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おはよう5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おはよう5
ジャンル 情報番組
出演者 石井庸子
山岡三子
久田直子
松波順子
野村正育 ほか
オープニング 戸田誠司「WAKE-UP」[1]
丸山和範「おはよう5オープニングテーマ」[2]
エンディング 丸山和範「おはよう5エンディングテーマ」[3]
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1995年4月3日 - 1999年3月31日
放送時間平日5:00 - 5:59
放送分59分
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おはよう5』(おはようファイブ)は、NHK総合テレビジョン1995年4月3日[4]から1999年3月31日[5][6]まで放送された情報番組

概要

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開始当初は女性キャスターのディスクジョッキー形式の番組で気象情報などを放送。

1995年度は気象業務法の改正により、民間気象会社による一般向け気象予報が開始され、天気予報が大きく変わった年であり、NHK総合テレビジョンの放送開始時間が1時間繰り上げられた年でもある。このような中、本番組は民放ではすでにほぼ確立していた“早朝5時台の、天気予報をメインとする情報番組”としてスタートした[7][8][9]

番組開始に合わせ、NHKでは予報画面全般(天気図アメダス観測画面など)はもちろん、「晴れ」や「曇り」などを示す天気マークや、「気象情報」のテーマ音楽に至るまで、ほぼすべてを一新し、ほとんどの画面を動画化した[10]。新聞テレビ欄では番組名を“おはよう[天]”([天]は、テレビ欄の天気予報マークの事)と表記しており、気象情報に重点を置いていたことを示している。

番組開始当時、気象庁は5時50分頃にその日最初の天気予報を発表していたため、本番組ではそれまでの時間は、1995年5月17日(民間会社による天気予報が開始される前日)までは気象庁が前日21時に発表した予報を使用。以後は日本気象協会による独自の予報を使用していた。1996年4月からは気象庁が5時に発表する事になり、それを使用するようになった。

1995年4月に刷新されたNHKの予報画面は、多少のマイナーチェンジはあったものの、大半の要素(独特のポップ調のフォントや動く雪マークなど)は2019年12月まで踏襲されていた(一部地方局は現在も使用)。ただし2001年4月から一部の画面が更新され、動画は削減されている。また2001年4月から一時期、天気マークが2Dだった時期があったが、2004年に「晴れ」「曇り」「動く雪」「星」のマークが刷新され、他のマークは元に戻り再びCGへと変更となった[注釈 1]

1996年4月1日からはBS2でも放送開始[11]

1997年4月1日からは『NHKニュースおはよう日本』と同じようにニュースショー形式になり[12]、1999年4月の春期改編でそれに吸収統合された。

特別編成

放送時間

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期間 放送時間
1995年4月3日 - 1999年3月31日 平日5:00 - 5:59

祝日・お盆休み・年末年始は放送を休止していた

出演者

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期間 キャスター
1995年4月3日 - 1996年3月29日 石井庸子アナウンサー(当時)、山岡三子[注釈 2](隔週交代)
1996年4月1日 - 1997年3月31日 久田直子、松波順子(隔週交代)
1997年4月1日 - 1999年3月31日 野村正育アナウンサー(毎週)
大谷元子、松波順子(隔週交代)

主な内容

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  • 気象情報 この番組で各都府県1か所ずつ(北海道は7か所)の予報が初めて採用される。北九州以外のNHKの放送局がある都市の予報を伝える。メッシュ予報など、1995年の自由化で登場した予報も登場。
  • 天気カメラリレー 東京・札幌・松山などのロボットカメラ(通称:天気カメラ)のリレー。1995年度から登場したNHK自前の観測情報も伝える。
  • ニュース 1995年4月から1996年3月まではニュースセンターのデスクから石澤典夫アナウンサー(当時「おはよう日本」7時台担当)、1996年4月から1997年3月までは定時ニュースのスタジオから藤原尚武アナウンサーなどが担当していた。市況・スポーツニュースは無い。
  • めざまし音楽→おめざめ音楽
  • 列島リポート
  • ワールドナウ
  • ミニ番組 次章に詳細。

パッケージコーナー(ミニ番組)

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主な放送内容が天気予報とニュースくらいである為、番組内では5 - 10分程度のパッケージコーナー(完全パッケージ=完パケのミニ番組群。ラジオのフロート番組に相当)が用意されていた。

以下は1997年3月までの内容。(番組開始当初と比べると徐々にパッケージコーナーのウエイトが少なくなっていた)

5:15頃・5:40頃 世界の天気(BS1の映像を再利用)
5:20 - 5:30 テレビ体操(1997年4月以降も継続)
5:45 - 5:50 ミニ番組(日替わり・または週替わりで放送 みんなのうた名曲アルバムなども放送されることがあった)
5:50 - 5:53 ピックアップ(教育テレビやBS、FMを含めた番組紹介)
5:53 - 5:55 最新の気象情報(関東甲信越以外ではこのコーナーが実質エンディング)
5:55 - 5:59 拠点局発エリア予報(ブロックごとの予報を各ブロック拠点局から割り込み放送。関東甲信越のみここが番組エンディング)

脚注

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注釈

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  1. ^ 2D時代の雪のマークは結晶マークであり、2004年に取りやめとなったが、2020年頃から再び使用することになった経緯がある。
  2. ^ 番組卒業の翌月から日本テレビズームイン!!サタデー」に出演。

出典

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  1. ^ JASRAC作品データベース検索サービス J-WID 作品コード:034-0554-1
  2. ^ JASRAC作品データベース検索サービス J-WID 作品コード:050-8901-8
  3. ^ JASRAC作品データベース検索サービス J-WID 作品コード:050-8890-9
  4. ^ おはよう5 <新> - NHKクロニクル
  5. ^ おはよう5 <終> - NHKクロニクル
  6. ^ おはよう5 <終> ニュース・気象情報・列島リレー - NHKクロニクル
  7. ^ ご存知ですか――平成7年度のNHKの番組――NHK広報室 / NHK広報室」『都道府県展望』439号、全国知事会、1995年4月1日、67頁。
  8. ^ メディア最前線――2年後「24時間放送」を目指してNHK番組改善の意欲 / 大森幸男」『Decide = 決断 : business world & Chinese survey : magazine for decisionmakers』13巻(1号)、サバイバル出版、1995年4月1日、54頁。
  9. ^ 日本放送協会放送文化研究所 放送情報調査部(編)、1996年10月15日『NHK年鑑'96』日本放送出版協会、164頁。
  10. ^ 日本放送協会放送技術研究所(編)、1996年2月1日「解説・報告-新しい気象情報システム」『NHK技研だより』73号、日本放送協会放送技術研究所、7–11頁。
  11. ^ おはよう5 ニュース・気象情報・おめざめ音楽・列島リポート - NHKクロニクル
  12. ^ 日本放送協会放送文化研究所 (メディア情報)(編)、1998年10月30日『NHK年鑑'98』日本放送出版協会、177–178頁。
  13. ^ おはよう5 - NHKクロニクル
  14. ^ おはよう5 - NHKクロニクル

外部リンク

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NHK総合テレビジョン 平日5時台
前番組 番組名 次番組
首都圏気象情報
(5:50 - 5:55)
全国の天気
(5:55 - 6:00)
おはよう5
NHKニュースおはよう日本
(5:00 - 8:13)
NHK衛星第2テレビジョン 平日午前5時台
テレビ巡礼
(5:00 - 5:10)
テレビ文学館
(5:10 - 5:30)
現代短歌選
(5:30 - 5:35)
ヨーロッパ音楽紀行
(5:35 - 5:45)
テレビ体操
(5:45 - 5:55)
番組案内
(5:55 - 5:57)
自然いきいき
(5:57 - 6:00)
おはよう5
NHKニュースおはよう日本
(5:00 - 7:30)