コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

あきあかね

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あきあかね
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 中部109号×収7388
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 あきあかね
開発 農研機構
テンプレートを表示

あきあかね は、日本イネの品種名および銘柄名である。農研機構が育成した極良食味・短稈・耐倒伏性の多収米で、晩生の水稲新品種。収穫時期が遅く、赤とんぼが色づく頃に収穫できることから命名。

概要

[編集]

炊飯食味は、コシヒカリ並みの極良食味。大粒で玄米の外観品質は良。耐倒伏性はやや強い。 葉いもち・穂いもち病の圃場抵抗性は強くない[1][2][3]

  • 予算:運営費交付金、農林水産省委託プロジェクト「革新的技術開発・緊急展開事業(うち先導プロジェクト)」
  • 品種登録出願番号:第32669号(平成29年12月19日出願、平成30年5月21日出願公表)
  • 交配系譜[4]
ひとめぼれ
(東北143号)
 
稲系581
 
どんとこい
(東北148号)[5]
 
関東199号
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
中部109号
 
 
 
 
 
 
収7388
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あきあかね
(北陸251号)

脚注

[編集]
  1. ^ 晩生で多収の極良食味水稲新品種「あきあかね」”. 農ledge (2018年7月8日). 2018年12月19日閲覧。
  2. ^ 晩生で多収の新品種「あきあかね」を育成”. 日本農業新聞 (2018年6月27日). 2018年12月19日閲覧。
  3. ^ 多収で味が良い水稲の新品種を開発”. つくばサイエンスニュース (2018年6月26日). 2018年12月19日閲覧。
  4. ^ 交配組合せ”. 農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター 1997年の成果情報. 2018年12月19日閲覧。
  5. ^ 「どんとこい」は多肥条件でも食味の低下が少ない”. 農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター イネ品種データベース検索システム. 2018年12月19日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]