あきあかね
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あきあかね | |
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属 | イネ属 Oryza |
種 | イネ O. sativa |
交配 | 中部109号×収7388 |
亜種 | ジャポニカ O. s. subsp. japonica |
品種 | あきあかね |
開発 | 農研機構 |
あきあかね は、日本のイネの品種名および銘柄名である。農研機構が育成した極良食味・短稈・耐倒伏性の多収米で、晩生の水稲新品種。収穫時期が遅く、赤とんぼが色づく頃に収穫できることから命名。
概要
[編集]炊飯食味は、コシヒカリ並みの極良食味。大粒で玄米の外観品質は良。耐倒伏性はやや強い。 葉いもち・穂いもち病の圃場抵抗性は強くない[1][2][3]。
- 予算:運営費交付金、農林水産省委託プロジェクト「革新的技術開発・緊急展開事業(うち先導プロジェクト)」
- 品種登録出願番号:第32669号(平成29年12月19日出願、平成30年5月21日出願公表)
- 交配系譜[4]
ひとめぼれ (東北143号) | 稲系581 | どんとこい (東北148号)[5] | 関東199号 | ||||||||||||||||||||||||||
中部109号 | 収7388 | ||||||||||||||||||||||||||||
あきあかね (北陸251号) | |||||||||||||||||||||||||||||
脚注
[編集]- ^ “晩生で多収の極良食味水稲新品種「あきあかね」”. 農ledge (2018年7月8日). 2018年12月19日閲覧。
- ^ “晩生で多収の新品種「あきあかね」を育成”. 日本農業新聞 (2018年6月27日). 2018年12月19日閲覧。
- ^ “多収で味が良い水稲の新品種を開発”. つくばサイエンスニュース (2018年6月26日). 2018年12月19日閲覧。
- ^ “交配組合せ”. 農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター 1997年の成果情報. 2018年12月19日閲覧。
- ^ “「どんとこい」は多肥条件でも食味の低下が少ない”. 農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター イネ品種データベース検索システム. 2018年12月19日閲覧。