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しゃりきサンセットドーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
しゃりきサンセットドームの外観

しゃりきサンセットドームは、青森県つがる市の七里長浜(マグアビーチ)・車力漁港近くにある、日本海に沈む夕日が展望できる施設。アウトドアキャンプもできるシーサイドコミュニティーセンター。

所在地

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  • 青森県つがる市富萢町屏風山1-1

利用可能時間

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事前につがる市に申請し、利用許可を得る必要がある。

  • 毎年、4月から11月まで利用可能(12月から翌年3月までは冬季閉鎖)[1]
  • 9時から21時まで利用可能。21時を超える場合は超過料金が必要[1]

交通アクセス

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周辺

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イーストガル号のプロペラ

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貨物船「イーストガル号」のスクリュープロペラ

しゃりきサンセットドームの敷地内には、セントビンセント・グレナディーン船籍貨物船イーストガル号総トン数6,319トン)」のスクリュープロペラ静態保存されている。

1993年10月2日マレーシア南洋材を積み込んだイーストガル号は、10月16日秋田港で積み荷を降ろし、ロシアハバロフスク地方ワニノ港に向かっていたが、10月24日早朝にエンジン故障で操舵不能となった[2]。その後、イーストガル号は北西からの季節風に流されて漂流し、車力漁港の北側、市浦村(現五所川原市)との村境近くで座礁した[2]

乗組員22名は全員海上保安庁によって救助されたが、船主側はいっこうに船体の撤去に応じなかった(放置座礁外国船)。このため、車力村および車力漁業組合は、1996年10月9日に船体の撤去等を求める訴訟を提起した[3]。これは外国船籍の座礁船の撤去に関する日本初の訴訟であった[3]1997年7月22日青森地方裁判所和解が成立、船主が撤去を行うものの車力村が費用の一部を協力金として支払うこととなった(さらに、青森県が村に対し補助を行う仕組み)[2]。事故から4年近くが経過した1998年8月24日、船体の撤去は完了した[3]。こうした座礁事故から撤去に至るまでの出来事を風化させないよう、イーストガル号のスクリュープロペラが保存されている。

関連項目

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出典

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  1. ^ a b 奥津軽体験一覧” (PDF). 青森県西北地域県民局地域連携部 (2013年9月). 2018年8月4日閲覧。
  2. ^ a b c 青森県議会 平成9年第211回定例会(第6号)、1997年10月8日
  3. ^ a b c スクリュープロペラ展示場所の説明板による。

外部リンク

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座標: 北緯40度58分45.3秒 東経140度18分58.1秒 / 北緯40.979250度 東経140.316139度 / 40.979250; 140.316139