コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

しらいみちよ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

しらい みちよ(本名:白井 美知代1960年 - )は日本歌手植樹活動家である。

東京都出身。父の白井幹也山梨県都留市出身のアコーディオン奏者で、都留市民歌を作った経歴がある。その影響もあって幼少時から音楽に親しみ、一時、歌謡グループ「和田弘とマヒナスターズ」の女声ヴォーカルを担当していた。現在は都留市に移り、古い民家を拠点に畑作をする傍ら、ライブコンサート、植樹活動、レコーディング活動を繰り広げている。

音風流

[編集]

歌謡曲歌手を引退した後、富山県八尾町の「風の盆」に触発されて、自らの音楽世界を構築しようと考え、その成果を1993年、アルバム『心の風景』(クラウン・ハイブライト)として公開した。以降、「音風流」と銘打ち、「間」を重視した清冽なアルバムをリリースし続けている。第40回自然公園大会テーマソング「みんなともだち」、阪神・淡路大震災の被災者による作品「私とあなたの街」、世界遺産である白神山地を歌った「悠久の森〜My Home Town」など、特定のテーマに沿った歌もリリースしている。最近では愛知万博の最終日に用いられる「HAND IN HAND〜ほしにかえろう」(詞曲: 鈴木重子)を地元都留市の小学生と録音、リリースした。父白井幹也のアコーディオンもたびたびアルバムに顔を出す。

自然保護活動

[編集]

植樹を通じて環境問題を考えようと、1995年から西別川での植樹活動とコンサート、1998年からは2005年にかけて、阪神・淡路大震災で命を落とした人々のため「レクイエムロード」と称して全国を巡り、コンサートを開きつつ6500本のを植える、宇都宮千佳らと共に浅野川の環境保護に取り組むなど、地道な活動を続けている。

愛知万博では他にも、「ざぶん賞~海や水への想いを伝えよう~」(2005年5月5日)のゲストとして出演。甲州軍団出陣が行われた「山梨県の日」(2005年7月20日)にはステージイベントとして、山梨県の自然を紹介する際に歌った。

また1999年林野庁が開催した「森林へおいでよライブ&トーク」に参加。2001年には第20回 九州東海大学 公開セミナー「Let's不思議の地球の交響曲∼シンフォニー・オブ・テラ∼ ∼映像と音楽で地球を語る」[リンク切れ]に出席するなど、パネリストとしても活動している。

著作に「名もなき花へ」(1997年、アバンコーポレーション)がある。

外部リンク

[編集]