くるみざわしん
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くるみざわ しん | |
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誕生 |
1966年 日本・長野県 |
職業 | 劇作家、詩人、医師 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
代表作 | 『同郷同年』(2016年) |
主な受賞歴 |
「日本の劇」戯曲賞 最優秀賞 OMS戯曲賞 大賞 文化庁芸術祭 演劇部門 新人賞 |
所属 | 光の領地 |
くるみざわ しん(1966年 - )は、日本の劇作家、詩人、医師。長野県出身。光の領地 代表。本名は、胡桃澤 伸(読み方は同じ)[1][注 1]。
略歴
[編集]大学時代に入っていた寮のしきたりで演劇をやらされた事から興味を持ち始め、37歳(2003年)になってから北区つかこうへい劇団 戯曲作法塾(5期生)、2005年から伊丹想流私塾(10期生)で本格的に演劇を学び始め、2007年9月に自作戯曲の上演を目的に「光の領地」を結成[注 2]。2009年からは大阪文学学校で学び、詩人としても活動している[2][3][注 1]。
2007年に『うどん屋』でテアトロ新人戯曲賞 佳作を受賞[注 3]、日本劇作家協会新人戯曲賞では、2014年『蛇には、蛇を』・2017年『精神病院つばき荘』[4][5]が最終候補作品、せんだい短編戯曲賞では、2015年『振って、振られて』・2016年『奪われた止まり木』[6]が最終候補作品になっている[1]。
代表作でもある『同郷同年』は、2016年「日本の劇」戯曲賞 最優秀賞[注 4]・2018年 OMS戯曲賞 大賞[注 5]を受賞している。
精神科医でもあり、専門は統合失調症、児童思春期[7][8]。祖父は、長野県下伊那郡河野村(現豊丘村)で村長を務めた胡桃澤盛(くるみざわ もり)[9]。
受賞歴
[編集]- 2007年(第18回)テアトロ新人戯曲賞 佳作『うどん屋』[1]
- 2015年(第22回)OMS戯曲賞 佳作『ひなの砦』[1]
- 2016年(第7回)「日本の劇」戯曲賞 最優秀賞『同郷同年』[10]
- 2018年(第25回)OMS戯曲賞 大賞『同郷同年』[11]
- 2019年(第74回)文化庁芸術祭 演劇部門 新人賞『忠臣蔵・破 エートス/死』の脚本 [12]
- 部落解放文学賞
- 伊東静雄賞
作品
[編集]- 北区つかこうへい劇団「うどん屋」(2007年、田端文士村記念館)脚本・演出
- エイチエムピー・シアターカンパニー
- 大阪現代舞台芸術協会-DIVE-「坊っちゃん」(2014年、AI・HALL)脚本・演出
- 光の領地・虚空旅団「ひなの砦」(2014年、ウイングフィールド)脚本
- 日本劇団協議会「同郷同年」(2017年、恵比寿・エコー劇場)脚本 [18]
- 振って、振られて(2017年 - 2019年、池上邸蔵 他)脚本
- 演劇ユニット茶話会「蛇には、蛇を」(2017年、ひつじ座)脚本
- 大阪女優の会「テキスト 闇教育」(2018年、ドーンセンター)脚本
- 精神病院つばき荘(2018年 - 2020年、新宿ゴールデン街劇場 他)脚本 [19]
- 劇団EN「星野君の二塁打の別府さんとその妻」(2019年、吹田市文化会館)脚本
- トレンブルシアター「おはなし、お父さん」(2019年、新宿ゴールデン街劇場)脚本 [20]
- 劇団コーロ「眠っているウサギ」(2019年、八尾市文化会館)脚本
- Myrtle Arts「同郷同年2023」(2023年、ザムザ阿佐ヶ谷)脚本
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l “光の領地”. CoRich舞台芸術!. 2020年1月29日閲覧。
- ^ くるみざわしん『泉寛介さん×くるみざわしんさんインタビュー』(インタビュー)、名古屋演劇アーカイブ 。2020年1月29日閲覧。
- ^ “兵庫県立ピッコロ劇団 上演記録”. 兵庫県立尼崎青少年創造劇場. 2020年1月29日閲覧。
- ^ “第23回劇作家協会新人戯曲賞、最終候補の5作品が選出”. ステージナタリー (ナターシャ). (2017年10月12日) 2020年1月29日閲覧。
- ^ “Japan Playwrights Association - 発表”. 日本劇作家協会. 2020年1月29日閲覧。
- ^ “せんだい演劇工房10-Box「第4回せんだい短編戯曲賞」 最終候補作品決定”. せんだい演劇工房10-BOX. 2020年1月29日閲覧。
- ^ “精神科病院を舞台に演劇 くるみざわしんさん”. 毎日新聞 (2018年12月13日). 2020年1月29日閲覧。
- ^ “第27回 女と健康フェスティバル”. ウィメンズセンター大阪. 2020年1月29日閲覧。
- ^ “第32回 民教協スペシャル 決壊 〜祖父が見た満州の夢〜”. 民間放送教育協会. 2020年1月29日閲覧。
- ^ “「日本の劇」戯曲賞2016 最終選考委員選評”. 日本劇団協議会 (2016年11月21日). 2020年1月29日閲覧。
- ^ “くるみざわしん『同郷同年』が大賞に〜「第25回OMS戯曲賞」授賞式&公開選評会レポート”. SPICE (イープラス). (2018年12月27日) 2020年1月29日閲覧。
- ^ “令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞の決定について”. 文化庁 (2019年12月26日). 2020年1月29日閲覧。
- ^ “部落解放文学賞 e-hon 文学賞ページ”. e-hon. 2020年1月29日閲覧。
- ^ “くるみざわしん 公演情報 検索結果”. CoRich舞台芸術!. 2020年1月29日閲覧。
- ^ “エイチエムピー・シアターカンパニー、鶴屋南北の2作を現代演劇に”. ステージナタリー (ナターシャ). (2017年11月13日) 2020年1月29日閲覧。
- ^ “HMP「忠臣蔵・序」は2バージョン、江戸城を裏から覗き見る“亀組”開幕”. ステージナタリー (ナターシャ). (2018年7月6日) 2020年1月29日閲覧。
- ^ “エイチエムピー・シアターカンパニー、赤穂事件に焦点を当てた「忠臣蔵・破」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年9月26日) 2020年1月29日閲覧。
- ^ “「同郷同年」の3人描く、くるみざわしんの受賞作を宮田慶子が演出”. ステージナタリー (ナターシャ). (2017年8月14日) 2020年1月29日閲覧。
- ^ “精神科の闇を描く演劇『精神病院つばき荘』がロングランを続ける理由(佐藤 光展)”. 現代ビジネス (講談社). (2019年10月12日) 2020年1月29日閲覧。
- ^ “くるみざわしんが描く、フロイトとヒトラーの物語「おはなし、お父さん」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年6月4日) 2020年1月29日閲覧。