こどもたち
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こどもたち | |
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Figli | |
監督 | ジュゼッペ・ボニート |
脚本 | マッティア・トーレ |
原案 | マッティア・トーレ |
製作 |
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出演者 | |
音楽 |
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撮影 | ロベルト・フォルツァ |
編集 | ジョジョ・フランキーニ |
製作会社 | |
配給 | ヴィジョン・ディストリビューション |
公開 | 2020年1月23日 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
製作費 | €2,000,000[1] |
興行収入 | $3,691,574[2] |
『こどもたち』(Figli)は2020年のイタリアのコメディ映画。 監督はジュゼッペ・ボニート、出演はヴァレリオ・マスタンドレアとパオラ・コルテッレージなど。 子育てに奮闘しながらも翻弄される夫婦を描いている[3]。
日本では2021年5月から6月まで開催された「イタリア映画祭2021」で劇場公開された他、オンライン配信された[4]。
ストーリー
[編集]2人目の子を授かった夫婦ニコラとサラは、第2子を持つ生活の大変さを友人たちから聞かされても何とか乗り切れると思っていたが、実際に4人の生活が始まると、思うように物事が進まず、周囲の助けも得られず、家族のバランスが崩れていく[3]。
- 第1章 睡眠
- 第2章 小児科医のカリスマ
- 第3章 義父母
- 第4章 ジョセフィーナ
- 第5章 日曜日
- 第6章 当番
- 第7章 危機
- 第8章 小さなもの
夫婦げんかが絶えなくなり、危機的な状況に陥るが、互いを受け入れることを学んだ2人は家族4人で暮らしていく。
なお、赤ん坊の泣き声はベートーヴェン作曲のピアノソナタ第8番『悲愴』に置き換えられている。
キャスト
[編集]- ニコラ: ヴァレリオ・マスタンドレア
- サラ: パオラ・コルテッレージ
- ニコラのジャーナリストの友人: ステファノ・フレージ
- ニコラの父: ジョルジョ・バルキエージ
- サラの母: ベティ・ペドラッツィ
- 魔法使い: ババク・カリミ
受賞歴
[編集]賞 | 部門 | 対象 | 結果 |
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第66回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞[5][6] | オリジナル脚本賞 | マッティア・トーレ | 受賞 |
主演女優賞 | パオラ・コルテッレージ | ノミネート | |
主演男優賞 | ヴァレリオ・マスタンドレア | ||
編集賞 | ジョジョ・フランキーニ | ||
第75回ナストロ・ダルジェント賞[7][8] | コメディ映画賞 | 受賞 | |
コメディ映画男優賞 | ヴァレリオ・マスタンドレア | ||
コメディ映画女優賞 | パオラ・コルテッレージ |
出典
[編集]- ^ Figli - IMDb
- ^ “Figli” (英語). Box Office Mojo. 2021年6月6日閲覧。
- ^ a b “作品情報”. イタリア映画祭2021. 朝日新聞社. 2021年6月6日閲覧。
- ^ こどもたち - 映画.com
- ^ De Simone, Alessandro (2021年3月26日). “David di Donatello 2021, tutte le candidature” (イタリア語). Ciak Magazine 2021年6月6日閲覧。
- ^ “VINCITORI PREMI DAVID DI DONATELLO 2021” (イタリア語). ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞. 2021年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月6日閲覧。
- ^ Bigi, Emanuele (2020年5月27日). “Nastri d'Argento 2020: 9 nomination per «Pinocchio» e «Favolacce»” (イタリア語). VanityFair.it 2021年6月6日閲覧。
- ^ Fusco, Fabio (2020年7月6日). “NASTRI D'ARGENTO 2020, TUTTI I PREMI: FAVOLACCE È IL MIGLIOR FILM” (イタリア語). Movieplayer.it 2021年6月6日閲覧。