Ο
表示
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2021年11月) |
ギリシア文字 | |||
---|---|---|---|
Αα | アルファ | Νν | ニュー |
Ββ | ベータ | Ξξ | クサイ |
Γγ | ガンマ | Οο | オミクロン |
Δδ | デルタ | Ππ | パイ |
Εε | エプシロン | Ρρ | ロー |
Ζζ | ゼータ | Σσς | シグマ |
Ηη | イータ | Ττ | タウ |
Θθ | シータ | Υυ | ウプシロン |
Ιι | イオタ | Φφ | ファイ |
Κκ | カッパ | Χχ | カイ |
Λλ | ラムダ | Ψψ | プサイ |
Μμ | ミュー | Ωω | オメガ |
使われなくなった文字 | |||
() |
ディガンマ | サン | |
ヘータ | ショー | ||
ギリシアの数字 | |||
スティグマ | () |
サンピ | |
() |
コッパ |
Ο, ο(オミクロン、古代ギリシア語: οὖ ウー、ギリシア語: όμικρον、英: omicron)は、ギリシア文字の第15字母。数価[注 1]は 70、音価は /o/。ラテンアルファベットのO、キリル文字のОはこの文字に由来する。「オ・ミークロン」とは小さい「O」という意味で、「オ・メガ」、大きな「O」(Ω)と対になる名前である。
この1字でギリシャ語の男性主格単数の定冠詞を表す。例)ο θεός(神)
起源
[編集]フェニキア文字 𐤏 (アイン)に由来する。この文字はセム語では有声咽頭摩擦音/ʕ/を表していた。ギリシア語にはこの子音がないので、母音/o/を表すために転用された[1]。
本来の文字名称は/o/の長母音である/oː/だったが、古典期前後の音韻変化の結果/uː/に変化した[2]。2-3世紀ごろに母音の長短の区別が消滅すると、短い「Ο」と長い「Ω」を区別するため、前者を「小さなオ」(ὂ μικρόν、オ ミクロン)、後者を「大きなオ」(ὦ μέγα、オ メガ)と呼んで区別した[3]。
記号としての用法
[編集]符号位置
[編集]大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Ο | U+039F
|
1-6-15
|
Ο Ο Ο
|
ο | U+03BF
|
1-6-47
|
ο ο ο
|
|
Ό | U+038C
|
-
|
Ό Ό
|
ό | U+03CC
|
-
|
ό ό
|
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- W. Sidney Allen (1987) [1968]. Vox Graeca (3rd ed.). Cambridge University Press. ISBN 0521335558