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すもうねこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
すもうねこ
ジャンル 相撲漫画、猫漫画
漫画
作者 はすまる
出版社 リブレ出版
レーベル クロフネcomics
発表期間 2010年5月 -2018年5月
巻数 3
テンプレート - ノート

すもうねこ』は、はすまるによる日本の4コマ漫画作品。2010年twitterにアップしたことをきっかけに、web上で連載を開始。2018年5月27日、1173話をもって完結。バックナンバーは自身のホームページ「sumo-neko.com[1]」にて閲覧可能。(2018年5月現在、863話から1173話まで)

あらすじ・概要

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白くて丸い一匹のノラ猫が相撲部屋親方に拾われ…そして数年、稽古ちゃんこ(と昼寝)でネコはグングン成長し、子供たちに大人気の力士となった。

キャッチフレーズは「ほのぼのだけど時に辛口、思った以上に(?)本格的。ネコ初の力士が、角界でくりひろげる奮闘記!」。

2011年5月、リブレ出版より書籍化。2014年NHK教育テレビ青山ワンセグ開発』の8月期エントリー企画のひとつとしてドラマ化。

主な登場人物

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すもうねこ
四股名は「すもうねこたろう」。本名はなし。東京都墨田区出身。こたつ川部屋の親方にスカウトされ(拾われ)て以来、相撲道に邁進。ネコ初の関取として人気を博す。

こたつ川部屋

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こたつ川親方
現役時四股名は「毛玉山大二郎」。最高位は大関。生涯通算成績、812勝842敗。すもうねこを角界に引き込んだ張本人。先見の明と、ネーミングセンスに定評あり。愛娘ササミのことは目に入れても痛くない。
ササミ
こたつ川親方の娘。就職して名古屋に住んでいたが、夢破れて戻ってきた。ねこ関に密かに恋心を抱いている。
まりも海
四股名は「まりも海一美」。先場所の番付大関。角界でも指折りのイケメン力士。頼れる兄弟子でねこ関憧れの人。バツイチのキャバ嬢と結婚、現在2児の父。イヌ派。
豆錦
四股名は「豆錦次郎」。先場所の番付幕下十一枚目。ねこ関の付け人。というよりは飼い主的存在。あまり出世欲がない。
わんぱく山
四股名は「わんぱく山健太」。先場所の番付十両五枚目。こたつ川部屋のムードメーカー。先日さずかり婚し、すっかり尻にしかれているらしい。
味噌ノ山
四股名は「味噌ノ山胸夫」。先場所の番付三段目八枚目。同じく、こたつ川部屋のムードメーカー。ウブで繊細。グラビア(最近は二次元も)好き。
見栄ノ海
四股名は「見栄ノ海孝」。先場所の番付序二段七十五枚目。ねこ関の兄弟子。出世より、合コン重視。
加藤マサル
四股名は「金極道マサル」。先場所の番付十両一枚目。こたつ川部屋の問題児。ねこ関に対し、常に生意気。病弱な母のため、早く強くなりたいとおもっている。中学時代はB組。
辻丸
四股名は「辻丸仁義」。先場所の番付幕下四十七枚目。大の相撲ファンであるパパの影響で角界を目指すが、そのパパが暴力団員のため、入門が危ぶまれた。実は大きな声では言えないが、相撲より料理の方が好きかもしれない。
岩清水くん
四股名は「岩清水遼」。先場所の番付序二段六十枚目。親方の娘ササミに恋するあまり、こたつ川部屋に入門。なかなか太れないし、ササミはデブ嫌いなのが悩みの種。

だるま部屋

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だるま山
四股名は「だるま山しげお」。先場所の番付前頭八枚目。人気も存在感もない。ねこ関の人気がくやしいが、しかしよく一緒に呑みに行く仲。ねこ関のライバル的存在。

尾色毛部屋

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絹乃覇汰
四股名は「絹乃覇汰歌麿」。先場所の番付前頭十六枚目。美を追求する、尾色毛部屋所属。制限時間いっぱいになると、タオルではなく、パウダーをはたく。

その他のキャラクター

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肉森
元こたつ川部屋。現役時四股名は「肉森伊之助」。最高位は幕下五十五枚目。暴力事件が原因で解雇。現在は部屋の近所で焼き鳥屋を営んでいる。
お母さん
ねこ関の生みの親。いつも影からねこ関を見守っている。ロシ子との交際にはあまり賛成ではない様子。
ロシ子
ねこ関の彼女(?)。巡業や地方場所でのお土産を楽しみにしている。最近太った。

単行本

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テレビドラマ

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2014年NHK教育テレビ青山ワンセグ開発』の8月期エントリー企画のひとつとしてドラマ化。初回ダイジェストを含む全4話。当番組の目玉である、レギュラー化獲得には至らなかったが、トーナメント2位と健闘した。なお、本作の演出を行った雫石瑞穂は第31回ATP賞新人賞を受賞した[1]

キャスト

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すもうねこ
声 - 曙太郎
ささみ[2]
演 - 鈴木愛理 (℃-ute)
まりも海
演 - 両國宏
マサル
演 - 脇知弘
犬王
演 - 北村友彦
こたつ川親方
演 - 舞の海秀平
だるま山
演 - チャンカワイWエンジン

スタッフ

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  • その他の出演者 - いそむら智彦[3]
  • スーツアクター - 松井武士
  • プロデューサー - 渋谷未来、東田陽介[4]
  • ディレクター - 雫石瑞穂[4]
  • 制作 - テレパック[4]

エピソードリスト

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#タイトル出典動画
PRすもうねこ ダイジェスト [2]
第1話決まり手はもふり寄り [3]
第2話母に捧げるバラード [4]
第3話いとしの肉球 [5]

脚注

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  1. ^ 第31回ATP賞”. 全日本テレビ番組製作社連盟. 2015年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月15日閲覧。
  2. ^ 原作はカタカナ表記の「ササミ」であるが、ドラマ上ではひらがな表記の「ささみ」となっている。
  3. ^ いそむら智彦 (2014年8月17日). “テレビ出演情報”. いそむら智彦のブログ. 2015年4月15日閲覧。
  4. ^ a b c 青山ワンセグ開発 すもうねこ (バトル2)”. 制作番組・CM. テレパック. 2015年4月15日閲覧。

外部リンク

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