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烏丸せつこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
からすま せつこ
烏丸 せつこ
生年月日 (1955-02-03) 1955年2月3日(69歳)
出身地 日本の旗 日本 滋賀県大津市
身長 156 cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1979年 -
配偶者 田中寿一1982年 - 2001年
一般人男性(2014年 - )
事務所 ティー・アーティスト
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
映画
海潮音
四季・奈津子
駅 STATION
テレビドラマ
功名が辻
花嫁のれん』シリーズ
受賞
日本アカデミー賞
優秀主演女優賞
1981年四季・奈津子
優秀助演女優賞
1982年駅 STATION
その他の賞
ゴールデン・アロー賞
新人賞

1980年
備考
6代目クラリオンガール(1980年)
テンプレートを表示

烏丸 せつこ(からすま せつこ、1955年2月3日[1][2] - )は、日本女優[3]

滋賀県大津市出身[1][2]中京大学中退[4]ティー・アーティスト所属[1]。6代目(1980年度)クラリオンガール[5]。身長156cm、血液型はA型[1]。「日本人離れしたボディ」で脚光を浴びた[6]

来歴・人物

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1979年に6代目(1980年度)クラリオンガールに選出され、芸能界デビュー、デビュー直後にCF、ポスター等でセミヌードを披露する[7]。あどけない表情と[5]日本人離れしたプロポーションで、当時のグラビアを席捲した[8]

海潮音』に出演し、女優としてのスタートを切る。同時期には五木寛之による『四季・奈津子』の主役・奈津子役で初主演。ファッション史研究の川本恵子は「裸が最高、ファッション不要。肉体そのものが完璧で、それだけで圧倒的に存在感があるから、ファッションなんて必要ない。あのヌード以上に魅力的な衣装なんてない」などと評した[9]

大胆な言動も注目を集め[5]、『サウンドストリート』でラジオDJとしても活動。ビートたけし浜田省吾らとの関係が噂されたこともあった[5][10]

NHK大河ドラマ功名が辻』で明智光秀の妻・槇役を、『南京の真実』では広田弘毅夫人・広田静子役を演じ活動を再開。2014年には『ジュリエット通り』で本格的な舞台に初出演[4]2020年に出身地の滋賀県を舞台とする『スカーレット』でNHK連続テレビ小説に初出演した[11][13]

私生活では、1981年の『駅 STATION』で知り合った[14]、自身の所属事務所の社長で映画プロデューサーだった妻子[注 1]ある田中寿一と、不倫の末、1982年に結婚。1983年、1990年に女子を出産[15]

しかし田中が事業を失敗し、7億5000万円の借金を作ったため、1992年に2人が自己破産の申し立てをしていることが報じられた[16]2001年に離婚[15]

共通の知人を通じて知り合った2歳年下の大手レコード会社社員のディレクターと2014年6月10日に婚姻届を提出[8][17]

出演

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映画

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テレビドラマ

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情報番組ほか

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舞台

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ディスコグラフィ

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※ すべてアポロンより発売。

※ 一部の曲がオムニバスアルバムに収録されている例はあるが、未CD化。

シングル

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発売日 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番 備考
1981年10月21日 A JINX(ジンクス) 康珍化 岡本一生 戸塚修 AY07-1 日清「イタリアンヤキソバ」イメージ・ソング
B Big Birdを待たないで 東陽一 荒木一郎 井上鑑
1982年 A キャット・ウォーク 康珍化 亀井登志夫 後藤次利 AY07-3
B 夢ばなれ 篠塚満由美 TEmPA
1984年11月21日 A 流されて 竜真知子 滝沢洋一 大谷和夫 AY00-001S
B FLAPPER DANCE 伊藤薫

アルバム

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発売日 規格 規格品番 アルバム
1981年11月 LP AY28-1 キスミー Kiss Me
No. タイトル 作詞 作曲 編曲
A 1 Rock' Roll Doll 浜田省吾 戸塚修
2 How Are You 実川俊 井上鑑・実川俊
3 Everything 下田逸郎 井上鑑
4 Woo-ha Woo-ha 実川俊 井上鑑・実川俊
5 Jinx(ジンクス) 康珍化 岡本一生 戸塚修
B 1 いつとはなしに.. 来生えつこ りりぃ 戸塚修
2 Kiss Me 下田逸郎 井上鑑
3 Big Birdは待たないで 東陽一 荒木一郎 井上鑑
4 冷たい窓 来生えつこ 荒木一郎 戸塚修
5 バラード 浜田省吾 戸塚修

オムニバスアルバム

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  • JーPOPヒットパレード7 80-82 ベスト・ヒット・セレクション(1998年10月25日、ダブリューイーエー・ジャパン、WPC7-8557)- 「Jinx(ジンクス)」を収録
  • R40’S 本命 魅惑の女優たち(2013年5月8日、徳間ジャパンコミュニケーションズ、TKCA-73899)- 「Jinx(ジンクス)」を収録

写真集

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  • マノン(1981年、KKベストセラーズ)
  • 平凡パンチ臨時増刊(1985年、マガジンハウス

脚注

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注釈

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  1. ^ 妻は東宝女優・沢井桂子[14]

出典

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  1. ^ a b c d 烏丸せつこ”. T-artist. 2020年1月6日閲覧。
  2. ^ a b 烏丸せつこ - 略歴・フィルモグラフィー”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2017年4月16日閲覧。
  3. ^ 烏丸せつこ”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年4月16日閲覧。
  4. ^ a b “烏丸せつこ、再婚同士の熟年婚!お相手は2歳年下レコード会社社員”. SANSPO.COM (産経デジタル): p. 3. (2014年6月18日). https://www.sanspo.com/article/20140618-AUCDEXWTYNITXHYZMUHFY7EEQM/3/ 2020年1月10日閲覧。 
  5. ^ a b c d アサヒ芸能 (徳間書店) (2011年11月3日号): 37. 
  6. ^ 烏丸せつこ「なんか古くない?」「くっさー」「キモッ」主演作めった切り”. 日刊スポーツ (2021年12月25日). 2021年12月25日閲覧。
  7. ^ 週刊アサヒ芸能 2012年6月28日特大号 「熟女」の誕生とそれから
  8. ^ a b “59歳 烏丸せつこ結婚 2歳下の大手レコード会社社員と”. ZAKZAK (産経デジタル). (2014年6月18日). https://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20140618/enn1406181147013-n1.htm 2017年4月16日閲覧。 
  9. ^ 週刊朝日』1981年9月18日号 川本恵子「裸が最高、ファッション不要の烏丸せつこ」、p.139
  10. ^ 週刊朝日 (朝日新聞社) (1981年10月30日号): 145. 週刊朝日 (朝日新聞社) (1982年1月29日号): 126. 
  11. ^ a b “滋賀県出身の烏丸せつこ、ご当地『スカーレット』で朝ドラ初出演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年1月9日). https://www.oricon.co.jp/news/2152835/full/ 2020年1月10日閲覧。 
  12. ^ 小池アンリ役・烏丸せつこさんインタビュー - NHK連続テレビ小説「スカーレット」 2020年2月22日
  13. ^ 本人は、かつて連続テレビ小説のヒロインオーディションに計2回応募し、その『マー姉ちゃん』(昭和54年度前期)と『鮎のうた』(昭和54年度後期)、どちらも最終選考まで残ったと明かしている[12]
  14. ^ a b 週刊新潮 1982年10月28日号 「烏丸せつこの『虜』になった四十八歳」、p.120
  15. ^ a b 元巨乳クラリオンガール 自己破産で自宅差し押さえの過去”. NEWSポストセブン. 小学館 (2010年12月27日). 2017年4月16日閲覧。
  16. ^ 34年ぶり主演映画の「烏丸せつこ」 元夫の逮捕、自己破産を乗り越えた波乱万丈人生(3ページ目)”. デイリー新潮 (2021年12月30日). 2024年9月21日閲覧。
  17. ^ “烏丸せつこ、再婚同士の熟年婚!お相手は2歳年下レコード会社社員”. SANSPO.COM (産経デジタル): p. 2. (2014年6月18日). https://www.sanspo.com/article/20140618-AUCDEXWTYNITXHYZMUHFY7EEQM/2/ 2020年1月10日閲覧。 
  18. ^ 中村獅童、笑撃のビジュアル公開!宮藤官九郎の地獄ファンタジーで怪演”. シネマトゥデイ (2015年12月2日). 2015年12月2日閲覧。
  19. ^ "和田聰宏、大東駿介、山口紗弥加、藤原季節、宇野祥平ら、菅野美穂主演『明日の食卓』出演". Real Sound. blueprint. 2 March 2021. 2021年4月9日閲覧
  20. ^ 奥野瑛太が“死体役”に!? 唐田えりかがヒロイン『死体の人』公開”. cinemacafe.net. 2023年2月2日閲覧。
  21. ^ 死体の人:作品情報”. eiga.com. 2023年2月2日閲覧。
  22. ^ 吉沢亮×呉美保「ぼくが生きてる、ふたつの世界」初映像、新キャストに忍足亜希子ら”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年4月23日). 2024年4月23日閲覧。
  23. ^ 吉沢亮主演『ぼくが生きてる、ふたつの世界』公開日が9月20日に決定 7点の新場面写真も”. リアルサウンド映画部. blueprint (2024年6月2日). 2024年6月2日閲覧。

外部リンク

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