万(#6)
かごめのいとこ。
実家の資産3億円を全額児童施設に寄付したかごめに親戚一同が怒っており、行方を捜していた。一度はかごめを見つけ連れていったが、彼女に逃亡される。
杏子[10]
演 - 並木愛枝(#6)
史郎の妻[10]
喫茶店の店員
演 - 大原梓
かごめがプリンアラモードを注文した喫茶店の店員。
警察官
演 - マックス・アンソニー[11]
とわ子とかごめが19歳の時に海外旅行先で誘拐されたのを救出に来た現地の警察官。
#5
門谷
演 - 谷中敦
イベント企画会社「ヴイゲード」の社長。
アートイベントの仕事を「しろくまハウジング」に依頼する。とわ子と同じバツ3ということで離婚歴や結婚観で意気投合し、彼女にプロポーズする。しかし自身もバツ3にも関わらず、とわ子が「3回も離婚したかわいそうな人」という考えからプロポーズしており、自分の離婚は「勲章」みたいなものでとわ子の離婚は「傷」と言ってしまうモラハラ男性であったことから、とわ子からプロポーズを断られる。その後、プロポーズを断られプライドを傷つけられた腹いせからか「しろくまハウジング」に発注していたアートイベントの仕事に追加予算をださないと嫌がらせじみた行動に出る。とわ子が予算の交渉に赴くが会談は決裂し、契約を白紙に戻すと連絡する。
整体師
演 - 板橋駿谷、須田晶紀子
門谷がとわ子を連れていった整体マッサージ店の従業員。

主題歌・エンディング

主題歌はSTUTS & 松たか子 with 3exesによる「Presence」。STUTSはトラック制作と楽曲プロデュース、松はメインヴォーカルを担当。「3exes」はとわ子の元夫たちを演じる岡田将生、角田晃広、松田龍平によるコーラスである。作詞は松のヴォーカルパートがbutajiとSTUTS、ラップパートのリリック・ディレクションはKID FRESINOが担当した[12]

作品中の主題歌およびエンディング映像は毎回変わり、主題歌「Presence」に、松のヴォーカルに加えて毎回違うゲストラッパーと、その週のエピソードの中心となるとわ子の元夫を演じる岡田将生、角田晃広、松田龍平らがそれぞれ参加してラップを披露する映像が流れる形となっていた[13]。各回のゲストラッパーはキャストのラップ担当部分も制作し[14]、その回のドラマ本編にもカメオ出演している[12][15][注釈 7]

音源としては「Presence I(feat. KID FRESINO)」のみ、2021年4月14日に配信リリースされた[12]

スタッフ

放送日程

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第1話 4月13日 3回結婚して3回離婚した。でも私は幸せを諦めない 中江和仁 7.6%[21]
第2話 4月20日 明かされる離婚の秘密と男の本音 6.7%[22]
第3話 4月27日 全俺が泣いた 〜器が小さい男の恋 池田千尋 5.7%[23]
第4話 5月04日 秘密が絡み合う二つの三角関係 6.0%[24]
第5話 5月11日 4度目のプロポーズ「もう一度結婚するならあなたがいい」
~三人の元夫たちの憂鬱
瀧悠輔 6.2%[25]
第6話 5月18日 第1章完結・全員集合地獄の餃子パーティー 中江和仁
平均視聴率 (視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
  • 初回は15分拡大(21:00 - 22:09)。

スピンオフドラマ

チェインストーリー 大豆田とわ子を知らない三人の男たち』(チェインストーリー おおまめだとわこをしらないさんにんのおとこたち)のタイトルで、動画配信サービスGYAO!にて本編終了後に配信される。「元夫たちがとわ子と出会っていないパラレルな世界」で生活していたら?という設定で、本編でも登場するレストラン「オペレッタ」を舞台にギャルソンの八作も、弁護士の慎森も、カメラマンの鹿太郎も、こちらの世界では「オペレッタ」の日替わりシェフとして働いており、3人は大豆田とわ子を知らない[26]

キャスト(スピンオフドラマ)

  • 田中八作(日替わりシェフ) - 松田龍平(#1、#3、#5、#6)
  • 佐藤鹿太郎(日替わりシェフ) - 角田晃広(東京03)(#1、#3 - #5)
  • 中村慎森(日替わりシェフ) - 岡田将生(#1、#2、#5)
  • 丸田タカト(オペレッタのスタッフ) - 小泉光咲(#1 - #6)
  • 松林カレン(配達員)- 高橋メアリージュン(#1、#2、#4)

ゲスト(スピンオフドラマ)

#2
  • 黒部諒 - 楽駆
  • 諒の彼女 - 尾台彩香
#4
  • 大壺羽根子 - 穂志もえか
#6
  • 唄 - 豊嶋花

スタッフ(スピンオフドラマ)

  • 脚本 - 市之瀬浩子、兵藤るり
  • キャラクター協力 - 坂元裕二
  • 演出 - 瀧悠輔
  • 音楽 - 坂東祐大
  • ナレーション - 伊藤沙莉
  • プロデューサー - 佐野亜裕美
  • 制作協力 - カズモ
  • 制作著作 - カンテレ

配信日程(スピンオフドラマ)

各話 配信日 サブタイトル 脚本
#1 4月13日 忘れられたビンゴマシン 兵藤るり
#2 4月20日 カスピ海4個分のうそ
#3 4月27日 フリマとTシャツ、時々馬場 市之瀬浩子
#4 5月04日 水曜日のラザニア
#5 5月11日 ボックス席が気になる
#6 5月18日 愛の誤作動 兵藤るり

脚注

注釈

  1. ^ とわ子は姑である鹿太郎の母と折り合いが悪かったが、鹿太郎はその不仲を取り持つことができなかった。
  2. ^ 大人になった今でも渡ることができない。
  3. ^ 大ゲンカをして漫画の合作は途中で頓挫している。
  4. ^ かごめととわ子の会話から、その赤ん坊は祖母に引き取られている模様。
  5. ^ ドラマでは失くしたのはイヤリングではなく指輪だった。
  6. ^ a b 役名やその漢字は文字放送より確認。
  7. ^ STUTSは第4話にもカメオ出演した[16]

出典

  1. ^ 松たか子、ドラマ『まめ夫』ポスター解禁 “元夫”松田龍平・角田晃広・岡田将生が番号順に”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年3月16日). 2021年4月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 松たか子、新ドラマでバツ3子持ちの女性社長に 元夫は岡田将生、角田晃広、松田龍平 脚本は坂元裕二氏”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年2月19日). 2021年4月15日閲覧。
  3. ^ 大豆田とわ子と三人の元夫”. 大豆田とわ子と三人の元夫 公式ページ. 関西テレビ放送. 2021年4月15日閲覧。
  4. ^ a b c 木俣冬 (2021年5月12日). “『大豆田とわ子と三人の元夫』罪を人のせいにして憎む門谷(谷中敦)のクズっぷりにSNS大騒ぎ”. exciteニュース. エキサイト. 2021年5月12日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l 松たか子×坂元裕二氏の連ドラ 新キャストに市川実日子、高橋メアリージュン、石橋静河ら【コメント】”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年3月4日). 2021年4月15日閲覧。
  6. ^ a b c 木俣冬 (2021年5月5日). “『大豆田とわ子と三人の元夫』30年経っても手をつなぎ合えるとわ子とかごめの尊い関係”. exciteニュース. エキサイト. 2021年5月12日閲覧。
  7. ^ 長岡亮介、『大豆田とわ子』でドラマ初出演「なんでだろう?」”. マイナビニュース (2021年4月13日). 2021年4月20日閲覧。
  8. ^ 出演情報”. Twitter. 2021年4月15日閲覧。
  9. ^ 出演情報”. Twitter. 2021年5月4日閲覧。
  10. ^ a b c 出演情報”. Twitter. 2021年5月4日閲覧。
  11. ^ 株式会社フリー・ウエイブ. “マックス・アンソニー | モデル/タレント 詳細画面 | 東京で外国人モデル・タレント・ナレーターをお探しならフリー・ウエイブ”. 2021年5月4日閲覧。
  12. ^ a b c 松たか子×STUTS×KID FRESINOのコラボが坂元裕二の新ドラマ主題歌で実現、“三人の元夫”も参加(コメントあり)”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2021年4月13日). 2021年4月30日閲覧。
  13. ^ 田端あんじ、『大豆田とわ子と三人の元夫』第3話は東京03・角田の魅力が炸裂! 鹿太郎の愛おしさとエンディングのラップのかっこよさよ…(2021年4月28日)、Pouch、株式会社ソシオコーポレーション、2021年4月29日閲覧。
  14. ^ STUTS [@STUTS_atik] (2021年4月27日). "「#大豆田とわ子と三人の元夫」第3話主題歌、"Presence III"を松たか子さん、NENEさん、角田晃広さんと作らせてもらいました。..." X(旧Twitter)より2021年5月5日閲覧
  15. ^ a b BIM、坂元裕二ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」第2話主題歌に参加”. 音楽ナタリー. Natasha (2021年4月20日). 2021年4月20日閲覧。
  16. ^ STUTS [@STUTS_atik] (2021年5月4日). "第4話は本編にも少しだけお邪魔させてもらいました。。..." X(旧Twitter)より2021年5月6日閲覧
  17. ^ 松たか子“元夫”3人と『まめ夫』主題歌ラップにも挑戦 岡田・角田・松田はコーラス参加”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年4月13日). 2021年4月15日閲覧。
  18. ^ ゆるふわギャングNENE、「大豆田とわ子と三人の元夫」第3話主題歌で東京03角田とコラボ”. 音楽ナタリー. Natasha (2021年4月27日). 2021年4月29日閲覧。
  19. ^ Daichi Yamamotoが「大豆田とわ子と三人の元夫」第4話主題歌に参加、松田龍平とコラボ”. 音楽ナタリー. Natasha. 2021年5月4日閲覧。
  20. ^ 伊藤沙莉『大豆田とわ子』ナレーション担当「幸福の極みです!!!」 初回放送でサプライズ発表”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年4月14日). 2021年4月15日閲覧。
  21. ^ 松たか子主演の新ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」初回視聴率は関東7.6%、関西10.0%”. スポーツ報知 (2021年4月14日). 2021年4月15日閲覧。
  22. ^ "松たか子主演「大豆田とわ子と三人の元夫」第2話視聴率は関東6.7%、関西8.6%". スポーツ報知. 報知新聞社. 21 April 2021. 2021年4月21日閲覧
  23. ^ “松たか子主演「大豆田とわ子と三人の元夫」第3話視聴率は関東5.7%、関西8.4%”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年4月28日). https://hochi.news/articles/20210428-OHT1T51016.html 2021年4月28日閲覧。 
  24. ^ “松たか子主演「大豆田とわ子と三人の元夫」第4話視聴率は関東6.0%、関西8.4%”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年5月6日). https://hochi.news/articles/20210506-OHT1T51024.html 2021年5月6日閲覧。 
  25. ^ “松たか子主演「大豆田とわ子と三人の元夫」第5話視聴率は関東6.2%、関西9.0%”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年5月12日). https://hochi.news/articles/20210512-OHT1T51029.html 2021年5月12日閲覧。 
  26. ^ 松たか子×坂元裕二氏の連ドラ『大豆田とわ子と三人の元夫』スピンオフ配信決定”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年4月12日). 2021年4月15日閲覧。

外部リンク

カンテレ制作・フジテレビ系 火曜21時枠
前番組 番組名 次番組
青のSP―学校内警察・嶋田隆平―
(2021年1月12日 - 3月16日)
大豆田とわ子と三人の元夫
(2021年4月13日 - )
彼女はキレイだった
(2021年7月 - (予定))
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