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さいたま市大宮盆栽美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さいたま市大宮盆栽美術館
The Omiya Bonsai Art Museum, Saitama
さいたま市大宮盆栽美術館 地図
施設情報
正式名称 さいたま市大宮盆栽美術館
専門分野 盆栽
館長 老川慶喜
開館 2010年3月28日
所在地 331-0804
埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3
位置 北緯35度55分43.6秒 東経139度38分0秒 / 北緯35.928778度 東経139.63333度 / 35.928778; 139.63333座標: 北緯35度55分43.6秒 東経139度38分0秒 / 北緯35.928778度 東経139.63333度 / 35.928778; 139.63333
アクセス 東武野田線大宮公園駅から徒歩10分
JR宇都宮線土呂駅から徒歩5分
外部リンク さいたま市大宮盆栽美術館
プロジェクト:GLAM
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さいたま市大宮盆栽美術館(さいたましおおみやぼんさいびじゅつかん)は、埼玉県さいたま市北区にある、世界初の公立の盆栽美術館である[1]

歴史

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大宮市には1923年大正12年)の関東大震災で被災した東京小石川周辺の盆栽業者が移住して形成された盆栽村があり、盆栽の町として知られていた。盆栽の魅力を発信するための観光施設として、2010年に開館した。

東京都千代田区および栃木県下野市に所在していた、明光商会創業者・高木禮二のコレクションを展示した髙木盆栽美術館(現在は、東京都多摩市に盆器を展示する多摩盆栽資料館と神奈川県足柄上郡山北町に盆栽を展示する松月園に分散して現存)が所有していた盆栽・盆器・水石・浮世絵の主要な作品を展示している。

当初は年間15万人から20万人の観光客が見込まれていたが、初年度の6万5663人が最大で、2012年度は4万9399人と来館者数の低下が見られた[要出典]が、徐々に増加し「世界盆栽大会inさいたま」が行われた2017年度には来館者数が9万6001人に達し、過去最高を更新した(前年度比2万374人増)。[2]2019年度の来館者数は約6万3000人であったがそれ以降はコロナ禍の影響で減少傾向にあり、2023年度では約5万6000人であった。一方で、外国人だけに限ると、6720人(2019年度)から約8600人(2023年度)へと25%以上の増加が認められた。[3]

年間経費の1億7836万円(2011年度)に対して年間収入は1266万円にとどまっており、1億6570万円の大幅な赤字となっていた[要出典]。一方で2022年度には支出総額が9222万円と大幅に抑えられており[4]改善が見られた。

2019年8月5日にアメリカ国立盆栽・盆景園、 2023年11月1日にオーストラリア首都特別地域政府立キャンベラ樹木園と姉妹館の提携を結んだ。

開館時間・休館日

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開館時間
  • 3月 - 10月:午前9時 - 午後4時30分
  • 11月 - 2月:午前9時 - 午後4時
休館日
  • 木曜日(国民の祝日を除く)、年末年始、展示替え期間

アクセス

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料金

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  • 一般:300円
  • 高校生・大学生・65歳以上:150円
  • 小学生・中学生:100円

脚注

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  1. ^ さいたま市大宮盆栽美術館”. www.bonsai-art-museum.jp. 2020年7月1日閲覧。
  2. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年5月3日). “大宮盆栽美術館、昨年度の来館者最多 大盆栽まつりで集客増狙う”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年6月8日閲覧。
  3. ^ 「大宮盆栽村」来年100年…国内人気拡大へさいたま市がクラウドファンディング”. 読売新聞オンライン (2024年6月8日). 2024年6月8日閲覧。
  4. ^ 令和4年度決算”. 埼玉県さいたま市役所公式ホームページ. 2024年6月9日閲覧。

外部リンク

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