こだわりの味協同組合
種類 | 協同組合 |
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本社所在地 |
日本 421-0121 静岡県静岡市駿河区広野2丁目17-15 北緯34度55分55秒 東経138度22分4秒 / 北緯34.93194度 東経138.36778度座標: 北緯34度55分55秒 東経138度22分4秒 / 北緯34.93194度 東経138.36778度 |
設立 | 1996年(平成8年)12月20日 |
業種 | 卸売業 |
事業内容 | 食料品の製造販売 |
代表者 | 冨永昌良(代表理事) |
決算期 | 3月31日 |
外部リンク | https://kodawari-kk.com |
こだわりの味協同組合(こだわりのあじきょうどうくみあい)は、静岡県静岡市に本社を置き、商品として「自然の味」「自然の恵」ブランドを保有し運営している食品卸売業者。食品製造企業と食品小売企業に加え、他業種であっても理念を共有する企業が集り、安心・安全な食品を提供する事を目的に食品の企画開発や販売を行う協同組合である[1]。
「自然の味」のブランド名による国産原料、添加物不使用を基本とした食品の企画・開発・販売を行っている。その他「自然の恵」ブランド名による環境配慮的雑貨の販売も行っている。
概要
[編集]大量生産・大量消費の時代の中で、単なる価格訴求ではなく、特徴ある商品の差別化で地元のスーパーやメーカーが生き残ることを目的として、静岡県こだわりの味協同組合は、1996年(平成8年)に設立された。その後、静岡県外の企業が組合に加盟することを機に名称をこだわりの味協同組合に変更した。大量生産されている食品の添加物や農薬を疑問視し、地元のメーカーとスーパーが協力して安心・安全を柱に統一した基準を作り、オリジナルブランドとして差別化を図っている。
理念
[編集]日本の食品が、食品添加物使用が当然の如く蔓延し、農作物が、農薬・化学肥料を当然として使用する様になった許かりか、遺伝子組替が、一挙に許可されて仕舞った現実を観て、此の儘では、次世代に対し、責任が持てないと痛感した事が設立の最大の動機。代表理事の冨永は、自身の経営する冨良食品では添加物を全く使用しないで納豆を製造していたが、表面上、記載免除の幾つもの添加物を使用したメーカーの納豆が、勢いを増して、この儘では、真面目なメーカーは、崩壊して仕舞うと考えた。それは、納豆に限らず、豆腐も蒟蒻も漬物も麵も海藻も油、砂糖、塩、味噌、醤油も全てがその状況に入って居た。加えて、消費者各位の健康に配慮し、少しでも身体に良い物を販売しようとする販売店・スーパーマーケットも同様で、廃業・倒産に至るのが見えて居た。様々な絡繰り・手段で、利益を挙げる事にのみ熱心な販売店のみが生残る日本は、決して次世代を担う子供達にとって嘉い事ではない。設立当初は、静岡県内の40社程のメーカー、25社の販売店が参加したが、赤字が続いた。併し、静岡県から愛知県に拡がり更に山梨県、長野県にと、販売店様やメーカーが拡大し、15年連続の赤字を脱却した[2]。食品の勉強会も、創立直後から開始し、現在は、北海道から鹿児島迄、多くの地域で実施戴いて居る[3]。
沿革
[編集]- 1996年(平成8年) - 「静岡県こだわりの味協同組合」として設立。
- 2008年(平成20年)- 「こだわりの味協同組合」に名称変更。
主な商品
[編集]自然の味
[編集]こだわりの味協同組合の食品ブランド
自然の味の基本コンセプト[4]
- 国産原料を使用する事 (二次三次原料でも可能な限り国産とする。遺伝子組換えは認めない。国産原料がない或いは極少量の物は一定基準以上の場合これを認める。)
- 食品添加物は、原則として使用しない事 (豆腐・蒟蒻等添加物が必然の物もより安全と評価される物のみを使用する。)
- 美味しい事
- 著しく高価でない事 (年間収入の少ない方でも購入できる価格である事)
- 細菌数等が少なく、衛生的である事 (衛生検査の実施)
以上全てを満足すべき事
自然の恵
[編集]こだわりの味協同組合の雑貨ブランド
自然の恵の基本コンセプト[5]
- 国産原料使用が原則だが、有機認定等著しい特徴があれば輸入原料も認める
- 環境に配慮した製品である事
- 添加物は原則として使用しない
- 許容できる範囲の価格である事
- 特別な装飾等の無い物
以上全てを満足すべき事
脚注
[編集]- ^ “こだわりの味協同組合|こだわりの協同組合とは?”. kodawari-kk.com. 2024年6月29日閲覧。
- ^ “理事長挨拶”. kodawari-kk.com. 2024年6月29日閲覧。
- ^ “情報発信”. kodawari-kk.com. 2024年6月29日閲覧。
- ^ “自然の味(食品)、自然の恵み(雑貨)について”. kodawari-kk.com. 2024年6月29日閲覧。
- ^ “自然の味(食品)、自然の恵み(雑貨)について”. kodawari-kk.com. 2024年6月29日閲覧。