それゆけ!タイガース
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それゆけ!タイガースは、1980年5月7日から数年間、朝日放送で放送された阪神タイガース主催ホームゲームの録画ナイター中継の題名である。
概要
[編集]朝日放送では原則として毎週水曜日と日曜日に阪神甲子園球場などで行われる主催試合の地上波テレビ中継の放送権を独占しているが、テレビ朝日制作の番組編成の都合によりナイター中継を生放送できない場合、1979年以前は不定期かつ散発的だった深夜録画中継を、1980年から正式に番組枠として編成することになった(出典:『朝日放送の50年』、250ページ、Ⅲ・資料編、朝日放送株式会社)。
正式な番組名は「(司会者名)のそれゆけ!タイガース」。番組開始当初は落語家・桂春蝶が、1984年 - 1985年ごろは道上洋三アナウンサーと、熱狂的阪神タイガースファンの著名人が司会を担当していた。1986年から本格的にサンテレビ、KBS京都とのトップ&リレーナイターや日曜日の完全中継実施(これも朝日放送制作)に伴い当番組は消滅し、再び録画中継は不定期放送となった。
同じく朝日放送に優先権のあった、藤井寺球場・日本生命球場などでの近鉄バファローズ主催試合も録画中継を行うことがあったが、こちらは1996年時点で『Buffaloes MIDNIGHT ナイター』の番組名があった。
近年の放送実績
[編集]『それゆけ!タイガース』ではない(『スーパーベースボール〜虎バン主義〜』として放送)が、録画放送が行われた。2007年・2011年7月を除き朝日放送が放映権を所持している消化試合で、かつサンテレビで差替不能の生放送のテレビショッピングが編成されている場合に録画中継となる傾向にある。
- 2007年(1試合放送)
- 2011年(2試合放送)
- 2013年(1試合放送)
- 2014年(1試合放送予定→生放送に変更→のち1試合放送)
- 8月10日(日曜日) 対広島戦(京セラドーム大阪)放送時間:翌11日深夜2時23分 - 3時51分→当日13時55分から16時=最大17時25分まで延長の生中継→さらに試合開始時間変更に伴い15時20分から17時25分の生中継に変更(解説:吉田義男・有田修三、実況:中邨雄二)
- 朝日放送が第96回全国高等学校野球選手権大会のテレビ中継を実施する予定であるのと、サンテレビも編成の都合により中継枠を確保できなかったために当初録画中継とする予定だったが、台風第11号の影響に伴い、8月9日・10日の開催を取りやめたため生中継に変更された(当初雨傘番組扱いだったためか、ビジター側地元局の広島ホームテレビでは『カープ応援中継“勝ちグセ。”』の番組名での自社での独自実況[1]による広島県ローカル向けの生中継が編成できなかった)。
- 9月30日(火曜日)対DeNA戦(阪神甲子園球場)放送時間:翌10月1日深夜1時39分 - 3時09分(解説:福本豊・実況:山下剛)
- 8月10日(日曜日) 対広島戦(京セラドーム大阪)放送時間:翌11日深夜2時23分 - 3時51分→当日13時55分から16時=最大17時25分まで延長の生中継→さらに試合開始時間変更に伴い15時20分から17時25分の生中継に変更(解説:吉田義男・有田修三、実況:中邨雄二)
- 2017年(1試合放送)
- 9月25日(月曜日)対DeNA戦(阪神甲子園球場)放送時間:翌9月26日深夜2時26分 - 3時41分(解説:湯舟敏郎・桧山進次郎、実況:山下剛)
- 元々は4月26日に朝日放送(サンテレビ〈トップ&リレー〉・KBS京都〈リレー中継〉)で放送される予定だったが、雨天中止となったためこの日に延期。阪神のリーグ優勝(クライマックスシリーズには進出)が消滅したうえに、サンテレビ・朝日放送とも編成の都合で生中継ができなかったため。
- 9月25日(月曜日)対DeNA戦(阪神甲子園球場)放送時間:翌9月26日深夜2時26分 - 3時41分(解説:湯舟敏郎・桧山進次郎、実況:山下剛)
脚注
[編集]- ^ 当時の同局の中継では、解説は北別府学・前田智徳のいずれかまたは両方が、実況は榮真樹・松藤好典・廣瀬隼也のいずれかが担当していた。また阪神甲子園球場および京セラドーム大阪への乗り込みか、自社スタジオからのオフチューブかはその時々により異なっていた。
関連項目
[編集]- スーパーベースボール(テレビ朝日系列)
- サンテレビボックス席(サンテレビ)
- ビデオナイター・ゴーゴードラゴンズ(名古屋テレビ=終了)
- 朝までファイターズ(北海道テレビ)
- 虎バン(朝日放送テレビ)
- ABCフレッシュアップベースボール(朝日放送ラジオ)