あかちゃんのドレイ。
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『あかちゃんのドレイ。』は、大久保ヒロミによる日本の漫画作品。『Kiss』(講談社)にて2005年から2010年まで連載された。単行本は全6巻。
概要
[編集]漫画家兼主婦のピロミは、待望の赤ちゃんを授かった。バラ色の育児ライフを夢見るピロミであったが、そこに待ち受けていたのは、「母親は赤ちゃんのドレイにすぎない」という過酷な現実であった…。
作者自身の出産・子育て体験をもとにしたエッセイ漫画。育児に奮闘するさまを、作者独特のセンスと妄想によってギャグタッチに仕立てる一方で、ほぼ毎回、子供の笑顔や周囲の助言でピロミが母親(=ドレイ)である幸せをかみしめるシーンが挿入されていて、このことが多くの母親たちの共感を呼び、幅広い読者からの支持を得る要因の一つとなっている。
登場人物
[編集]- ヒヨ子(ひよこ)
- 「女王様」。ピロキ・ピロミ夫妻の長女。生まれながらにして堂々とした態度で、ドレイ(=母)を困らせる能力に長ける。
- ピロミ
- 「ドレイ」。漫画家兼主婦。被害妄想に長け、理想の育児と現実とのはざまで苦悩する。
- ピロキ
- 「戦力外」。サラリーマン。厳しい父親を自任しているが、実際は楽天家かつ天然系で、ピロミの怒りとため息を誘う。
- 雛子(ひなこ)
- 「新女王」。ピロキ・ピロミ夫妻の次女。6巻から登場。女王の政権交代を目指す。
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書誌情報
[編集]- 講談社〈ワイドKC Kiss〉、全6巻
- 2006年9月13日発売、ISBN 978-4-06-337605-0
- 2007年3月13日発売、ISBN 978-4-06-337614-2
- 2007年10月12日発売、ISBN 978-4-06-337625-8
- 2008年6月13日発売、ISBN 978-4-06-337642-5
- 2009年5月13日発売、ISBN 978-4-06-337667-8
- 2010年5月13日発売、ISBN 978-4-06-337688-3