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どっちにするの。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
どっちにするの。
監督 金子修介
脚本 金子修介
原作 赤川次郎『女社長に乾杯!』
製作 藤峰貞利
製作総指揮 周防郁雄
出演者 中山美穂
風間トオル
宮沢りえ
真田広之
音楽 川﨑真弘
主題歌 中山美穂Virgin Eyes
撮影 高間賢治
編集 冨田功
製作会社 バーニングプロダクション
サンダンスカンパニー
配給 東宝
公開 日本の旗 1989年8月26日
上映時間 100分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 8億円[1]
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どっちにするの。』は、1989年に公開された、バーニングプロダクションサンダンスカンパニーの製作の映画である。赤川次郎小説『女社長に乾杯!』が原作。監督は金子修介中山美穂主演作品。

宮沢りえは今作で第2回日刊スポーツ映画大賞の新人賞を受賞した[2]


ストーリー

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アメリカに本社があるおもちゃ会社に勤めるOLの伸子(中山美穂)は、デザイナー志望の同僚・丈彦(風間トオル)達と平凡な毎日を送っていたが、ある日突然会社が倒産するという噂が広まり、社内の全体会議ではコンピュータのミスが原因で同僚の純子(伊藤智恵理)が社長となり、伸子が副社長、そして専務には万年係長の北林(小林克也)が抜擢されてしまった。そしてそれは、会長の孫娘・波子(宮沢りえ)とヤング・エグゼクティブの山本(真田広之)を交えた恋の幕開けでもあった…。  

キャスト

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スタッフ

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製作

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企画はサンダンス・カンパニーの古澤利夫(藤崎貞利)[3]詳細は『それから』を参照)。『快盗ルビイ』で小泉今日子の魅力を引き出した実績により、バーニングプロダクション周防郁雄社長から古澤に「中山美穂ありきで何か面白いものを作ってもらえませんか」と依頼があった[4]。製作費はバーニングプロダクションが全額出資した[4]。監督の金子修介はアイドルオタクという理由での抜擢[4]。監督の金子によると、当初は中山と工藤静香が共演する企画であったが、脚本の完成後、工藤が諸事情により出演できなくなったため、工藤の代役を伊藤智恵理が務めた。中山が副社長役なのはそのためであるという[5]

脚注

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  1. ^ 「1989年邦画3社<封切配収ベスト作品>」『キネマ旬報1990年平成2年)2月下旬号、キネマ旬報社、1990年、176頁。 
  2. ^ “宮沢りえ堂々主演賞「志高く」/映画大賞”. nikkansports.com. (2014年12月4日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp1-20141204-1404352.html 2014年12月5日閲覧。 
  3. ^ 古澤利夫『映画の力』ビジネス社、2019年、393-398頁。ISBN 9784828420769 
  4. ^ a b c 『映画の力』、407頁。
  5. ^ 「監督列伝90's 金子修介インタビュー」『アイドル映画30年史』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2003年11月16日、193頁。ISBN 4-89691-764-2。C9474。 

外部リンク

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