いすゞ・ユニキャブ
いすゞ・ユニキャブ | |
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概要 | |
販売期間 | 1967年7月-1974年3月 |
ボディ | |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン | 1.3L 水冷 直列4気筒 OHV 58ps |
変速機 | 4速MT |
前 |
前:ウイッシュボーン独立 後:リーフリジット |
後 |
前:ウイッシュボーン独立 後:リーフリジット |
車両寸法 | |
全長 | 3,655mm |
全幅 | 1,500mm |
全高 | 1,710mm |
車両重量 | 985kg |
系譜 | |
後継 |
いすゞ・ロデオビッグホーン ※事実上。ただし発売開始まで7年強の空白期間あり |
ユニキャブ(UNICAB)は、1967年(昭和42年)から1974年(昭和49年)までいすゞ自動車より発売された小型貨物自動車である。
概要
[編集]1966年(昭和41年)の東京モーターショーに出品され、翌1967年7月13日に発売された。車両本体価格は49万5,000円であった。
ジープの雰囲気を取り入れたFR車であり、前後サスペンションは同社の小型トラック「ワスプ」から、エンジンは同社の乗用車「ベレット」用の1.3 L G130型からの流用であった。後期型では、ベレットおよびフローリアンと共通の1.5 / 1.6Lエンジンへと変更された。型式は前期型がKR80型、後期型の1.5LモデルがKR85型、1.6LモデルがKR86型となる。
当初の定員は4名で、KR85型から前席2名、後席3名ずつの向かい合わせのシートを持つ8人乗りが追加された。2名乗車の場合の最大積載量は400kgである。
当初はフロントウィンドシールドを前に倒すことで、完全なオープンカーとなったが、その後の保安基準改正により許可されなくなった。
一見ジープ風ではあるが四輪駆動ではなく、レジャーユースや、若者向けの都会的でファッショナブルなマルチパーパスカー(現代におけるクロスオーバーSUVに近い)というのがコンセプトであった。同様のコンセプトは後年のミューや、フランス車のシトロエン・メアリやマトラ・シムカ・ランチョにもみられる。
しかし、当時の日本国内市場においてこのコンセプトは時期尚早で、見栄えの面からも消費者の共感を得ることはできず、その販売台数は非常に少ないものであった。いすゞにおける本来の多目的4WD車は、1978年(昭和53年)発表のファスターロデオ4WDと、1981年(昭和56年)発表のロデオビッグホーンの登場を待つこととなる。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- GAZOO.com いすゞ ユニキャブ - ウェイバックマシン(2003年10月11日アーカイブ分)
種類 | 1950年代 | 1960年代 | 1970年代 | ||||||||||||||||||||||||
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セダン | ベレット | ジェミニ | |||||||||||||||||||||||||
ヒルマン・ミンクス | |||||||||||||||||||||||||||
ベレル | フローリアン | ||||||||||||||||||||||||||
ステーツマンデビル | |||||||||||||||||||||||||||
クーペ | ベレットクーペ | ジェミニクーペ | |||||||||||||||||||||||||
117クーペ | |||||||||||||||||||||||||||
SUV | ユニキャブ | ||||||||||||||||||||||||||
商用車 | ヒルマン・エキスプレス | ベレットエキスプレス | |||||||||||||||||||||||||
ベレルエキスプレス | フローリアンバン | ||||||||||||||||||||||||||
ワスプ | ファスター | ||||||||||||||||||||||||||
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