コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

息をするように

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2023年11月22日 (水) 04:27; Anakabot (会話 | 投稿記録) による版 (Bot作業依頼#Cite webの和書引数追加)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
息をするように
solitude ability
監督 枝優花
脚本 枝優花
製作 久保田恵
天野恵子
出演者 伊藤万理華
小野寺晃良
鈴木武
石黒雄太
長田真英
南久松真奈
長谷川七虹
箙瀬元啓
加藤佳気
主題歌 Karin. 「過去と未来の間」
撮影 葛西幸祐
編集 山本彩加
配給 ブリッジヘッド
公開 日本の旗 2021年9月18日
上映時間 22分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

息をするように』(いきをするように)は、2021年9月18日に公開された[注 1]日本の短編映画。監督は枝優花、主演は伊藤万理華[1][2]Karin.の楽曲にインスパイアされた作品[1]

思春期で 性自認アイデンティティが不安定な主人公が、転校先で少年に出会ったことで、心の奥底の屈託を前向きに受け入れていく様を描く。

公開初日に東京・ユーロスペースにて上映前に舞台挨拶が行われ、伊藤、Karin.、枝監督が登壇した[3][4]

製作

[編集]

監督の枝は、この作品がKarin.の楽曲にインスピレーションを得て作られたことなどを語り、「ずっとわからないものは存在していて、それは究極のところ自分自身なのではないかと思います。それは可笑しくも苦しいことですが、だからこそ生きているのだと思います。そう信じている私を救いたくて作りました」とコメントしている[2]

また、音楽を担当したKarin.は劇伴について「どうしたらアキとキイタの感情に寄り添うことが出来るのかを考え、何度も映像に音を合わせて紡ぎました。この劇伴は「綺麗な水色に墨を一滴垂らしたような音」をイメージの元、旋律を考え、弾かせていただきました。誰かを思った時に放たれる鋭い光や優しい眼差しを『息をするように』で感じました」とコメントしている[2]

初の少年役を演じた、主演の伊藤は「枝さんの言葉にできない淡い世界とKarin.さんの実直で優しい歌声を大画面でぜひ触れてほしいです。この撮影を通して、自分は、誰しも、誰かとの替えがきかない特別な存在なんだ、と救われました」とメッセージを送っている[2]

あらすじ

[編集]

キャスト

[編集]
アキ
演 - 伊藤万理華
主人公。自身のアイデンティティ性自認に揺れる少年。
キイタ
演 - 小野寺晃良
アキが転校先で出会う少年。アキと一緒に過ごすようになる。
その他
  • 鈴木武[5]
  • 石黒雄太[5]
  • 長田真英[5]
  • 南久松真奈[5]
  • 長谷川七虹[5]
  • 箙瀬元啓[5]
  • 加藤佳気[5]

スタッフ

[編集]
  • 監督・脚本:枝優花
  • 音楽:Karin.
  • 主題歌:「過去と未来の間」作詞・作曲 Karin. (ユニバーサルシグマ)[2]
  • 製作:田村克也、東小薗光宏
  • プロデューサー:久保田恵、天野恵子
  • 撮影:葛西幸祐
  • 照明:大野浩伸
  • 録音:伊豆田廉明
  • 美術:徳田あゆみ
  • スタイリスト:小宮山芽以
  • ヘアメイク:扇本尚幸
  • 編集:山本彩加
  • 助監督:中薗大雅
  • 制作担当:日出嶋伸哉
  • 制作プロダクション:オフィスアッシュ
  • 制作・配給:ブリッジヘッド
 

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 当日に公開されたのは、東京・ユーロスペースでのレイトショー(20:30~)のみである[1]

出典

[編集]
  1. ^ a b c “伊藤万理華が主演、枝優花の短編「息をするように」9月公開”. 株式会社ナターシャ. (2021年8月4日). https://natalie.mu/eiga/news/439432 2021年9月14日閲覧。 
  2. ^ a b c d e “伊藤万理華、男の子役に初挑戦 短編映画「息をするように」主演決定 本編映像も公開”. modelpress (株式会社ネットネイティブ). (2021年8月4日). https://mdpr.jp/cinema/detail/2704179 2021年9月14日閲覧。 
  3. ^ 『息をするように』公式 [@ikiwo_movie] (2021年9月11日). "📢速報⚡️『#息をするように』初日舞台挨拶決定‼️\🌟日程:9/18(土)上映前🌟場所:ユーロスペース🌟登壇者(予定):#伊藤万理華#Karin.#枝優花 監督🔶詳細は追ってお知らせします❣️". X(旧Twitter)より2021年9月17日閲覧
  4. ^ “伊藤万理華、思春期の学生役に込めた思い「普通の線引き必要ない」”. Drama&Movieby ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2021年9月19日). https://www.oricon.co.jp/news/2207366/full/ 2021年9月19日閲覧。 
  5. ^ a b c d e f g 短編映画『息をするように』公式サイト/cast&staff”. 2021年9月14日閲覧。

外部リンク

[編集]
');