そうかもしれない
表示
『そうかもしれない』は、耕治人の小説及びそれを映画化した2005年の日本映画。老いをテーマにした夫婦の物語である。
映画化作品は第18回東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門で初上映された。2006年9月30日よりシネスイッチ銀座他で劇場公開。
あらすじ
[編集]晩年を穏やかに過ごしていくはずだった夫婦。ところが妻に認知症の症状が現れだす。必死に病と向き合おうとする夫。しかし、その夫も癌で入院することとなってしまう。病を見つめながらの夫婦の愛とは・・・。
原作
[編集]- 「一条の光」「天井から降る哀しい音」「どんなご縁で」「そうかもしれない」
- 『そうかもしれない』1988年 講談社
- 『耕治人全集』第3巻 晶文社 1989 「一条の光」
- 『一条の光・天井から降る哀しい音』1991 講談社文芸文庫(原作四点を所収)
- 『そうかもしれない 耕治人命終三部作その他』武蔵野書房 2006(原作四点を所収)