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伊藤万理華

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いとう まりか
伊藤 万理華
伊藤 万理華
横浜国際映画祭にて(2024年5月4日)
生年月日 (1996-02-20) 1996年2月20日(28歳)
出生地 日本の旗 日本大阪府
出身地 日本の旗 日本神奈川県
身長 158 cm[1]
血液型 O型
職業 女優イラストレーター
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 2011年 -
事務所 乃木坂46合同会社
公式サイト 伊藤万理華オフィシャルサイト
主な作品
映画
アイズ
サマーフィルムにのって
息をするように
チャチャ
テレビドラマ
お耳に合いましたら。
パーセント
舞台
『墓場、女子高生』
受賞
 日本映画批評家大賞
新人女優賞
2022年サマーフィルムにのって
TAMA映画賞
最優秀新進女優賞
第13回『サマーフィルムにのって
息をするように
受賞歴参照
備考
乃木坂46メンバー(2011年 - 2017年)
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伊藤 万理華(いとう まりか、1996年平成8年〉2月20日 - )は、日本女優であり、女性アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーである[2]大阪府生まれ、神奈川県出身[注 1]乃木坂46合同会社所属[4][5]

来歴

4歳の時、バレエを始める[6]。小学2年生まで大阪府吹田市に住んでいたが、神奈川県に転居後も引き続きバレエを習った。小学生時代はダンス部の部長を務める[7]。中学校では部活動はせず、バレエに専念した[8]

中学生の頃、芸能事務所『フロスツゥー』に所属し[9]、モデルを目指し[10]、様々なオーディションを受験した[11]。高校1年生の夏[12]、それまでバレエを習いながら[10]、モデル活動をしてきたが[13]、身長が足りないことでファッションモデルになりきれず[14]、なかなか人生の目標が定まらなかったため[10]、最後の挑戦として乃木坂46の1期生オーディションを受験した[11]

2011年(平成23年)8月21日、乃木坂46の1期生オーディションに合格、オーディションではaikoの「カブトムシ」を歌った[15]。合格後、学校は転校せずに普通科の高等学校を通い続けた[16]。同年11月14日、乃木坂46公式ブログを開始した[17]

2012年(平成24年)2月22日、乃木坂46の1stシングル「ぐるぐるカーテン」のカップリング曲「左胸の勇気」「会いたかったかもしれない」でCDデビューした[18]。同年5月2日、乃木坂46の2ndシングル「おいでシャンプー」のカップリング曲「狼に口笛を」で初のセンターを務めた[19]。同年8月22日、乃木坂46の3rdシングル「走れ!Bicycle」で初の選抜メンバーに選ばれた[20]

2013年(平成25年)3月13日、乃木坂46の5thシングル「君の名は希望」の特典映像に初のソロ曲「まりっか'17」が収録された[21]。特典映像では親戚から貰ったピンク色のビーツ・エレクトロニクスのヘッドフォンが使用され[22]、乃木坂46 Official YouTube Channelにおける個人ムービーの再生回数で1位を獲得した[23]

2014年(平成26年)3月、高等学校を卒業後[24]、芸術系の大学へ進学した[12]

2015年(平成27年)3月12日、ファッション誌『CUTiE』で「万理華の脳内」の連載を開始した[25]。同年6月、映画『アイズ』で初の主演を務めた[26]。同年6月5日、グラフィックデザイン専門誌『月刊MdN』で「MARIKA MEETS CREATORS」の連載を開始した[27]

2016年(平成28年)1月8日、乃木神社で成人式を迎えた[28]

2017年(平成29年)9月4日放送の『乃木坂工事中』(テレビ愛知)において、乃木坂46の19thシングル「いつかできるから今日できる」で井上小百合とともに初めて福神を務めることが発表された[29]。同年10月2日、自身の公式ブログで、年内での乃木坂46からの卒業を発表した[30][31]。初の個展「伊藤万理華の脳内博覧会」開催(2017年10月5日 - 15日・東京、10月21日 - 12月3日・京都、11月17日 - 12月3日・福岡)を機としての決意だとしている[32]。同年12月23日、仙台で行われた個別握手会をもって乃木坂46を卒業[33]

2018年(平成30年)1月31日、乃木坂46公式サイト内の公式ブログが閉鎖された[34]。同年2月20日、自身の誕生日に1st写真集『エトランゼ』を発売[35][36]。同年3月23日から25日にかけて配信された「NOGIZAKA46 6th Anniversary 乃木坂46時間TV」に出演し、乃木坂46卒業後、初めてメンバーとの共演を果たした[37]

同年12月23日、乃木坂46合同会社による公式サイトを開設[4]

2020年(令和2年)11月2日、第33回東京国際映画祭で主演作『サマーフィルムにのって』が特別招待作品として上映された[38][39]

2021年(令和3年)7月スタートの『お耳に合いましたら。』(テレビ東京)で地上波連続ドラマ初主演[40]

同年、『サマーフィルムにのって』で第13回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞[41]

人物

愛称は、まりっか[2]、まりか[42]、まりちゃ、ベビたん[43]。キャッチ・フレーズは「乃木坂46のベビーフェイス担当、伊藤万理華」である[44]。伊藤万理華の「万理華」は万(花満開)、理(賢く)、華(華やかで美しく)という意味を込め[45]、祖父から名づけられた[46]。父親はグラフィックデザイナー、母親はファッションデザイナー[47]。兄がいる[44]

嗜好

好きな食べ物は茄子、ビーフジャーキー、ミョウガ[43]。好きなつまみはチャンジャをクリームチーズにのせたもの[48]。将来の目標は女優[43]、ファッション関連の仕事[49]、個展[50]。憧れの人物は宮崎あおい[51]ikumi菊池亜希子[52]。爬虫類が好き[53]

よく聴く音楽はクラシック、ジャズ[注 2]、ロック[44]。よく聴くアーティストは空想委員会[55]相対性理論[56]東京事変APOGEE[注 3]ASIAN KUNG-FU GENERATIONGalileo Galilei[57]。おすすめの曲はLenka「Heart Skips A Beat」、APOGEE「Star Honey」、J.A.M「産業革命」、Galileo Galilei「SIREN」、椎名林檎「カーネーション[58]

好きな漫画は『たいようのいえ』『となりの怪物くん』『アオハライド』『花と落雷[59]。好きなアニメは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『坂道のアポロン[60]。芸術ではシュルレアリスムを好む[55]。カーキや紫のような渋く、くすんだ色を好む[52]

趣味

趣味は鉱石の観察・収集[61]、ダンス、ファッションコーディネイト[9]、古着屋・雑貨屋めぐり、抹茶スイーツを食べること[注 4]、豆乳を飲むこと[43]

苔はふんわりした苔を好み、とくにホソウリゴケやギンゴケを好む[63]。苔を好きになった理由は、自然が好きで緑色に興味を惹かれたからである[63]。鉱石は人工的に削られた鉱石ではなく、他の石が付着しているような原石のままの鉱石を好み、鉱石のなかに小宇宙をみている[52]

ファッションコーディネイトは菊池亜希子、デザイナーのeriを参考にしている[47]。小学生の頃から母のお下がりを着て育ち[64]、中学生の頃から『装苑』を読み始めた[52]。ファッションで参考にしている雑誌は装苑、花椿、Rookie、マッシュ[45]

特技

特技はを描くこと[9]、クラシックバレエ[注 5]、ダンス、書道[注 6] 、変顔[43]

絵を描くことは、子どもの頃から好きで将来の夢は漫画家[10]、バレリーナ、ファッションデザイナーだった[45]。自作の漫画もある[66]。得意科目は体育、美術で[67]、中学生時代は美術の成績が5だった[68]

ダンスはクラシックバレエ、ジャズダンス、ヒップホップの経験がある[51]

乃木坂46

乃木坂46では「狼に口笛を」、「生まれたままで」、「ここにいる理由」などのカップリング曲でセンターを務めた[69]。乃木坂46では個人として全員が活躍し、グループとして集まることが理想[70]

伊藤万理華・井上小百合中元日芽香で「温泉トリオ (湯けむり3姉妹)」[注 7]伊藤寧々・伊藤万理華で「伊藤ちゃんず」という非公式ユニットを結成した[73]。「伊藤ちゃんず」は結成当初「W伊藤」という名称だったが、伊藤万理華が「伊藤ちゃんず」という名称に変更した[74]

乃木坂46で好きな振付は「バレッタ[75]。好きなミュージック・ビデオは「シャキイズム」、「あらかじめ語られるロマンス」、「きっかけ[76]

作品

シングル

乃木坂46

まゆ坂46

坂道AKB

アルバム

乃木坂46

映像作品

出演

テレビドラマ

WEBドラマ

その他のテレビ番組

WEB動画

映画

短編映画

舞台

CM

広告

  • ウンナナクール(2018年)[140]
  • MOOSIC LAB 2018イメージモデル(2018年11月17日 - 12月14日、新宿K's cinema・アップリンク渋谷)[141]

ミュージック・ビデオ

イベント

ラジオ

書籍

写真集

連載

小説

  • 羽ばたくシガイ(2014年4月15日 - 、IZURU KUMASAKA)作・熊坂出、絵・伊藤万理華[160]
  • さらばアンサツシャ(2014年 - 、IZURU KUMASAKA)作・熊坂出、絵・伊藤万理華[161]
  • 神隠しのボレロ(2014年 - 、IZURU KUMASAKA)作・熊坂出、絵・伊藤万理華[161]

著書

  • 雑誌 LIKEA(ライカ)(2022年12月20日、PARCO出版)実兄との音楽対談を含む[162][163]

その他

  • ピュレグミ きゅんときらめくラメ&グリッターコスメパレット BOOK(2023年9月28日、宝島社、ISBN 978-4-299-04691-8)表紙、メイク例[164]

受賞歴

脚注

注釈

  1. ^ 1996年2月20日に大阪府で生まれ、後に神奈川県へ転居した[3]
  2. ^ ジャズは上原ひろみを好む[54]
  3. ^ APOGEEは兄に教えてもらった[47]
  4. ^ 好きなスイーツはチーズケーキ、ミルクレープ、あんみつ、抹茶味のスイーツ[62]
  5. ^ クラシックバレエの経験は4歳から15歳まである[45]
  6. ^ 書道は習字の先生である祖母に習っていた[65]
  7. ^ 「温泉トリオ」と表記する場合もあれば[71]、「湯けむり3姉妹」と表記する場合もある[72]
  8. ^ 初回仕様限定盤には「伊藤万理華の脳内博覧会」会場限定で上映された映像作品「トイ」「はじまりか、」が収録されている[77]
  9. ^ 2022年度は3回特別放送、2023年度よりレギュラー放送[103]
  10. ^ 当日に公開されたのは、東京・ユーロスペースでのレイトショー(20:30〜)のみである[119]

出典

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    「CUTiE休刊のお知らせ」『CUTiE』 2015年9月号、宝島社、2015年8月11日、138頁。ASIN B010TMI2FI 
  157. ^ MdN編集部 編「MARIKA MEETS CREATORS」『月刊MdN』 2015年7月号(vol.255)、エムディエヌコーポレーション、2015年6月5日、130頁。ASIN B00VLOFOLY 
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外部リンク